ボードゲームにはまって7年。未だボードゲームに飽きる気配はない。
ボドゲ仲間には恵まれており、数百のボードゲームを楽しんできた。タカハウスには30ほどのボードゲームがあるが、それは厳選に厳選を重ねたものたち。
20のゲームを遊ばせてもらって、1を買うか買わないかという割合である。
ボードゲームをやったことない人たちが頻繁に遊びに来るので、どんな人も楽しめるラインナップが揃った。
当記事では、僕の7年のボドゲ人生における「ボードゲームをはじめてやる人と一緒に遊ぶときのためのボドゲリスト」の結論を書きたい。
ボードゲームの世界へようこそ!というためのボードゲームは、たくさんあれば良いというものではない。
面白いと思ってもらえるボードゲームを厳選するべきであり、こんなゲームもあるのねと目を輝かせてもらいたい。
選び抜いたおすすめのボードゲームは10。ボードゲームの世界をはじめて歩いてもらう必要最小限の量。
これから紹介する10のボードゲームを用意しておけば、ボードゲームって面白いねと言ってもらえること間違いなし。
注意して欲しいのは、10のボードゲームを全部やってもらうわけではない。反応を見ながら選んで出すのだ。その最低限の引き出しとして10のボードゲームが必要なのである。
3つに分類して紹介する。
・頭を使う系のボードゲーム2つ
・ちょい重のわいわい系ゲーム2つ
基本的には軽いもの6つで反応を見て、後半に紹介する4つから遊ぶものを選ぶ。
みんなでわいわい楽しめる軽いボードゲーム6選
ルールは簡単、人数に柔軟性あり、短時間で終わるものから30分くらいかかるものまで、みんなでわいわい楽しめるボードゲームは数種類必要。
面白さの種類が違うもので揃えてあると、そのメンバーがはまるものが1つはあるのでおすすめ。以下の6つのゲームがあれば、特定の人が勝ち続けることはなく、誰もが好きなゲームを見つけることができるはず。
【プレイ人数】3~8人
【プレイ時間】10分
まず間違いなく楽しめるのが犯人は踊る。3人から8人まで対応しているのも素晴らしい。
カードの説明は犯人と探偵とアリバイのみに留め、すぐにゲームを始めるようにしている。そうするとルール説明は2分ほど。
【プレイ人数】2~6人
【プレイ時間】15分
ペンギンパーティーは、トランプの7並べに近い感じの頭を使うゲーム。頭を使う系でシンプルなので、これが面白いと言うメンバーかどうかを確かめている。
全員が楽しめているようなら、後に紹介する「宝石の煌き」や「カタン」等の頭を使う系のゲームへ進んでも良い。
【プレイ人数】2~6人
【プレイ時間】15分
ハゲタカのえじきはお互いの心理を読み合うゲーム。心理系のゲームもあるけど、やってみよう!と誘ってみよう。
ボードゲームがはじめての人にはいろいろな種類をやってもらいたいし、シンプルながら奥深い世界を伝えられるので、ラインナップには不可欠。
【プレイ人数】4~8人
【プレイ時間】15分
インサイダーはお題に対してYES、NOのみで答えられる質問をしていき、お題を見つけるゲーム。お題を見るけることも楽しいのだけれど、そこでゲームは終わらない。
しかし、実は1人だけお題を知っているインサイダーがいる。そのインサイダーをみんなで当てるのだ。協力しながらも、疑う。隠匿系ボードゲームの醍醐味が詰まっている。
【プレイ人数】2~8人
【プレイ時間】5分
狩歌は歌でかるたをするゲームで、アクション系のボードゲームに該当する。
それぞれが好きな曲を流すので、それ自体が楽しいし、場の雰囲気が明るくなる。眠たい時間帯にもおすすめ。
【プレイ人数】6~10人
【プレイ時間】30分
お邪魔ものはドワーフとなって炭鉱を掘っていき、お宝を見つけるゲーム。
みんなで協力してお宝を探していくのだが、実はお邪魔ものが混ざっている。お邪魔ものをいち早く見つけ出し、邪魔されないようにしながらお宝を見つけ出すのだ。
逆にお邪魔もの側は、ばれないようにさりげなく、タイミングによってあからさまに、妨害してお宝を見つけるのを阻止する。
その駆け引きが病みつきになる。
頭を使う系のボードゲーム2選
頭を使う系のボードゲームこそ、やはりボードゲームの王道。ボードゲーム初心者の方と遊んだあとは、どのボードゲームが面白かったと聞くことにしている。
「頭を使うゲームは苦手なんだよね・・・」と言っていた人も、最終的には以下の2つが一番面白かったということが多い。
【プレイ人数】2~4人
【プレイ時間】30分
宝石の煌きは、宝石を使ってお買いものをしていくゲーム。余分な情報をそぎ落とし、究極のゲーム性が実現した。
頭を使うゲームの王道なので、ペンギンパーティーをクリアした人は宝石の煌きへ。
【プレイ人数】3~4人
【プレイ時間】60分
世界で2,000万個以上売れているメガヒットボードゲーム。カタン島というところを開拓していくゲームで、頭を使うところに「交渉という要素」が含まれる。
あーだこーだやり取りできるのが楽しく、面白かったゲームを聞くとカタンか宝石の煌きを挙げる人が多い。
頭を使うゲームを2つ用意しておくのは、5人以上いるときに対応できるようにする意味もある。はまった人だと、この2つを一晩やり続けるのは余裕であり、だからこそ十分となる。
ちょい重のわいわい系ゲーム2選
はじめに紹介した6つの軽いゲームとは同じわいわい系統のゲームだけど、もう少しボードゲームっぽくて時間がかかるものを用意しておきたい。
【プレイ人数】3~6人
【プレイ時間】30分
ディクシットは共感力を問うゲーム。さまざまな意味を含む絵柄のカードに対し、1人の語り部役がお題をつける。
そのお題に対して全員がカードを出し、共感を集めていく。その塩梅が良い感じにできており、毎度よく盛り上がる。
【プレイ人数】2~6人
【プレイ時間】30分
ファウナは動物クイズゲーム。世界地図のボードを広げ、実在する動物をお題にしてクイズをする。
どこに住んでいるか?どのくらい大きさか?重さか?といった項目で、クイズを繰り返す。最終的に点数が高い人が勝ちである。
知らない動物がほとんどなので、知識量で戦うことにはならない。ボードゲームっぽいゲームであり、万人が楽しめる超優良ゲームだと思う。
まとめ
僕の周りでボードゲームがブームになっている。
そこに貢献しているし、これからも貢献し続けたいと思っている。この記事を書いたのも、そう思っているから。
ボードゲームにはたくさんの喜びをもらったので、少しずつ返していきたい。自作もしたい。
最後に僕のボードゲームランキング記事を紹介するけれど、今回の初心者を楽しませるリストとはまったく違う。良かったら見て欲しい。
ちゃお!
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