旅に出る前のうずうずしていた頃。本を読むことで疑似体験して気分を紛らわしていた。と同時に触発されていたのも事実。以下に紹介する本は参考になった、または刺激を受けたもの。厳選18冊。
世界一周
世界一周関連
情報センター出版局
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ルート、期間、予算、などの情報が詰まっている。ノウハウ的な本の中では一番だと思った。
こちらは旅に出たくなる感じ。高橋歩の本では「人生の地図」が一番好き。彼の語録で好きな言葉は以下。
・生き方がアートだ。死ぬときに「自分という作品」に感動したいだけ。
・愛されたいと願うばかりで、愛することを忘れていないか?
・「狭くて、なんでもある場所」にいるときは道を選ぶことに必死だった。「広くて、何にもない場所」に来ると、ただ歩くだけだった。選び疲れるよりも、歩き疲れて眠りたい。
・未来のために、今を耐えるのではなく、未来のために、今を楽しく生きるのだ。
・本当に大切なもの以外、すべて捨ててしまえばいいのに。
・必要なのは勇気ではなく覚悟。決めてしまえばすべては動き始める。
・あなたにとって本当に大切な人は誰ですか?あなたにとって本当に大切なことは何ですか?
・誰かを愛するということは、誰かを愛さないということ。何かを選ぶということは、何かを捨てるということ。俺は、捨てる勇気が、まだ足りないみたいだ。
・どう生きるか?それだけは自分で考えろ。そして、自分で決めろ。本当に大切なことは、人に相談しないほうがいい。
・生き方に正しい答えなどない。自分が決めたこと。それが唯一の答えだ。どうなろうと、誰かのせいにしてはいけない。自分ですべての責任を背負って、堂々と胸を張って歩き続けるしかない。
・自分は、どうしたいか。本当は全て知っているだろう?
・夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ。
旅に出る前に各国の歴史は押さえておきたい。分かりやすさに秀でている。2もあるので合わせて読むと良い。
自転車旅
自転車旅関連
幻冬舎
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途中で出会った中国人がこの本に影響されてサイクリングを始めていた。
幻冬舎
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坂本達さんの講演に何度か行った。独特の雰囲気のある人。
カヌー旅
カヌー旅関連
ユーコン川を下りたくなる本。川旅の魅力がぎっしり。僕のユーコン日記はこちら。
世界の川下り紀行。以前にニュージーランドのランギタイキ川に行ったのは、この本の影響が大きい。
アメリカ
アメリカ大陸
アラスカをサバイバルした青年の話。映画の「イントゥ・ザ・ワイルド」もおすすめ。以前にメモした言葉を引用すると、
・実際、安全な将来ほど男の冒険心に有害なものはないのです。男の生きる中心にあるのは冒険への情熱です。生きる喜びはあらたな体験との出会いから生まれます。したがって、たえず変化してやまない水平線をわがものにしているほど大きな喜びはありません。毎日、あたらしいべつの太陽を自分のものにできるのです。人生からもっと多くのものを得たければ、単調な安全をもとめるのはやめて、最初は常軌を逸しているようないい加減な生き方をしなければならないのです。
・楽しみをもたらしてくれるのは人間関係だけであるとか、人間関係を中心にそれを期待しているとすれば、それはまちがいです。神は楽しみをぼくたちの周囲のあらゆるところに配してくれています。
・ただ飛び出して、実行するだけでいいのです。飛び出して、実行するだけで、そうすれば、ほんとうによかったと心から思えるでしょう。
アジア
アジア
講談社
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中国を旅する前に一度読むべし。
司馬遼太郎の中で「竜馬がゆく」に続いて好きな作品。
中国の清の時代の話。中国の人材登用や歴史を知ることが出来る。
チベットに始めて行ったと言われる河口慧海の旅行記。
講談社
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ベトナム戦争時のカンボジアの写真を撮り続けた青年の話。気に行ったところをメモメモ。
・印度でのように、近づく者はみな泥棒か詐欺で、決して先にお金を渡してはいけない、とか、貰った釣銭は本物かどうか入念に調べなければいけない(当り前のことであって、相手に失礼にならない)といったその心配が無いだけでも気が楽です。(p48)
・求めています。だけど、まだ得る事は出来ません。叩いています。だけど、まだ開きません。僕は求める事が出来ます。叩く事が出来ます。だけど、ここの多くの若者は求める事も叩く事も出来ません。(p82)
・彼のように「ただこちらに来たいから」という考えで充分でないかと思います。そして自分が行きたい所に行けて、やりたい事がやれたらどんなにか幸せでしょう。やるんだったら若い程よい。(p114)
ネパールが身近になる本。ヒマラヤへ懸ける情熱がアツい。
ヨーロッパ
ヨーロッパ
新潮社
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まだ15までしか読めていないが、ヨーロッパに対する興味が著しく増加した本。
角川書店
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ヨーロッパの美術を題材にした小説。
中東・アフリカ
中東・アフリカ
小学館
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古代文明についての面白い見解。特にエジプトの遺跡についてが気になった。ただし多くが事実ではないと指摘されている点は理解した上で読むべし。
日本人青年のサハラ砂漠縦断の本。命を懸けて冒険をしている中で、悩める想いを率直に表わしている。
以上が旅に関係するおススメ本である。他で良い本があったら教えて下さい。
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