wikipediaによると
ボードゲームとは、ボード(盤)上にコマやカードを置いたり、動かしたり、取り除いたりして遊ぶゲームの総称。盤上ゲーム、盤上遊戯とも呼ばれる。
駒を置く複数の位置が区別されているような、そのゲーム用に作られたボード(盤)を使うゲームをボードゲームと呼び、そのような盤は使わずに駒やカードだけを主に使うゲームをテーブルゲームと呼ぶ。
僕は別の考え方で分類し、
別の分け方では、コンピューターゲームに対して、プレイヤーが実際にテーブルを囲んで行うタイプの遊び方のゲーム
という意味で使った。テレビゲームではなくて、対面でコミュニケーションを取りながらやるゲームというイメージ。アナログゲームといった方が伝わるかな。
ボードゲームの面白さ
僕はテレビゲームが大好きだった。小学生~高校生までは、ゲームと共に生きてきたといっても言い過ぎではないくらい。それが大学生になってからゲームをあまりやらなくなり、今ではほとんど手をつけない。誰かと一緒に酒を飲んだりしていた方が楽しいことを知ったからだ。
ゲームを全くやらなくなったわけではなく、大学生のときでも麻雀をやったり、トランプやウノをやることがあった。それらはテレビゲームとは何か違う。ボードゲームとは僕の中では麻雀やトランプ側に属しており、テレビゲームとは一線を画する。テレビを介さずにやり取りするのは、感覚が違うのだ。
世界一周でイギリスに滞在しているとき、日本から遊びに来てくれたダイスケがボードゲーム(アナログゲーム)を持ってきた。2人で楽しめるトランプゲームは限られているからだ。そこでボードゲームの面白さを知った。
2人用のゲーム
ダイスケがイギリスに持ってきた2人用のゲームは、戦略性がありゲームバランスも良く、非常に面白かった。ファミリアとバトルラインである。
ファミリア
手札を場のカードと入れ替えていくことでレベルアップさせ、点数を稼ぐゲーム。
数十回やっていたら、やることがほぼ同じになってしまった。ダイスケと僕の中では何をすればいいのか分かってしまった感が出たけれど、実際はどうなんだろう。他の経験者とやってみたい。
プレイ人数:1~2人
プレイ時間:30分
対象年齢:10歳以上
バトルライン
9つのピンの前に、互いにポーカーのような役を作ってピンを取り合うゲーム。置き方が難しく、最後の最後まで頭を悩ませる。
個人的にはバトルラインの方がファミリアより奥が深そうな気がする。序盤の札の置き方がよくわからない。わからないからこそ、面白い。
プレイ人数:2人
プレイ時間:30分
対象年齢:10歳以上
◆◆◆
帰国後に知った2人用ゲームもある。
ローゼンケーニッヒ
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感覚的にはオセロに手札を加えたことで、ランダム要素を付け加えた感じ。上の2つのゲームよりはルールがよりシンプルで、直観的に楽しめる。どちらかと言えば、女性向けかも。
プレイ人数:2人用
プレイ時間:30分
対象年齢:10歳以上
旅行に持っていくならファミリアが最もスペースを使わないので、やれる場所が多いので便利。それでもカードを10枚程度並べられるスペースは必要。
イギリスでファミリアとバトルラインをやったときの写真
青空の下でブルーシートをひいてファミリア。
テントでバトルライン。
パブでビールを飲みながらバトルライン。
2人以上用のゲーム
2人以上のゲームというのは、大概2人ではなく、多い人数の方が面白い。
ラー(RA)
2~5人用で、競りゲーという面白いジャンル。競りをしていかに競り勝ってポイントを集めるか。考えなくてもノリでやれるところが好き。考えないと勝てないけどね。
プレイ人数:2~5人用
プレイ時間:30~60分
対象年齢:10歳以上
モノポリー
2~6人用。一直線のコースをぐるぐると回り続ける中で土地を買い、土地に家を建てる。他の人が自分の土地に止まると、お金を払ってもらえる。それを繰り返して、他の人を破算させるゲーム。
有名なので知っている人も多いはず。昔は欲しい場所に止まって土地をいっぱい買った人が勝つと思っていたが、説明書をよく読んでみると止まったけれど買われなかった土地は自動的に競売が始まる。実はシビアに実力が問われるゲーム。
プレイ人数:2~6人用
プレイ時間:60~120分
対象年齢:8歳以上
カタンの開拓者たち
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2~4人用。サイコロを使った陣取りゲーム。ランダム要素と戦略のバランスが秀逸。
始めてプレイしたとき、昔はまったPSの「じぱんぐ島」とすごく似ていると感じた。調べてみると、じぱんぐ島はカタンを模倣したゲームなのね。通りで。ちなみにじぱんぐ島も割といい感じに違いを出していて、十分に面白いゲームである。やるなら4人で!
プレイ人数:3~4人
プレイ時間:60~90分
対象年齢:10歳以上
ドミニオン
2~4人用。点数カードを集めて点数を稼ぐことが目的なのだが、点数カードを手札に取り入れることが、次の点数カードを取るにあたってマイナス要素になるというジレンマが面白い。よって終盤に一気に点数カードを取りに行くのが基本的な戦略となる。どのタイミングで点数カードを取りに行くか、をうかがいつつ、手札を充実させていく。
こいつのすごさは僕が説明するより、wikipediaから引用した方が伝わりやすそうだ。
現在では、全世界で19の言語で30万部以上を売り上げるなど商業的成功を収め、さらにドイツ年間ゲーム大賞、ドイツゲーム大賞、アラカルト・カードゲーム賞においてグランプリを受賞し、史上初となる3冠を達成するなど9つの賞を獲得し、非常に高い評価を得ている。また、本作の成功によって無数のフォロワーが生まれ、デッキ構築のギミックを取り入れたボードゲームが次々と登場するようになった。
プレイ人数:2~4人用
プレイ時間:30分
対象年齢:8歳以上
アグリコラ
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1~5人用。5人が圧倒的に面白い。こいつを最後に持ってきたのは、最もはまっているから。
複雑なのではじめはとっつきにくいけれど、分かり始めると楽しすぎる。牧場を作っていくのだが、充実した牧場をつくるためには家族が多く必要。家族をやしなうには飯が必要。飯がまかなう基盤を作るためには家族が多い方がよい。うまいこと回すのが難しい。
プレイヤーそれぞれが戦略をもっている中でやりたい行動がかぶると苦しくなる。自分の牧場を充実させるプロセスの中に他のプレイヤーの行動が密接に関わってくるので、先読みも必要になる。要は、絶妙なバランスなのだ。
世界一規模のボードゲーム愛好家が集うサイトBoardGameGeekにて、40,000点以上登録されているゲームの中から、発売後8ヶ月で人気1位という座を獲得した。
プレイ人数:1~5人用
プレイ時間:30~150分
対象年齢:12歳以上
ゲームの写真
カタンは陣取りゲーム。
ドミニオンはカードによる点数集めゲーム。
アグリコラは農場を充実させるゲーム。
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