ロランド宅でお世話になったポプラドの次の目的地はスピシュ城だった。ハンガリーで出会った旅人からの評判がよかったので寄り道した。ポプラドから東に向かうとレボチャ(revoca)がありスピシュ城がある。西からの強風が背中を押したことでスピシュまでは非常に快適だったのだが、その分の距離はいずれ西に走って清算する必要があった。その日から数日は雨だったので、雨と向かい風という気が滅入る組み合わせの日々が続いた。マア、それでも行って良かったかな、と思う。
ポプラドから東に20km程のレボチャは世界遺産に指定されている街。スピシュ城に行くのなら、レボチャのセントロでバーかカフェに入って一杯くらいやるのがおすすめ。チリのバルパライソを思い出させる素敵な街並みである。個人的にはバルパライソの方が好きだけどね。
んでさらに25kmくらい東に行くとスピシュ城がある。スピシュ城は遠くから見るのが良くて中は別に見なくてもいいかも、なんて言われたが、僕としては城の内部に見ごたえあり。勿論離れたところから悠然と見下ろすように存在しているスピシュ城が素晴らしいことは間違いない。
城の構造を眺めながら、戦国時代の武将になったつもりで攻め落とすことを考えていた。孔明ならどうするか、なんて想像を膨らませたけれど、自陣と相手の兵力や備えている武器などの戦況がないと具体的なところまでは考えられず。それでもふらふら歩き回っているだけで十分に面白かった。
遠くから見るスピシュ城。
1km手前からのスピシュ城。
城の敷地内からのスピシュ城。
1つめの門を抜けたところ。
展示されていた一室。
スピシュ城からの展望。
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