[アンナプルナサーキットトレッキング]5.下山時に温泉に立ち寄るべし!

トレッキング開始から5日目にアンナプレナベースキャンプからマチャプチャレベースキャンプに下りてきたところで、ポカラでまた会う約束をしでヨウヘイとナミさんとお別れ。「8000メートルの勇者たち」と「63歳のエヴェレスト」という登山家についての本を読んできていたからか、精一杯に自分の足を酷使してやりたいという気持ちになっていた。だからといって取り立てて急いだわけではなく、自分のペースで夕刻まで歩いた。6日で終えることも出来たけど、なんだか勿体ない気分がして、7日目の朝にポカラへと戻った。

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トレッキングに来ているアジア人といえば韓国人。中国の虎跳峡トレッキングでも数多く会ったけど、本当に多い。

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韓国人のヨンと日本人のアヤちゃんと再会し、一緒にお茶をした。道中では中国の成都で会ったオオクボさんによるサプライズ再会があったりと、出会いには事欠かなかった。

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シヌワ、という日本人からすると不吉な感じの名前の街がある。そのベースキャンプ側の最後の宿の飯が驚くほど美味しかった。夜はカレー、朝はピザ。どちらも唸るくらいのレベル。

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途中で手にてんとう虫が停まった。

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帰りは温泉へ立ち寄った。温泉好きの僕にとってはエベレストBCトレッキングとの最大の違いがここにあった。

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川沿いに作られた温泉は無料。いくばくかの寄付は求められるけどね。
気持ちエエ~♪

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すれ違った羊の大群。待つこと10分くらいでようやっといなくなった。

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下りる程に植生が豊かになる。

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泊まった宿の鍵。多くの写真を載せたマチャプチャレは「魚の尾」という意味である。魚の尻尾を逆さにしたような姿をしているから。英名はFish Tail.

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道幅も広くなり、トレッキングも終わりに近い。帰りは一緒になったカナダ人親子とジープでポカラに帰った。

エベレストBCトレッキングで満たされていたので、アンナプレナは来ようか迷ったけれど、訪れて大正解だった。ヨウヘイとナミさんの2人と一緒だったのがそう思える大いなる要素。2人と出会えたこと、共に歩けたことに心底感謝。僕の旅の移動は通常自転車なので、相手も自転車に乗っていない限りは、行き先が同じでも一緒に行くという話になることはまずない。運命のタイミングだったと思う。2人も僕のことをブログに書いてくれているので紹介します。

ヨウヘイの日記はこちら
ナミさんの日記はこちら

日本の登山史に山田昇がいたことを誇りに思う。ほんと、すごい。この本では彼があまり知られていない、と書かれているが、実際はどうなんだろう。ヒマラヤの山々が眺められえるネパールのポカラで読めたのが感慨深い。

「1つの夢を果たせば、また次なる夢がより大きく、より高く、より困難にたちふさがり、彼らの前に聳え続けたに違いない。安らかに眠れ、8000メートルの勇者たち。」(p236)

渡辺 玉枝
白水社
発売日:2003-07

著者は28歳から山登りを初めて63歳にてエベレスト登頂。月に2度という絶えない登山から、8000mのヒマラヤを1つずつ経験し、世界で一番高い山へ向かう。僕はまだ27歳。充分に間に合うと勇気づけられた一冊。







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管理人のたかです。1984年4月20日生まれ。不動産会社での開発業、自転車世界一周、地域おこし協力隊を経て、愛知県新城市の古民家で宿泊事業をはじめました。SNSでフォローしていただくと最新記事を読むことができます。よろしくお願いします。