いつの日からだろうか。カナダからアラスカに流れゆくユーコン川と、ニュージーランドのランギタイキ川に恋焦がれていた。日本国内の行きたい川を網羅した僕らが卒業旅行で向かった先が、ランギタイキ川だったのだ!
2003年にカヌーを始めた僕のデビュー戦は、奈良の吉野川だった。そのまま青春18切符で山口県の錦川、熊本県の川辺川・球磨川と移動したのが初年度。
そのときはバンダナさん、組長、あ○むさんという個性派の先輩に連れられて3本の川を下り、カヌー旅の面白さを教えてもらった。この三方と一緒でなければ、ここまで川にのめり込むことにはならなかったと思う。
その後も毎年川下りを続けた。
2004年は企画者となって仲間を連れて行った。
・6月新潟魚野川・・・4日
・7月長野万水川・犀川・・・3日
2005年はカヌー企画の後継者を育てるべく数多くの川を下る。北海道の釧路川と岐阜の長良川は、かねてから行ってみたいと思っていた。どちらもふたたび訪れたい素敵な川。
・6月新潟魚野川・・・4日
・7月長野万水川・犀川・・・3日
・7月北海道釧路川・・・5日
・8月静岡大井川・・・5日
・8月岐阜長良川・・・8日
・8月長野万水川・・・1日
・9月茨城那珂川・・・3日
2006年は2005年の長良川でカヌーを全部流されるという失態を踏まえてのリベンジ。
・8月岐阜長良川・・・4日
2007年には国内の念願だった高知の四万十川と徳島の吉野川を下り、国内の行ってみたい川を網羅した感がでてきた。
・7月埼玉荒川・・・2日
・8月高知仁淀川・・・5日
・9月高知四万十川・・・8日
・11月徳島吉野川・・・6日
そうして僕と、川の相棒の関ちゃんは、2008年に卒業旅行でニュージーランドへ向かった。ニュージーランド旅の前半戦は僕ら2人に加えて、後輩のカスガとコイデも参戦。カヌー三艇をわざわざ日本から運びこんだ。
ランギタイキ川のスタート地点のダム湖でうなぎを捕まえた後に、川くだり開始である。
レンタカーでダム湖へ。
上流部は水量が不足気味。
きいちごがいっぱい。
ミーゴレン(Mi goreng)というオーストラリア留学時によく食べていたジャンクフードを久しぶりに見つけてしまい、食す。油そばの劣化バージョンだけど、うまい、ちなみに世界一うまい油そばの店は麺珍亭である。
ご飯はもちろん自炊!
この滝の下部から僕らはエントリー。
ただ、カヌーでくだっている猛者もいた。ダッキー(ゴムカヌー)じゃ難しい。
エントリー箇所。こうやってみると何ら問題ない場所に見えるでしょ?
エントリーした場所を遠目に見ると、実は微妙な位置。
出発~!!
日本の川をくだっていると絶えず人工物が目に入るんだけど、海外の川は自然のみで景観が形成されているのが好き。
水で作れるマッシュポテトとか使った。
この馬はどこから??野生・・・ではないよね?
トラウトを釣る関ちゃん。
早速次に取り掛かる。
簡単に3匹釣ったった!もちろん僕も釣ったよん。
炊き込みご飯にしてみた。
うなぎも獲れる。
朝は簡単にコーンフレーク。だったけど、うなぎが獲れたので、うなぎとコーンフレーク。
関ちゃんはカヌーに乗りながら釣りをしていた。ゴムカヌーだから穴があくリスクがあるので、ベテランのみ許される所業。僕はやめておいた。
2泊3日の行程でゴール。
ゴールした橋から撮った景色。
憧れの川を見つけた本
やっぱり野田さんだよね。川辺で読む野田さんの本はたまらない。
世界の川を旅する
ユーコン漂流
ユーコン川カヌー紀行
2年後の2010年にもう一つの憧れだったユーコン川に下った。そちらの記事を紹介。
・[カナダ]ユーコン川への想い
・[カナダ]ユーコン川下り準備
・[カナダ]ユーコン川出航(1日目~2日目)
・[カナダ]ユーコン川で燻製(3日目~4日目)
・[カナダ]ユーコン川ではカヌー上で生活(5日目~6日目)
・[カナダ]ユーコン川でパイク田楽(7日目~8日目)
・[カナダ]ユーコン川沿いの町カーマックスに到着(9日目~10日目)
・[カナダ]ユーコン川で雨(11日目~12日目)
・[カナダ]ユーコン川と熊の足跡(13日目~14日目)
・[カナダ]ユーコン川で熊と遭遇(15日目~16日目)
・[カナダ]ユーコン川でオーロラ(17日目)
・[カナダ]ユーコン川のゴール地点ドーソン(最終日18日目~)
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