中国のバス横転動画で中国自転車旅行のデスドライブを思い出す

中国東部の浙江省の高速道路で、バスに大型トラックが追突した瞬間を捉えた車載カメラの映像がニュースでにぎわっている。高速道路で降りる予定の出口を通過してしまったバスの運転手が車体をバックさせようとしたところ、走ってきた大型トラックが追突しバスもトラックも横転した事故。2013年8月2日に起きた。

追突したトラックの運転手が死亡し、バスの乗客と運転手など合わせて23人がけがをした。

バスに取り付けられていた4台のカメラの映像は衝撃的で、シートベルトをしていない運転手は窓に吸い込まれるようにして消えてゆく。半端ない。

中国の交通事情

2010年の1月~4月に僕は中国を自転車旅していた。自由な運転のなかで自転車を漕いでいると、いつひかれてもおかしくないように感じていた。特に広州から深センの道なんかは二度と走りたくない。

後半は成都の西部のチベット文化圏を走っていたため、交通量がそこまで多い道ではなく随分と気が楽だったが、山道の脇に転がっているバスを数多く見かけた。曲がり切れずにガードレールの外側を横転している車のもとに警察(公安)が来ている現場と何度も遭遇し、いったいどれだけの事故が起きているのか恐ろしくなるほどだった。

なんでこんなに事故が起きているのか。その疑問は僕自身がバスに乗ったときに氷解した。

中国の無謀すぎる運転

九寨溝から成都に戻るバスに乗ったとき、死ぬかと思った。そのことについては当時書いた記事に詳しく載せた。

[中国]中国のバスに乗るのは命をかけるのと同義 | takahirosuzuki.com

簡潔にまとめると、

・バスが出発してすぐに故障し、直すのに4時間
・遅れを取り戻すために猛スピード
・雪が降り積もる山道で時速100km以上
・一番前の僕の席シートベルトは故障
・運転手もシートベルトなし
・カーブはクラクションを鳴らして突っ込む
・トンネルに入ったらライトが故障していて真っ暗
・以後のトンネルはハザードと対向車のライトで切り抜ける
・間違えて逆車線に突っ込むも、対向車を間一髪よける

といった感じ。

こんな運転していたら、そりゃ事故るわ。俺が事故ることはない!みたいな運転だった。

冒頭のニュースのような事故も広大な中国では毎日のように起こっていると思われる。日本で大々的に取り上げられてるのは、映像がすごいということでピックアップされたんじゃないかな。

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