どーも。アナログゲームを普及する会代表のレビュー侍「タカ(@viatortaka)」です。
ボードゲームにはまって3年。いつか自作のボードゲームを世に出す夢を持ちながら、日々ボードゲームを楽しんでいる。自分ではそれほど多くのボードゲームを買う予算はないが、幸いなことに友人に恵まれて毎回新しいボードゲームを楽しませてもらっている。
人気のものやメジャーなものからマイナーなものまで様々。数百の単位でボードゲームを所有している仲間が心強い。うちにあるボードゲームの数も増え続けるばかり。
最近はボードゲームの話題が増えてきたように感じる。田舎暮らしを始めた我が家に遊びにきた友人らも、結構な頻度でボードゲームをやりたがる。
始めてドイツ年間ゲーム大賞に日本のゲームがノミネートしたのは今年。それはグランディング社の街コロというゲームだ。
ボードゲーム業界に良い風が吹いている。その風を感じながら、僕が面白いと感じたボードゲームのベスト35をランキング形式で紹介したい。
35位 ゲット・ビット Get Bit!
対象年齢 :7歳以上
プレイ時間:20分程度
プレイ人数:3-6人
各自が1~7までの数字を持ち、1枚を伏せて場に出す。数字が大きい人から前に整列していき、一番後ろの人がサメに四肢を喰われていく。ただ数字がバッティングすると動けないのがポイント。
人体コマの身体が1つずつ喰われていくコンポーネントが素敵。心理戦となる読み会いが面白く、さくっと盛り上がるのが好き。
34位 ワンナイト人狼
プレイ人数:3~7人
プレイ時間:10分
対象年齢:10歳以上
人狼のワンナイトバージョン。人狼と比較すると少人数かつ短時間でできるのが魅力。また場所をとらないので持ち歩きにも便利。
7人まで楽しめる上にかさばらないので、合宿とかに持っていくのによさげ。
33位 ごきぶりポーカー
プレイ人数:2-6人
プレイ時間:20分
対象年齢:8歳以上
嫌われ者カードのコウモリ、蝿、ネズミ、さそり、ゴキブリ、カエル、蜘蛛、カメムシ。スタートプレイヤーはそのカードを伏せたまま嫌われ者の名前を宣言し、誰かに渡す。受け取る人は黙って受け取るか、うそか本当かをダウトするという二択がある。
非常にシンプルだが、なかなかに面白くて盛り上がる良ゲーム。子供と一緒にやるのも良さそう。
32位 ファミリア
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プレイ人数:1~2人
プレイ時間:30分
対象年齢:10歳以上
◆
カードゲームなのでかさばらず、2人で旅するときのお供。
4種類のギャングのレベルをうまくあげていきポイントを稼ぐ。そのバランス具合が良く、繰り返し遊びたくなる。相手の戦略を見極めつつ、自分の勝利を勝ち取るのだ。
31位 ダイスデビル Dice Devils
売り上げランキング: 415,436
プレイ人数:3~6人
プレイ時間:30分
対象年齢:8歳以上
デビルとダイスを使ってわいわい盛り上がる系。それぞれ特殊能力を持っているデビルの中でサイコロを振る。その出目を見て、欲しいお宝(トークン)を指差すのだ。ダイスの目によって取れそうなものを差すのがポイントで、他の誰も欲しがらなければ無条件でトークンゲット。
ダイスの目に自信があれば一番欲しいものをとればよい。取りあいになったときにダイスの目で勝てば、デビルを交換できるのも良いシステム。人数が多い方が盛り上がる!
30位 漢コレ!
漢コレ! |
プレイ人数:4~8人
プレイ時間:30分
対象年齢:9歳以上
漢字のつくりの方がプレイヤーに配られる。部首が場におかれ、早い者勝ちでオリジナルの漢字を作って読みあげていく。それが面白ければポイントがもらえる。
勝ち負けを厳密に争うというより発想力で笑い合うゲーム。ときおり神が舞いおりて大爆笑となる。子供の頭にもいい刺激になりそう。
29位 エセ芸術家
プレイ人数:5~11人
プレイ時間:20~30分
対象年齢:8歳以上
出題者がテーマを宣言するが、プレイヤーの1人だけはお題が分からない。お題が分かる人はお題が分からない人に伝わらないような絵を書き、お題が分からない人は分かっている振りをして書く。
毎回個性あふれる絵ができあがるのが楽しいし、なんだか緊張感がある。色違いのペンと紙さえあれば出来るので、人がいるけど手持ち無沙汰のときに遊ぶのもあり!
28位 バトルシープ
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:20分
対象年齢:7歳以上
盤面が毎回変わる陣取りゲーム。上の写真のタイルは分かれており、順番に好きなように置いていく。
その上に羊のコマを置き、陣取りを開始。他の人の手を読みながらコマで陣地をマスを埋める。ルールが非常に簡単な割に奥深く、短時間で終わるのが素晴らしい。軽いゲームをやりたいときに重宝する。
27位 デウス
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:75分
対象年齢:10歳以上
毎回違う盤面の中で、カードを引き、そのカードを使ってポイントを集めていく。
カードの回転速度が早いので、カード運にそこまで左右されない感じがするのがミソ。手持ちのカードから戦略の方向性を見い出して回していく。ゲームバランスは良さそう。
ちょいと重た目のゲームをやりたい気分のときにどうぞ。
26位 コヨーテ 日本語版
プレイ人数:2~10人
プレイ時間:15~30分
対象年齢:10歳以上
インディアンポーカーのように自分の手札を頭に持っていく。自分だけ自分の手札が見えないのだ。
そんな中で全体の合計値を順番に言っていく。前の人よりも大きい数字を言わなければならず、前の人がすでに合計値を上回る数を言っていると思えばコヨーテと叫ぶ。
「×2」や「?」や「max→0」があるのがポイントで、そのあたりの塩梅を含めつつ読み合う。チキンレースがどきどきする。青空の下でやるのも気持ちいい。
25位 いかさまゴキブリ Mogel Motte
プレイ人数:3~5人
プレイ時間:20分
対象年齢:7歳以上
自分が苦手なのでそこまで好きではないが、ゲームとしてはめちゃくちゃ面白いと思っている。
基本的には手札を順番に処理していくのだが、手札を隠すことができる。場に1人いる監視員の目をかいくぐれば手札をどんどん減らせるのだ。
いかさまの嵐が吹き荒れる中でゲームが進行していくので緊張感が半端ない。監視員の目を盗んでどんどん手札を捨てるのだ。あっという間に勝利である。
24位 キャット&チョコレート
売り上げランキング: 3,918
プレイ人数:3~6人
プレイ時間:20分
対象年齢:8歳以上
カードにはお題と使うアイテムの数が示される。手持ちのアイテムを使ってお題にあったストーリーを発想し、他の人からジャッジを受ける。
ボードゲームっぽくないのが特徴で、お互いの考え付いたストーリーを披露し合う。だいたい変なストーリーになるので笑いが起きるのがいいのだ。2種類以上のキャット&チョコレートを組み合わせるとより楽しくなるのでおすすめ。
23位 枯山水
売り上げランキング: 7,049
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:60-90分
対象年齢:10歳以上
コンポーネントの素晴らしさが話題になり、大人気の作品。入手困難である。
枯山水の雰囲気がたまらなく、己の庭園をつくりあげることがまず楽しい。他人に手札をあげると徳が積めるのだが、積んだ徳で手札を奪うのだからとんでもない。
22位 ラブレター
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:5-10分
対象年齢:10歳以上
極限までシンプルにゲーム性を追求した作品。1ゲーム10分かからないのに面白い。何度も遊ぶゲーム。
手札を1枚引いて、その能力を行使する。細かな駆け引きがそこにある。
デザインも素敵で、とりあえず手元に置いておくと友人が来たときに楽しめるだろう。
21位 キャメルアップ 日本語版
売り上げランキング: 31,770
プレイ人数:2~8人
プレイ時間:30分
対象年齢:8歳以上
ピラミッドのコンポーネントにまず心躍る。そこでラクダサイコロを振り、どのラクダがいくつ進むか決まる。
どのラクダが勝つのかを賭けるゲーム。早めに勝つラクダをかければ配当が大きい。ラクダが走るレース上に砂漠タイルを置き、自分が勝たせたいラクダを勝利に近づける。誰がどのラクダを勝たせたいのかも重要になる。
白熱すること間違いなし!
20位 ファウナ
プレイ人数:2~6人
プレイ時間:45分
対象年齢:10歳以上
世界の動物の生息地や全長や尾の長さなどを当てるゲーム。好奇心がそそられて勉強になるし、絵から推測して賭けていくのが楽しい。
えっ、そいつそんな小さいの?とか尾長すぎでしょ、とかわいわいするのだ。子供と一緒にやったら世界地理に強くなりそう。
19位 シドマイヤーズ シヴィライゼーション
売り上げランキング: 3,201
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:120~240分
対象年齢:14歳以上
シヴィライゼーションというゲームのやりすぎで死人が出たほどの恐ろしいほど面白いゲームのボードゲーム版。超ヘビーゲーム。4人でプレイし、初回にかかった時間は4時間。2回目はなんと5時間。プレイレビューを書いたので、気になる方は以下のリンク先をどうぞ。
・廃人生成ゲームとして評判が高いシヴィライゼーションのボードゲーム拡張版で遊んできたよ!
またやりたいんだけど時間がかかるので気合いが必要なゲーム。
18位 ローゼンケーニッヒ
◆
プレイ人数:2人
プレイ時間:30分
対象年齢:10歳以上
◆
カードを使ってオセロをするような感覚。ひっくり返すわけではなく、コマを繋げておくと点数が二乗して増えていく。
視覚的に分かりやすく上品な感じ。2人ゲームで面白いものは貴重。
17位 Cuboro クボロ(キュボロ) トリッキーウェイ
売り上げランキング: 602,894
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:20~50分
対象年齢:6歳以上
球が転がるように削られた木のコンポーネントが素敵すぎるが同時に値段も高い。立方体のブロックを動かして球が転がる距離をできる限り長くする。三次元の思考が鍛えられる。
キリがないくらい可能性を検討してしまうので、時間制限を設ける方がよい。子供が立体を学び始めたらこれで遊ぼう。
16位 カヴェルナ
売り上げランキング: 4,273
プレイ人数:1~7人用
プレイ時間:プレイヤー1人につき約30分
対象年齢:12歳以上
アグリコラを作ったゲーム作家たちによるアグリコラの職業カード、進歩カードがないバージョン。ドワーフにアクションをさせ、自分の盤面を充実させていく。
アグリコラを比較すると職業カードや進歩カードを覚えていなくても戦えることが初心者に優しい。その方が良いかと始めは思ったが、経験者同士がやりあうならアグリコラの方が面白いと感じ始めている。
15位 パンデミック
売り上げランキング: 812
プレイ人数:2-4人
プレイ時間:45分
対象年齢:8歳以上
プレイヤー同士が対戦するのではなく協力するというのが目新しい。世界に広がっていく感染病や伝染病をワクチンでくいとめるのだ。
一歩間違うとあっという間に病原体が広がってしまい収拾がつかなくなる。コミュニケーションが鍵なのが楽しく、初級中級上級とレベルに応じて挑戦できる。
14位 ごいた
プレイ人数:4人
プレイ時間:10分
対象年齢:10歳以上
1900年頃に奥能登の宇出津で生まれた4人専用のペアカードゲーム。将棋の駒のカードだが将棋ができなくても特に問題はない。
運と実力のバランスが和気あいあいとやるにはちょうどよく、2人2人でペアになるのも愉快。
13位 下水道の海賊ネズミ:汚水にひそむ恐怖
売り上げランキング: 793,252
プレイ人数:2~5人用
プレイ時間:30~60分
対象年齢:10歳以上
初めに能力が違う6体のキャラクターのうちの4体が自分のコマとなる。彼らを使いこなして財宝をとっていく。
どの財宝をどうやって取るかという方針が決め手なのだが、その塩梅がちょうどよい。おこぼれを安くもらいにいくことも大切で、そのあたりの兼ね合いが好き。
12位 ドミニオン
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:30分
対象年齢:8歳以上
言わずとしれた超名作ボードゲームの1つ。
異なるカードをこねくりまわして得点を重ねていく。拡張がたくさんあり、その種類は豊富。手札を回していくのが楽しいのだ。
11位 ペルガメムノン Irongames 06 Pergamemnon
プレイ人数:2~5人
プレイ時間:45分
対象年齢:10歳以上
手札を使って相手に攻撃をしかけていくというシンプルなゲーム。
初めにローマ、ギリシャ、ペルシャ、カルタゴ、エジプトの中から1つを選び、デッキとして使用する。そして後はバトルをするか、カードを購入するかを選び、繰り返していく。戦うことができるゲームはあっても、戦うことに特化したゲームは少ない。
「戦うこともできる」というゲームだと、戦いを仕掛けると嫌がられるが、このゲームは戦わざる負えないのでそういうのがないのはいい。
10位 Aristo-Maze(アリストメイズ)
Aristo-Maze(アリストメイズ) |
プレイ人数:3~4人
プレイ時間:60~90分
対象年齢:12歳以上
惨劇RoopeR、OWACON、などを作っているBakaFirePartyの作品。冒険者を雇ってダンジョンを探索する。
ダンジョンには宝箱があるかもしれないし、モンスターがいるかもしれない。それらを踏まえつつ冒険者を入札して雇うのだ。
この入札という仕組みが面白く、皆が誰にいくら使うかを予想しながら自分のパーティーを構成する。楽しい!!!
9位 クー(Coup)
プレイ人数:3~6人
プレイ時間:10~15分
対象年齢:10歳以上
5種類いるキャラクターカードがある。そのカードを2枚持ってゲームを開始し殺し合う。
ポイントは嘘をついてもいいことで、ハッタリで能力を使いまくれる。ただしダウトされて嘘だった場合はそのキャラクターカードは死亡。2枚しかないので、簡単に死ぬわけにはいかない。
ダウトした方も、もしほんとだったら自分のカードが一枚死ぬので簡単にはダウトできない。みんながやりたい放題しだしたときは笑いが泊まらないのである。
8位 ガイスター
売り上げランキング: 4,566
プレイ人数:2人
プレイ時間:10~20分
対象年齢:8歳以上
将棋やチェスの心理ゲームバージョン。
8体いるオバケコマのうち4体が赤で4体が青。赤を4つ取られたら勝ちだし、青を4つ取っても勝ち。お互いが同じ条件で相手の心理を読み合う。シンプルながら絶妙に面白い。
7位 ファブフィブ カードゲーム
プレイ人数:3~10人
プレイ時間:30分
対象年齢:8歳以上
3枚のカードを引いて数字の大きい順に並べる。その3ケタの数字を言って隣の人に渡す。渡された人はそれが本当の数字がどうかをダウトできる。ダウトしなければカードをチェンジして再び隣の人に数字を言って渡すシンプルなゲーム。
必ず前の人が言った数字より大きな数字を言わなければならないのがポイント。数字が大きくなればいいけど、小さくなるときもある。嘘をうまくつかいこなさなければならない。
はまる。
6位 ラー(RA)
プレイ人数:2~5人
プレイ時間:30~60分
対象年齢:10歳以上
競りゲーム。
並んでいく財宝を競りで奪い合う。どのタイミングで競りを開始し、どの価格をつけるのか。競り落とすという行為自体が楽しくて気持ち良い。
ラーのiphoneアプリ
5位 カルカソンヌ
プレイ人数:2~5人用
プレイ時間:30~90分
対象年齢:8歳以上
土地パネルをどんどん繋いでいき、そのパネルにトークンを置いて点数を競うゲーム。視覚的にこれほどまでわくわくするゲームは数少ない。土地パネルを置く自由度とわかりやすさ。土地パネルを引く運要素。
個人的にはお気に入りなのだが、ボードゲームをやったことない人にやらせてみると以外に反応が宜しくない。なんで???
カルカソンヌのiphoneアプリ
4位 宝石の煌き
プレイ人数:2~4人用
プレイ時間:30分
対象年齢:10歳以上
ここ最近のベストヒットゲーム。2人でやっても3人でやっても4人でやっても楽しい。
ルールが分かりやすくてボドゲ初心者でも受け入れやすい様子。視覚的に分かるというのは大事。プレイ時間が30分というのもちょうどよく、2人で早打ちすると10分くらいで終わる。極限までゲーム性を求めた感じである。
宝石の煌き(Splendor)のiphoneアプリ
3位 アグリコラ
売り上げランキング: 7,924
プレイ人数:1~5人
プレイ時間:30~150分
対象年齢:12歳以上
ボードゲームを始めてからもっともはまっているゲームがアグリコラ。職業カードと進歩カードが膨大で、それを把握するまで経験者にまったく歯がたたないのがデメリット。みんなやったことがない状況から始めるのがベスト。
自分の農場を作っていくというのが楽しく、カードの多さから毎回まったく違うゲームとなるのがポイント。一生遊べるボードゲームである。
ちなみに2人用もあって結構楽しい。
売り上げランキング: 17,098
アグリコラのiphoneアプリ
リバイズドエディションがこれから始める人におすすめ!
2016年に改定新版となるリバイズドエディションが発売された。ゲームバランスを取りなおしたこと、4人で最適化されたことなどが特徴。みんなで始めてやるならこちらの方がカードの枚数も少ないし敷居が低いはず。
・アグリコラリバイズドエディションをやってみた感想【おすすめボドゲレビュー】
売り上げランキング: 2,953
プレイ人数:1~4人用
プレイ時間:人数×30分
対象年齢:12歳以上
2位 カタン
売り上げランキング: 316
プレイ人数:3~4人
プレイ時間:60~90分
対象年齢:10歳以上
我が家に遊びにきたボードゲーム普及用のゲーム。始めてではちょいと重いという意見もあるが、だいたい2回目をやりたがる名作。すでに5人くらいの友人が購入した。
戦略性が広いにも関わらず、やれることは4つしかないというのが良い。島を見た感じもわくわくするし、やはり世界でもっとも人気のあるゲームだけある。ボードゲーム初心者におすすめ!
カタンのiphoneアプリ
1位 バトルライン
プレイ人数:2人
プレイ時間:30分
対象年齢:10歳以上
もっとも遊んでいるゲームである。我が家に1人で遊びに来た友人への普及用ボードゲーム。ルールが簡単だけれど奥が深く、カードを出したくないというジレンマにみな頭を抱える。
ゲームバランスがとにかく秀逸。始めてやる人には手札8枚か9枚にし、僕は7枚でやっている。2人用ボードゲームの最高傑作!!!
日本語版は入手困難なので英語版を紹介
ついに日本語版バトルラインが復活(2016年4月追記)
ずっとずっと待ち焦がれていた日本語版が発売!!!
ボードゲームのおすすめ漫画「放課後さいころ倶楽部」
ボードゲーム好きにおすすめの漫画がある。月刊サンデーで連載されている放課後さいころ倶楽部。2017年1月現在で8巻まで刊行。
小学館 (2013-09-12)
売り上げランキング: 5,906
ボードゲームの楽しさが伝わってくる。かなりおすすめ!!!
「2015年面白い漫画ランキング:連載中のおすすめトップ50レビュー」では16位にランクイン!
ちなみにその作者のおすすめボードゲームランキング5もまとめたよ。
・放課後さいころ倶楽部の作者おすすめのボードゲームランキングベスト5
ボードゲームがどんどん広まるといいな。
ちゃお!
2016年2017年追記:おすすめボードゲームランキングベスト17
上記の文章を書いたのは2015年。それ以降に出会った面白いボードゲームのランキングを追記しよう。上のランキングに混ぜてもいいのだけれど、そうすると記事内容ががらっと変わってしまうし。
そんなわけで新たにやったゲームでおすすめしたいものを17個選んでランキングにした。こちらもどうぞ!!!
17位 ウィッチトライアル(魔女裁判)日本語版【2016年2017年】
対象年齢 :10歳以上
プレイ時間:30分程度
プレイ人数:3-7人
裁判をするボードゲーム。手札を使って裁判を立て、検察側と弁護側に分かれて訴訟を行う。裁判での勝利を目指すのだが、妙に現実的なところは示談があること。
裁判までいかずとも示談によってお互いが納得すればお金を分け合うことができる。ゲームの場合にはその方が手札を使わずに済む。現実の場合もその方が労力や費用を使わずに済む。
ふふふ、実は被告人にはアリバイがあってだな・・・といったようにコミュニケーションを楽しむのだ!
16位 ナンジャモンジャ【2016年2017年】
プレイ人数:2〜12人
プレイ時間:15分~20分
対象年齢:4歳以上
ロシアでくそ流行っているという謎の絵柄のカードを取りあうゲーム。自分たちで生物に名前を付け、それを呼ぶことでカードを手に入れることができる。記憶力が問われるので正直苦手。
対象年齢が4歳以上だし、子供と一緒に楽しむのが吉だと思うが、大人同士でも十二分に盛り上がる。
15位 ふたつの街の物語/Between Two Cities【2016年2017年】
売り上げランキング: 9,523
プレイ人数:1~7人
プレイ時間:25分
対象年齢:8歳以上
回ってくるタイルを置いて4×4の16マスの街を作る。特徴的なのは自分のまちが2つあるということ。両隣の人と協力して1つずつまちを作り、2つのまちの得点の”低い方”が自分の得点となる。
つまり片方だけの点数を伸ばしてもまったく意味はなく、両方をバランスよく育てる必要がある仕組みがこのゲームに面白みを加えている。というよりそれが醍醐味。両隣の人との会話が肝要で、あーだこーだ話すので仲良くなる。
14位 桜降る代に決闘を(ふるよに)【2016年2017年】
プレイ人数:2人
プレイ時間:10~20分
対象年齢:12歳以上
2人用のデッキ構築ゲーム。デッキ構築ゲームとは何のカードがあるのかお互いが把握してから戦略を練るところに面白みがあるので、何度もやる前提であることに注意。
同じメンツ(例えば夫婦や兄弟など)でボードゲームをやることが多いという方におすすめ。すべてのカードを見たことがあり、それを踏まえてデッキを作ることが楽しいというのが最終形となる。
しかし初見でも楽しかったが、やり込んでみたい。
13位 シティビルダー
プレイ人数:1~4人
プレイ時間:90分
対象年齢:8歳以上
自分だけのシティを作る。こう書くと、まるでシムシティ!
お金でタイルを買ってシティを拡大していく。やっぱりお金は大事なのだが、最終的に勝負するのは人口。お金ばかり増やして人口が増やせないと本末転倒なので、どういう戦略を取るのかが悩ましい。
手番は回ってきたときにやれることは多くないのだが、先を読み始めると非常に複雑。シンプルかつ難解なのは好みのゲームである。
12位 ミステリウム(Mysterium)【2016年2017年】
【新品】ボードゲーム ミステリウム 日本語版 (Mysterium)【02P27May16】【画】
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プレイ人数:2~7人
プレイ時間:40分
対象年齢:10歳以上
パンデミックのような協力ゲーム。プレイヤー同士は戦わず、全員の力を合わせてクリアを目指す。そのポイントが知恵ではなくコミュニケーションなのがポイントで、とにかく盛り上がる。
幽霊1人と霊能力者数名に分かれ、幽霊の差し出す絵が描かれるカードから真犯人を類推するのだが、これが微妙な絵ばかりで難しい。それを霊能力者数名で力を合わせ、幽霊の想いを汲むのだ。ディクシットが好きならこれも好きなはず!
11位 ディセント(DESCENT)【2016年2017年】
売り上げランキング: 6,299
プレイ人数:2~5人
プレイ時間:120~180分
対象年齢:14歳以上
ストーリーが設定され、ミッションをクリアするTRPGのようなゲーム。ダンジョンを操作する側としてゲームマスターをやる人がおり、ダンジョン攻略側がプレイヤーとなる。キャラクターを選んでマップに配置して動かす。
好きな人にはたまらない種類のゲームで、自分も小中学生のころだったらどはまりしていた気がする。それは子供向けという意味ではなく、RPGが大好きだったし、戦うことが好きだったから。
ピンと来た人は買うべきだろう。そういうゲームである。
10位 貴族の務め【2016年2017年】
年齢:12歳以上
時間:60-90分程度
人数:2-5人
素晴らしくよくできた心理ゲーム。自分がやりたいことをカードを使って同時に示すのだが、まずはオークションに行くか展示会に行くかの読みあい。人数が少ない方に行きたいし、自分1人だったらかなり嬉しいので、そのタイミングを読む。
さらにオークションまたは展示会でも、物の落札カードか出展カードを出すか、それを盗む泥棒カードを出すか、泥棒カードが出ると読んで探偵カードを出すか。まるでじゃんけん。誰が何を出したいかを読み、さらにその上で自分が出しものを考えると、さらに相手はそれを読んできた場合にかぶせるのか・・・
心を読むしかない。人気ゲームであり、名作。
9位 コードネーム【2016年2017年】
プレイ人数:2人~8人
対象年齢:14歳以上
プレイ時間:約15分
言葉を使ったエージェント探しゲーム。チームに分かれて単語による連想からのコミュニケーションを楽しむ。
例えば4人でコードネームを楽しむとすると、まずは2人ずつに分かれる。全員が知ることができる情報は25名のエージェントのコードネーム。5×5に並べられている。スパイマスターは1つのキーワードを伝えることで、チームメイトに誰が味方のエージェントかと伝えていく。1つのキーワードで2人とか3人の仲間が見つかるようなキーワードが好ましい。
これで伝わってくれ!という気持ちを込めるスパイマスター。それを汲み取ろうとするチームメイト。パーティーゲームとしてのレベルが高い。言葉ではなく絵のバージョンも新しく発売されたのでやってみたい。
8位 街コロ【2016年2017年】
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:30分
対象年齢:7歳~大人
当エントリー冒頭に紹介した街コロ。やはり面白かった。
ゲームはお金を使って土地カードを買うという非常にシンプルなものそのカード群はサイコロの出目で効果が発揮するようになっており、1が出たら1金もらうといった具合だ。
他人が3を出したときに1金奪うといった相手とからむカードがあったり、特定のマークの効果のみ効力を倍にするものがあることで戦略性が生まれている。
また中盤からはサイコロを1つ振るか2つ振るかを選ぶことになり、その兼ね合いが複雑さを生み出す。しかし手番が回ってきたときにやることはシンプルで、サイコロを振る → 効果を発動する → 土地カードを購入する、の3つだけ。このあたりが初心者にやさしい作りとなっている。
2015年のドイツ年間ゲーム大賞、カンヌゲーム祭2015の最終候補としてノミネートされた。そしてドイツのアラカルトカードゲーム賞2015を受賞した。日本のゲームでランクインするのは珍しい。日本人なら・・・やるべし!
7位 アクワイア(ACQUIRE)【2016年2017年】
プレイ人数:2~6人まで(4~5人推奨)
プレイ時間:1時間程度
M&Aを楽しめる稀有なゲーム。ホテルチェーンの吸収合併を繰り返す中で、株を購入して資金を増やしていく。
どのホテルが合併されるか、どのホテルの株がもっとも高額になるのか、どのタイミングで購入するか。他プレイヤーの株式の数にも注目しながら株の売買を繰り返す。
名作と言われるだけあってよくできている。いたストとか好きな人は是非!
6位 パッチワーク【2016年2017年】
プレイ人数:2人用
プレイ時間:30分
対象年齢:8歳以上
アグリコラの作家であるウヴェ・ローゼンベルクの2人ゲーム。パッチを取って盤面を埋めてるのだが、そこにボタンというさながらお金の要素を導入し、さらには時間という概念が奥深さを演出する。
手番が交互ではなく時間によって左右されるのは素晴らしいアイディア。2人ゲームを探しているなら候補入り間違いなしの作品。
5位 狩歌【2016年2017年】
プレイ人数:2~8人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:20分
歌を流して歌詞でかるたを行う。なぜこれを今まで誰も思い浮かばなかったのか。
歌詞に良く出てくる単語のカードを並べ、好きなJpopの曲を流す。そしてかるた、かるた、かるた!!!音楽がかかるのでだんだんとテンションがあがってくるし、思わず口ずさむ人も。
8人までできるしルールが簡単なので使いやすい。音が出しにくい環境でゲームをしている方は注意。カラオケでやってみたい。
4位 ペンギンパーティ(Penguin Party)【2016年2017年】
売り上げランキング: 2,911
プレイ人数:2-6人
プレイ時間:約15分
対象年齢:6歳以上
ボードゲームをはじめてやる人の導入に使うゲームの1つ。時間があればカタン、ファウナ、コードネームから入るが、時間がないときはペンギンパーティー。
かわいいイラストを使い、7並べのような感じのゲーム。1500円で持ち運びが楽でさくっとやれる。こういったゲームはいくつあっても便利。間違いなく有用なゲームの1つ。
3位 スパイフォール【2016年2017年】
プレイ人数:3~8人
プレイ時間:15分~
対象年齢:13歳以上
1人一枚ずつカードを引く。そのカードには「遊園地」といった場所が書かれている。ただし1人だけスパイSPYカードがあり、その場所が分からない。可能性のある土地が書かれた指定のボードを中央に置いてあり、スパイを話し合いであぶり出す。
最近はこういったコミュニケーションゲームの盛り上がりが半端ないのでいろいろ試している。その中でもトップクラスに面白い。
2位 ディクシット(dixit)【2016年2017年】
売り上げランキング: 6,338
プレイ人数:3~12人
プレイ時間:30分
対象年齢:8歳以上
言葉によるコミュニケーションゲームと対比されるのが絵によるコミュニケーションゲーム。言葉よりもさらに頭を使わない点が、ボードゲーム苦手な方にウケ良し。その代表格がディクシット。
頭を使わないから楽しくないなどということはなく、絵だからこそ捉え方が人それぞれで感性があらわれて面白いのだ。こちらもボードゲームを始めてやる方への導入に良いはず。人数を選ばないのも良い。
1位 マルコポーロの足あと【2016年2017年】
売り上げランキング: 2,752
プレイ人数:2~4人用
プレイ時間:20~25分×プレイ人数
対象年齢:12歳以上
マルコポーロをご存じだろうか?「東方見聞録」を口述した冒険家で、1271年にヨーロッパからアジアに向け出発し、以降24年間にわたりアジア各地を旅をした。彼が題材のボードゲームである。
ボードはもちろん世界地図でわくわくする。マルコポーロの足跡をたどる僕らは、北京を目指す。一番乗りした人から10点、7点、4点、1点が手に入る。おっしゃー、北京を目指すぞ!といいたいところなのだがこのゲーム、勝ち負けのラインは70点を超えるので、別に北京に行かなくてもいい。なんてこったい!
何が面白いかと言うと、サイコロがアクションを行うコマになるということ。ラウンドの開始時に5つのサイコロを振り、その目がコマの強さとなる。それをアクションスペースに置いて資源を取ったりお金を取ったり移動したりするのだ。
そして旅をし、訪れた都市に自分の色の家を建てていく。
ゲームの開始時にキャラクターを選ぶのだが、キャラによって戦略が変わる。すごいなと思ったのは、通常こういったキャラクターの能力はそこまで大きくないことが多いのだが、キャラクターの能力がそれぞれ強い。いきなり北京にいるキャラとかもいて意味不明。
キャラクターの力を大きくするとゲームバランスが崩れてしまう可能性が高く難しいはずなのだが、そこはしっかりと調整してある感じ。こいつ強すぎじゃないか、というのがないので、いろいろなキャラクターを使ってみたくなる。
旅好きにはおすすめのボードゲーム。自転車で世界一周したことがある僕は強いかと思いきや、そんなことはない。あ、旅が好きじゃなくても面白いよ。
まとめ
2017年に計52個のゲーム紹介となった。年数十から百のペースで新しいゲームをやっているので、面白いおすすめのもののみをピックアップして2018年にまた追記したい。
再び、ちゃお!
おすすめアニメについて
ボードゲームが好きならアニメも好きなはず。という勝手な偏見により、合わせておすすめアニメも紹介。
僕はテレビで春夏秋冬のシーズンで全アニメの1話目を観ることにしている。さらにamazonプライム会員で観ることができるアニメも追っている。2018年現在は620作品ものアニメを月325円で見放題なのでおすすめである。
すばらしいまとめです。どれもこれも引き込まれてしまいました。
遅ればせながら、当方婚カツイベンターです。
いつもいつもちーっとも盛り上がらないフリータイムをなんとか盛り上がらせるために、ボードゲームを取り入れました。
ジェンガとグラグラです、どちらも結構盛り上がりましたが、中には頭脳プレイをしたい方もいらっしゃるようです。
6から10名くらいで15分から20分くらいでゲームが終わり、且つすぐにルールが飲み込めるようなボードゲームがありましたら教えて下さいませんか?対象年齢は30代~40代の男女です。購入先はAmazonの予定。図々しいお願いですみません。お返事があれば大変嬉しいです。
6名までですが、ペンギンパーティーがルールも分かりやすく盛り上がりますよ。
http://takahirosuzuki.com/2015/0902105435
あとは7名まででインフェルノですね。ウノに近いので直観的に理解できます。
http://amzn.to/1FNlWpZ
初めまして、Evanと申します。
コメント欄から大変恐れ入りますが、
貴サイトを拝見し是非、ゲームアプリ案件のご掲載をご提案させていただけないでしょうか。
弊社はアプリに特化した完全クローズド型ASPを運営しており、
ご興味ございましたらご連絡いただけますと幸いでございます。
お忙しいところ恐縮ですが、何卒よろしくお願い致します。