アースバックハウスの外装モルタル塗りが難しい。色はどうしようかな?

どーも。自分で家を作る会代表のセルフビルド侍タカ(@viatortaka)です。

土嚢を積み上げる家を2017年3月から作り始めた。4月下旬に上棟し、それからは外装のモルタル塗りをしている。

躯体を透湿性防水シートで覆い、その外側に藁で空気層を作り、ラス網を貼って防水モルタルで固める。といった湿気大国日本で試してみたい案もあったのだが、今回はシンプルにモルタルで整形していくことにした。

日本アースバック協会のワークショップでは外装をやらなかったので、完全に手探りでの開始。まずはモルタルに藁を混ぜて土嚢と土嚢の間を埋めた。そしてその上から藁を入れないモルタルで形を整えていく。

水の分量などは買ってきたセメントの袋に書いてある分量を参考にしつつ調整。水が少ないと塗りに時間がかかるが、水が多いと乾燥したときのひび割れが目立つ。ひび割れ前提で補修しつつ進めてみたり、集まった仲間で最善の塗り方の研究と共有をしながら進めた。

非常に助かったのは途中で助っ人が来てくれたこと。現在は屋久島のアースバックハウスを作っている上水流さんは日本各地でアースバックハウスに関わった経験がある方で、アドバイスをしに来てくれたのだ。

無知のまま製作をしている我々にモルタルの塗り方や雨漏りの可能性、今後の作業などを教えてくれた。このような方が来てくれることこそ、とにかく作り始めた意味であろう。まずやってみなはれの精神によって繋がってゆく。

BEFORE上水流とAFTER上水流では作業効率が段違いになった。本当にありがとうございます。

そうして外装の塗りをほぼ一周やったのだが、ひび割れが目立って美しくないし、雨漏りの可能性も指摘されたのでもう一周やってみることにする。ゴールデンウィークをフルで使ったので外装は終えたいところだったのだが。。。

文章でつらつらと書いたが、何をしていたのか写真と合わせて紹介しよう。詳しい作り方は後日まとめる予定。

庭の土を掘ってふるいにかける。

土にセメントを混ぜ、そこに水を加えればモルタル。ちなみにコンクリートとの違いは、そこに砂利を入れるかどうかである。

始めは軍手でやってみたが、圧倒的にゴム手袋の方がいい。

美しくできたところ。

ひび割れたところ。

なぜこうも出来栄えが違うのか。理由が分からなくて苦戦。

浅井くんの塗りが美しかった。あと直射日光が当たる場所の状況が良くないので、途中からビニールシートをかぶせながらやっていた。

ゴールデンウィークに来てくれた人のほとんどが関東から。ありがたや~。

自転車で知多から訪れる女性もいた。猛者。

人が入れ替わっていく中で料理当番が変わっていたが、9日間飯が充実していて感動だった。酒の空き缶と空き瓶も死ぬほど残った。

新城の中学生や大学生が手伝いに来てくれたり、地域の方々が差し入れしてくれたりしてみな大喜びだった。

外装は最終的に何色にしようか。このまま新城の土の色ってのも地産地消的な意味でありだし、着色料で色付けてみるのもありだな。悩む。

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それと雨漏りは1つの大きな課題らしいので、防水剤をどうするか。上流水さんに薦められたのはガスファルトやマノールなど。

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マノール防水剤

hiメトローズという左官用モルタル混和剤も合わせて紹介しておこう。

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とにかく梅雨入りまでに外装を終わらせる。がんばろっと。

ちゃお!







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    管理人のたかです。1984年4月20日生まれ。不動産会社での開発業、自転車世界一周、地域おこし協力隊を経て、愛知県新城市の古民家で宿泊事業をはじめました。SNSでフォローしていただくと最新記事を読むことができます。よろしくお願いします。