世界一周しているとき、ケニアを自転車で走った。それは2012年3月のことだった。ナイロビへ向かったときのブログ記事のタイトルは
記事の書きだしを抜粋すると
アフリカは危険だと思っていた。危険情報を調べ、多くの旅行者がいる安全そうな地域を選んで旅を始めた。モロッコからセネガルまで自転車で走り、タンザニアを1ヵ月強回って感じるのは、来てみなければ分からないということ。リアル北斗の拳のような世界ではなく、人間が日々の生活を営んでいる当たり前の姿がそこにある。それが分かったものの、ナイロビには恐れていた。
世界で危ない都市はどこか、という話が旅人同士で出る。真先に挙がるのは南アフリカのヨハネスブルグ。そんな場所でよくもワールドカップをやったものだと思うが、その後はどうなのだろう。危ないという噂は依然として消えていないが、以前に比べればマシになったのだろうか。ヨハネスブルグの他で、よく声を聞くのがナイロビ。大好きな山崎豊子の本の「沈まぬ太陽」の舞台でもあるナイロビ。僕がここに来ることはないだろうと思っていた。
最新の情報を収集した結果、最大限の配慮をすれば大丈夫と判断してナイロビへ入った。ダウンタウンに行くことはなく、夜に出歩くこともなく、ほとんど宿にいた。正確には郊外にある宿ジャングルジャンクション(以下JJ)でネットをしながらビールを飲む日々だった。
◆◆◆
この記事を読んで欲しい。
ナイロビでの発砲事件(地球遊学記)
この記事がUPされたのは2012年11月24日。発砲事件があったのは11月17日の22時頃で、JJの目の前で撃たれたとのこと。しかも強盗ではなくて、理由もなしに。
怖すぎる・・・
彼が書いているように
誰かが「大丈夫だよ。」って言っても毎回大丈夫、安全なんて限らない。その時たまたま運良く安全だっただけかもしれない。
このことは頭に叩き込んで旅をしていた。僕は出会った旅人の中でもかなり慎重な方だったように感じている。だからこそ自転車で2年半旅の中でトラブルらしいトラブルがなかったのだと思う。それでも、結局は幸運だっただけなんだよね。たまたま無事だったか、たまたま無事でなかったか、の前者であっただけ。本当に恐ろしい。
五体満足の状態で日本にいる今に改めて感謝した。
タイムリーなことに、昨日書いた記事が
是非読んでほしい。
当時のJJの様子。
ナイロビの治安が悪化
・ナイロビのショッピングモールで銃撃戦。ケニアの治安は大丈夫か?
・ナイロビの宿ジャングルジャンクション(JJ)で強盗事件
ケニア旅の記事
とはいえ、ケニアは本当に楽しい国。ほとんどの人はいい人なんだよ。
・[ケニア]ケニアに入って思うこと
・[ケニア]危険都市ナイロビに来る日がやってくるとは、、、
・[ケニア]ヘルズゲートでサイクリングサファリ
・[ケニア]フラミンゴが無料でいっぱい見ることが出来る湖
・[ケニア]同じ言葉を使う仲間
・[ケニア]マラリア??
・[ケニア]自転車で赤道を越えるということ
・[ケニア]オバマの祖母の家
[…] (事件の詳細はコチラから。とてもまとまっていて分かりやすいのでリンクを貼らせていただきました。) […]
大歓迎です!!
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