どーも。アナログゲームを普及する会代表のボードゲームマスター「タカ(@viatortaka)」です。
ボードゲームどはまりして5年目。愛知県新城市に引っ越してからは新城市でのボードゲーム普及活動をしており、今週末には農業のボードゲーム「アグリコラ」の大会を開催予定。
・アグリコラ勝手に日本一決定戦+研究会の概要(弱虫ペダル風な大会予定)
新城市にはボーリング場やカラオケがない!と若者が叫ぶが、娯楽が少ないところこそボードゲームが活躍する出番である。人が集まれば楽しめる、顔と顔を合わせて仲良くなるアナログなゲームこそ逆に今の時代に求められている。市場は拡大しており、売上も年々増加している。
2017年11月1日のテレビ東京のニュース番組WBS(ワールドビジネスサテライト)でもボードゲームが取り上げられていた。
ボードゲームカフェはどんどん増えており、ボードゲーム人口が急増加していることを感じる。実際ぼくも東京のボードゲームカフェに行ってみた。
・勝間和代さんプロデュースのカフェ&ボードゲーム 「ウィンウィン」を潜入調査!
・渋谷のボードゲームカフェ「ジェリージェリーカフェ(JELLY JELLY CAFE)」に行ったみた!
逆に名古屋や東京から新城の田舎の我が家にボードゲームをやりに来る人もたくさんいるし、実は新城市でもボードゲームが流行り始めている。
若者議会がまちなみ情報センターでボードゲームイベント
新城市には若者議会という、20名の若者が政策を立案して市長に答申するという活動がある。その1つにJR飯田線新城駅から徒歩3分くらいの場所にまちなみ情報センターをより多くの人に使ってもらう政策があり、定期的にボードゲームを活用したイベントが開催されている。
僕も参加したことがあるのだが、若者が中心とはいえ40代から60代の方も一緒に楽しんでいた。ボードゲームは世代を超えることを実感した次第である。
まちなみ情報センターではボードゲームの貸し出しを行っているので、新城市在住の方は是非あそんでみて欲しい。
また、まちなみ情報センターでボードゲームをもっとやってまちを盛り上げていこうという若者もいるみたいなので、彼らの活動にも多いに期待したいところ。
ボードゲームを図書館で使う取り組みも広がっている
東大阪の図書館ではボードゲームをする日がある。以下がニュース記事なので読んでみて欲しい。
・東大阪の図書館でボードゲーム 米国発の取り組み、世界各地に広がり
ボードゲームを使った遊びを通して論理的思考力や幅広いコミュニケーションスキルを学習することを目指し実施する同イベント。アメリカ図書館協会が2008年から毎年11月の第3土曜日を「インターナショナル・ゲームズ・デー」と定め、世界各国の図書館で同日にゲームをするイベントを開催しており、2015年には米国内で2157館、8万6280人が参加。同イベントは、オーストラリア図書館協会などとの連携により、世界各地に広がりを見せている。
同館では今年の夏休み期間に、学習室の提供などを行う取り組み「もっと図書館開放!」の一環として、館内の一室を囲碁や将棋、ボードゲームなどレクリエーションができる部屋として開放。約3週間実施し、徐々にボードゲームを楽しむ光景が見られるようになったことから、今回のイベントを企画した。アメリカ図書館協会では今年から、10月29日~11月4日を「インターナショナル・ゲームズ・ウイーク」と定め、ボードゲームイベントの実施を呼び掛けており、同館でも同ウィークの初日にイベントを開催する。
当日は、無人島を舞台に開拓競争をする「カタンの開拓者たち」や、タイルを並べて地形を作る「カルカソンヌ」、お化けから逃げる「ミッドナイトパーティー」など、小学生以上で家族や初めて会った人同士でも楽しめる16種類のボードゲームを用意。各ゲームに参加者が集まり次第、随時開く。
「図書館にボードゲーム?と思う方も多いかもしれないが、本や情報と利用者をつなぐ役割を持つとともに、地域のコミュニティーとしての役割を持つ図書館とは意外と親和性が高い。欧米の図書館では古くからゲーム関係のサービスを行っている」と調査相談課課長の柴田英明さん。「初めての方からゲーム通の方まで歓迎。興味を持った方はのぞいてみてほしい」と参加を呼び掛ける。
書いてある通り、ボードゲームを使った遊びを通して論理的思考力や幅広いコミュニケーションスキルを学習できるのだ!!!
事実ボードゲームは教育現場でも取り入れられてきている。
・ドイツボードゲームの教育利用の試み(pdf)
・知的・発達障害のあるお子さんに「カタン」で療育したケース
ボードゲームをただの遊びと捉えるのではなく、コミュニケーションや教育方法の1つと捉えることで視野が広がる。
ボードゲームデザイナーとして年収1000万プレイヤー
当たり前の話だが、ボードゲームは誰かが考えて作っている。いわゆるゲームデザイナーだが、ドイツでは作家と呼ばれる。ボードゲーム作家。
この職業、売れるゲームが作れるなら年収1000万円を超える。
若者議会からボードゲームの活用が提案されたことも踏まえ、新城市をボードゲームの街にしていく。多くの新城市民がボードゲームで繋がり、学び、人を呼び込む。ボードゲームでまちおこしである。
その先にはボードゲーム作家を輩出し、ボードゲームの作り手とボードゲーマーが交流できる街となっていく。素敵な未来。
最後に僕がおすすめするボードゲームを紹介しよう。
・ボードゲームはより良い人間関係を築くことが可能!初めての方におすすめのものは?
・おすすめボードゲームランキングベスト50!【レビュー・面白い・人気・2017年】
ぜひぜひボードゲームを手に取ってみて欲しい。新城在住の方なら、まちなみ情報センターでボードゲームをやってみて欲しい。
ちゃお!
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