世界一周帰国後に振り返る印象的でインパクトのあった小話ランキング10

2009年の11月から2012年の6月まで自転車で世界一周をしていた。帰国してから5カ月が経とうとするなか、忘れないうちに旅のことを整理していかないと。というわけで 

 ・海外おすすめの場所ランキングベスト10
 ・食べ物ランキングベスト10
 ・日本人宿ランキングベスト5
 ・自転車ツーリングおすすめ場所ランキングベスト10
 ・海外おすすめの都市ランキングベスト5

に引き続き、インパクトのあった出来事ランキングベスト10。10位から紹介。

10位 セルビアで姉妹に結婚を迫られたこと

道に迷ったらパーティーに誘われ、とある姉妹に出会った。その姉妹にえらく気にいられ、
「私たちのどっちと結婚したい?」
なんて質問が!?やばいね。

[セルビア]結婚を迫られる

9位 チリで出会ったライアンと、2年3カ月ぶりに偶然ザンビアで再会したこと

チリで出会ったライアンが、2年3カ月ぶりに偶然ザンビアで出会ったとき、僕の目を両手で隠して「だーれだ?」とやってきたのだ。「だーれだ」って1度しか会ったことがなく、2年3カ月ぶりに会う相手にやることじゃないと思った。

[ザンビア]「だーれだ」って1度しか会ったことがなく、2年3カ月ぶりに会う相手にやることじゃないと思う

8位 中国のバスがデスドライブと言う名にふさわしいくらいに命がけだったこと

自転車で中国を走っていると、いつか轢かれるなって思う。交通事故の数はまちがいなく多いし、がけから転落しているバスをよく見かけた。で、自転車が危ないならバスは??と乗ってみたら・・・

こちらも死ぬかと思った。頭がおかしいよ。

[中国]中国のバスに乗るのは命をかけるのと同義

7位 ラオスのド田舎に行ったら、川から汲んだ水を運ぶ家族の横で、携帯電話を使う女の子がいたこと

ふつうの旅人がいかないような、公共交通機関が走っているのかも定かではないところを、自転車で走った。すると、川で汲んだ水を入れたバケツを頭に載せて運ぶ3人家族がいた。その横に携帯電話を使って話す女の子がいた。衝撃だった。

水道のインフラが整備されていない場所で、携帯電話を使う人がいる。世界の発展の仕方は変わったのだ。

[ラオス]自転車野郎くらいしか行かない場所

6位 チリにいるときに地震が起こり、友人の飛翔が外務省に連絡してくれたこと

先に上の写真について断っておくと、外務省に連絡してくれた友人の高橋飛翔の写真ではない(飛翔のブログ)。連絡をもらったときに一緒にいたチリ人の写真。彼が飛翔に似ていたもんだから、なんとタイムリーなことと感じたのだ。連絡してくれた飛翔の方が100倍かっこいいけれど、似ている。仕草とか表情がね。もしかすると彼の遺伝子の中にチリ人の血が流れているのかもしれない。

では本題を。チリを自転車で走っているときにチリ地震があった。僕はそんなことは知らずにネットをつないだとき、ふだんはさほどの数でもない新着メールの数が膨大なことになっていた。多くの友人が「大丈夫?」というメッセージをくれたのだ。ほんと嬉しかった。

その中に外務省からのメールが混ざっており、それは飛翔が外務省に問い合わせてくれたからだと知る。想像を超えた気遣いに、まじで驚いた。感謝感激とはこういうときに使うのだろう。帰国後にお礼を言う機会をもらったけど、改めてこの場でも感謝の意を伝えたい。

5位 世界一周をアメリカからスタートし、走行4日目にして日本人チャリダーのヨシとカズに出会ったこと

自転車を漕ぎだして4日目に日本人チャリダー2人に道で出会った。4日目に出会ってしまったものだから、こんな出会いがこれからも頻繁にあるのかと思った。結局旅を2年半続けたけれど、お互いが走っているという状況で日本人チャリダーと出会うのは最初で最後だった。同時期に同じ地域を回り、さらに同時間に同じ道を走らなければ会えないんだから、そうそうあるわけがないよね。あり得ない偶然が、4日目して起こったインパクトは大きかった。

[アメリカ]世界一周走行4日目にして、日本人チャリダー2人に出会う(磯田よしゆきと出掘良一)

4位 一歩間違えれば狂犬病だった。発症したときの死亡率は約100%!!

Rabiesは狂犬病という意味。猿にかまれたので、まさかね、と万が一の可能性に備えて病院へ行った。事情を説明したあとに提示されたプラカードが上の写真。僕にかみついた猿の笑顔の写真がばっちり写っている。はい、じゃあ狂犬病の可能性ありありだからワクチンを接種してね、と。

病院に行かなくてもいいかと考えていたのだから怖い。もしも病院へ行かず、もしも狂犬病が発症していたら死んでいた。死は身近である。

1.[タイ]映画「ザ・ビーチ」のロケ地
2.[タイ]猿に噛まれた
3.[タイ]狂犬病予備軍の友人からメール
4.[タイ]狂犬病予備軍の友人からメール(続)
5.[タイ]後は願うだけ

3位 中国で犬を食べた

中国で犬を食べた。不快になる人もいると思うので、興味がある方のみに以下の記事を紹介します。

[中国]広州グルメ ~犬を食べてみた~

2位 1年以上の歳月を24時間一緒にいた自転車を盗まれた

上の写真はそのあとに助けてくれたモモちゃんとルネ。あの節は本当にお世話になりました。2人の助けがなかったら、心が落ち着くのにもっともっと時間がかかったのは間違いない。
[オランダ]自転車を盗まれた後

盗難の件では想うことがあったので、風化しないうちに文章にした。
[オランダ]愛

1位 鳥葬を見て死を想う

中国の理塘で鳥葬を見た。死後のことはどうでもいいと思っていたのにも関わらず、自分の葬法として鳥葬はちょっとやめて欲しいと本能的に感じた。日本では法律上出来ないし、僕の家族があえて鳥葬をするかといったらまずやらないのだけれど、死後のことが気になったという点で新しい気付きだった。これがきっかけで死生観が形成されていく。それはもう数年、数十年という時をかけて。そんな気がした。

[チベット]13.鳥葬を見て死を想う

インパクトのある旅本

・深夜特急

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管理人のたかです。1984年4月20日生まれ。不動産会社での開発業、自転車世界一周、地域おこし協力隊を経て、愛知県新城市の古民家で宿泊事業をはじめました。SNSでフォローしていただくと最新記事を読むことができます。よろしくお願いします。