takahirosuzuki.com

地域おこし協力隊、田舎暮らし、漫画、ボードゲーム、謎解き、自転車世界一周について書いています

カヌー

ネイピアから2泊3日でモハカ川カヌーツーリング(ニュージーランド旅行記5)

投稿日:2013年7月26日 更新日:

2008年にランギタイキ川をカヌーで下るためにニュージーランド旅をすることにした。学生最後の旅として1ヶ月の期間を確保したので、1本の川で終えるには勿体なかった。

洋書のニュージーランドのカヌー本を一冊購入し、一心不乱に読み耽った。その本で紹介されている北島に流れる川は、どこも瀬のグレードが高かった。グレード5とか4とか、日本にはないレベルの川ばかりなのだ。日本で有数の激流と言われるグレード3の四国の吉野川が、僕らの下ったことのある最高クラスだった。

かといってニュージーランドまで来てグレード1や2の川に行く気も起きず、ニュージーランドそこで目をつけたのがモハカ川。僕らにはちょいとレベルが高いが、なんとか下れそうなグレード3.5の川である。

グレード1:多少小さな波が立っているぐらいで、流れもゆっくりしたパドリングぐらいの速さで、比較的ゆるやか。デッキに波がかぶる程度で、初心者でも緊張せずに楽しめる。
グレード2:やや波が高く、流れも速くなるが障害物や波に癖もない比較的素直な瀬。カヤックで上半身に多少波がかぶる程度。適度なスリルが味わえる。
グレード3:波が高く、パワーもあり、場所によっては1m以上のホールも出現し流れも複雑になる。しっかりとしたパドリングをしないと沈の恐れがある。
グレード4:波は相当高くなり、2~3mのホールや強烈なストッパーが出現。上級の技術がないと危険である。確実なロール技術とレスキュー態勢の配備が必要。
グレード5:非常に早い流れと、水量。パワフルなストッパー。細心の注意をしてても沈をする確立が高い。
グレード6:カヤックで下るには、危険が高すぎ、冒険的な要素のが強いほど強力な瀬。もはや自然の猛威を感じるくらいの瀬。

参考:カヤック入門講座

洋書のカヌー本にはたいした情報がないのでネットで情報を収集に努めたが、瀬の情報まで言及しているサイトには出会えない。現地で情報収集することにして、ニュージーランドまでやってきた。

モハカ川の近くの都市ネイピアで情報収集をするも、最後まで詳細な瀬の情報は得られす。2つあるグレード4の瀬に気をつける、という曖昧な情報のみで出発することになった。


大きな地図で見る

スタート地点までは車で運んでもらい、ゴール地点にレンタカーを置いておいてもらうという手段で2泊3日のモハカ川カヌーは開始。

水は汚されておらず美しい。切り立った崖沿いに流れる川は基本的にはおだやかだが、ときとして激しい。うねるような轟音の響きが瀬の始まりを予感させ、一度激しい流れに立ち行ったならば、それはしばらく続く。3級程度の瀬が連発し、瀬の下見をしていてはきりがないくらいだった。

途中でやむを得ず、下見なしで突っ込むという選択をせざる負えなくなった。一応地図にグレード4の瀬があるであろう場所はメモしてきたので、そのあたりでは下見をするものの、もはやどれがグレード4の瀬かわからない。

結局未知のレベルであったグレード4の瀬にも、下見なしで突撃するという冒険をすることになった。

グレード4:波は相当高くなり、2~3mのホールや強烈なストッパーが出現。上級の技術がないと危険である。確実なロール技術とレスキュー態勢の配備が必要。

このときのメンバーは友人のセキちゃんと僕の2人で、カヌーはダッキーが1艇ずつであった。僕が先行して、セキちゃんが後行する陣形。

僕がなんとか下りきった瀬があった。流れが一息ついたところで待っているが、セキちゃんが来ない。なんだか嫌な予感がして見に行くと、カヌーが岩に張り付いている!!

やっちまったな~。

荷物が流され、そこに入っていた空気入れが折れていたためにもう空気が入れられなくなった。最後の手段としてカヌーを折りたたんで下った。僕のカヌーの方には大量の荷物はあるし、セキちゃんのフォローもしなくてはだし、最後まで無事でよかった。今でも鮮明に思い出せるほどに、脳裏に焼き付いている。

学生最後のニュージランド旅のモハカ川は、大冒険だった!!

憧れの川を見つけた本

やっぱり野田さんだよね。川辺で読む野田さんの本はたまらない。

世界の川を旅する

世界の川を旅する
世界の川を旅する

posted with amazlet at 13.02.15
野田 知佑 藤門 弘
世界文化社
売り上げランキング: 576,946

ユーコン漂流

ユーコン漂流 (文春文庫)
野田 知佑
文藝春秋
売り上げランキング: 334,560

関連記事

[NZ.1]ロードオブザリングのロケ地であるトンガリロ山が噴火しとった!!(ニュージーランド編)
[NZ.2]うなぎの捌き方を知らなくたってなんとかなるさ!(ニュージーランド編)
[NZ.3]憧れのランギタイキ川カヌーは期待を裏切らなかった!(ニュージーランド編)
[NZ.4]あちらこちらに温泉が湧いている国(ニュージーランド編)

ユーコン川カヌー紀行

2年後の2010年にもう一つの憧れだったユーコン川に下った。そちらの記事を紹介。

[カナダ]ユーコン川への想い
[カナダ]ユーコン川下り準備
[カナダ]ユーコン川出航(1日目~2日目)
[カナダ]ユーコン川で燻製(3日目~4日目)
[カナダ]ユーコン川ではカヌー上で生活(5日目~6日目)
[カナダ]ユーコン川でパイク田楽(7日目~8日目)
[カナダ]ユーコン川沿いの町カーマックスに到着(9日目~10日目)
[カナダ]ユーコン川で雨(11日目~12日目)
[カナダ]ユーコン川と熊の足跡(13日目~14日目)
[カナダ]ユーコン川で熊と遭遇(15日目~16日目)
[カナダ]ユーコン川でオーロラ(17日目)
[カナダ]ユーコン川のゴール地点ドーソン(最終日18日目~)

336×280

336×280

-カヌー

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

愛知県新城市の宇連川をカヌーツーリング!予想以上の激流にびっくりだがおすすめ!【危険】

どーも。カヌーツーリングを普及したい会代表の自然人タカ(@viatortaka)です。 カヌー旅を続けてきてもう13年。 えっ、、、13年も経つのか・・・。と書き出して自分でも驚く。カヌー経歴のまとめ …

天然うなぎを捕獲する仕掛けと捌き方とかば焼きのたれの作り方(ニュージーランド旅行記2)

ニュージーランドのトレッキングのことを書いて思い出した、うなぎを捕まえた話。ニュージーランドに来てはじめにトレッキングに行ったので、そこからうなぎと出会うまでを簡単に書く。 ニュージーランドでトンガリ …

天竜川カヌーツーリングと急流の瀬にもまれる中でカヌーを漕ぐ動画

2014年5月22日~24日で長野県の天竜川をカヌーで下ってきた。暴れ天竜と呼ばれるほどの急流の川だが、四国の吉野川やニュージーランドのモハカ川を下った僕らにとってはなんてことはない。水遊びである。 …

高知の吉野川を9年ぶりに見て、カヌーツーリングに懸けていた情熱を思い出した。川下りよもやま話。

どーも。カヌーツーリングを普及したい会代表の自然人タカ(@viatortaka)です。 「この川、カヌーで下ったなぁ・・・」 四国を走るJR土讃線は吉野川沿いを走る。美しい吉野川を辿るならもってこいの …

ワイトモケーブで洞窟ツアーに参加すべき!土ボタルの微光(ニュージーランド旅行記7)

ニュージランド日記も最後となる。カヌーもトレッキングも楽しんだあとは、土ボタルを見るためにワイトモケーブへやってきた。 大きな地図で見る ロトルアの西に位置するワイトモで土ボタルをのツアーに参加するこ …

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。