旅を始めてから540日目。
アムステルダムで自転車を盗まれたのが8月15日。途方にくれていた僕をライデンに住む友人が車で迎えに来てくれて、そこから数日は彼らの家にお世話になった。18日にフェリーでイギリスに渡り、19日にロンドンへ。その日は友人の友人宅に泊めてもらった。20日はチリの宿で出会ったヨウコさんと1年の時を経て再会し、ロンドンを案内してもらう。同日の夜に中学高校の同級生のダイスケが日本から遊びに来てくれた。その日から昨日まではダイスケと一緒に旅をしていた。
21日にロンドンからノッティンガムにバスへ移動。ノッティンガムでは香港で出会ったサイクリストのウィル家で歓迎を受ける。付近のナイスなバーに連れていってもらったり、バーベキューしたりと楽しい日々を過ごした。彼に自転車を2台借りてピークディストリクトを3泊4日でサイクリングし、再びロンドンへ戻ったのが28日。29日は終日ロンドンをぐるぐる回った。そして30日にダイスケが帰国。
つらつらと書いた中で伝えたいのは、出会いが豊富な充実した日々だったということ。久しぶりに1人になってみると、なんとも言えないさみしさがある。心を仕切り直さねば、と感じる程に。慌ただしいときを過ごすうちに、自転車を盗まれてから半月経っていた。思い悩んでいる中で、自転車旅をここで終えることは出来ない、という想いがふつふつと湧きあがってきた。その想いこそ、これからの旅に必要なものだと確信する。
次のステップへ進もう。
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