どーも。ジビエ肉や皮を廃棄したくない会代表の自然人タカ(@viatortaka)です。
鹿とイノシシはここ数十年でかなり増えた。
全国のイノシシの個体数は1989~2011年度までの捕獲数を用いて推定を行ったところ、全国のイノシシの個体数は、中央値で88万頭(2011年度)となった。
全国のニホンジカ(北海道除く)の個体数は1989~2011年度までの捕獲数を用いて推定を行ったところ全国のニホンジカ(北海道除く)の個体数は、中央値で261万頭(2011年度)となった。
11年度のイノシシの個体数は約88万頭で20年前の約3倍。ニホンジカ(北海道を除く)は約261万頭と約7倍に増え、このままでは、25年度に約500万頭までさらに倍増する見通しらしい。
鳥獣による平成26年度の農作物被害については被害金額が191億円と言われており、増えている鹿やイノシシを減らせ減らせと税金を投入している。90%を超えるほとんどの鹿やイノシシは殺したあとに埋められているのが現状だ。
殺すなら食べた方がいいのではないか、というもったいない精神が狩猟への興味に加わり、田舎暮らしを始めて狩猟免許を取得した。2016年には初めて自分で鹿を獲ることができ、地域の解体の手伝いも合わせて鹿肉や猪肉はよく食べる。友人らに振る舞ったりすることで自分の周りだけでも捨てられる肉を少しでも減らそうと活動中。
そんな中で捨てている皮もどうにかならないかと協力を求めるブログ記事を書いた。レザークラフトを自分でやってみても良かったんだけど、プロと協力できる可能性を探りたかった。
・【活用法求む】イノシシの皮をなめして革にした!一緒に何かプロジェクトやりたい人いませんか?
獣害に悩まされる地域で猪や鹿を獲る。肉は食べるし、皮も活用したい。革をなめすところを僕がやり、加工とデザインを”YOU”がやる。販売は一緒にやればいいんじゃないかな。みんなで協力してやれば怖くない。目指せブランド化!!!
一緒にできる人募集なり。もしくは組んだら面白くなりそうな方がいたら紹介してください。そのほか別の素敵アイディアがあれば教えてください。
幸せなことに革細工をされている方が会いにきてくれたり、革細工をしている方を紹介してくださる方もいた。
そんな中で名古屋でmojaというブランドで革製品の制作販売をしている家田祐司さんに製品化をしてもらえることになった!!!
愛知県新城市のイノシシの皮を製品に。写真で紹介。
染めていない革を財布と小銭入れに。
シンプルな作りの財布。お札を入れた様子がこちら。せっかくなんでチェゲバラ札とタンザニアシリング札を入れてみた。「レアお札」は一枚1000円で売ります。(※数に限りあり)
カードは3ヵ所入れるところがある。それぞれ2~3枚いれてもかなり薄い仕様になっており、すっきりした感じが好きな人にはうってつけ。
小銭はチャック付のものが財布にぴったり入るよう別にある。小銭入れを持ち歩く人は使わなくてもいいし、釣りなんていらねえって人も持ち歩かなくてよいのが特徴。下の写真のセットで25000円税込。
三角形の小銭入れはまた別。
鍵につけたりするのがいいような気がする。そのためのリングも付けてある。4000円税込。
革製品は使えば使うほど馴染んでいい塩梅になってくるはず。イノシシの革の製品は珍しいし、いかがでしょう?今回の革では財布は多くても3つしか作れないので、興味ある方は早めに連絡を。
誰も買わなければ僕が買って使います笑
では最後に関連エントリーと狩猟関係の本や漫画の紹介をしておしまいにしよう。
・猟師になるには?狩猟免許取得にかかった費用(愛知県・罠猟)
・僕が狩猟を始める理由
ぼくは猟師になった
新潮社 (2012-11-28)
売り上げランキング: 2,966
千松さんは狩猟サミット2014の講師。
狩猟サバイバル
感想を書いたよ!
マタギ 矛盾なき労働と食文化
2013年に読んだ160冊の中から選ぶおすすめ本ランキングの15位。
山賊ダイアリー
こちらも感想を書いたよ!
・狩猟漫画の山賊ダイアリーとブログちはるの森が面白くてかなわん!!
ちゃお!
猪と鹿の革製品化プロジェクト記事
捨てられていた猪や鹿の皮の製品化に成功し、ふるさと納税の返礼品にもなった話。
興味があれば合わせて読んでみてください。
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