ナイロビに来る日がやってくるとは、、、
アフリカは危険だと思っていた。危険情報を調べ、多くの旅行者がいる安全そうな地域を選んで旅を始めた。モロッコからセネガルまで自転車で走り、タンザニアを1ヵ月強回って感じるのは、来てみなければ分からないということ。リアル北斗の拳のような世界ではなく、人間が日々の生活を営んでいる当たり前の姿がそこにある。それが分かったものの、ナイロビには恐れていた。
世界で危ない都市はどこか、という話が旅人同士で出る。真先に挙がるのは南アフリカのヨハネスブルグ。そんな場所でよくもワールドカップをやったものだと思うが、その後はどうなのだろう。危ないという噂は依然として消えていないが、以前に比べればマシになったのだろうか。ヨハネスブルグの他で、よく声を聞くのがナイロビ。大好きな山崎豊子の本の「沈まぬ太陽」の舞台でもあるナイロビ。僕がここに来ることはないだろうと思っていた。
しかし、まさかナイロビに来る日がやってくるとは。
勿論、情報収集をしての判断。近年では情勢は大分とよくなっているよう。最近ではタンザニアのダルエスサラームの方がやばい、と言われているくらい。これはナイロビの治安が改善したのとダルエスサラームの治安が悪化した2つの要因だろう。ただ、それでも治安が悪い悪いと聞き続けていたナイロビのダウンタウンに行く気は起きなかった。
アルーシャで出会ったカヨコさんに薦められたジャングルジャンクション(以下JJ)というナイロビの中心から少し離れた宿へ向かった。そこはライダー御用達の宿。日本人バックパッカーがよく使うダウンタウンにあるニューケニアロッジで盗難が相次ぎ、JJに流れているようだ。
ナイロビは2泊で出る予定だった。アルーシャに随分といたし、雨季が近付いてきていることもあり早めに動こうと考えていた。それが6泊もすることになったのは、シンゴ、シンさん、アキさん、ミカさん、といった日本人に出会ったから。バーベキューや餃子パーティーとしていたら時は経っていた。進む距離より楽しい時間が大事だからいいのさ。
ちなみに、、、ナイロビでは僕は市街地に行くことを避け、JJから出ることすらあまりなかった。だから自分が被害に合うことはまずなかったとは思うけれど、滞在中に公共バスでテロが起きたので、その情報を記載しておく(リンクはこちら)。※2012年11月にリンク先が消されていることを確認
マーケットで野菜やらを購入して自炊していた。なんせ宿にキッチンがあるから。
タケに持ってきてもらったカレールーを使う。シンゴとシンさんに振る舞いました。
キャンプは600シリング(約600円)。自転車なしの人は550シリングで、ドミトリーは1000シリング。
ダチョウやワニが食べられるレストランがあるというので自転車で行こうとしたら、キべラというスラムに遭遇。宿に置いてあったキべラレポートという本を読んでいなかったら気付かなかったかも。嫌な雰囲気を感じ、すぐに退散した。レストランには結局行けず。
マンゴーとパイナップルは毎日食べていた。20シリング(約20円)
楽しくて、美味しい。みんなで共有する時間として最高だと思う。
シンさん、実はライダー。南米を3年かけて回った後にアフリカに来た猛者。
2012年11月追記情報
帰国後、ジャングルジャンクションの目の前で発砲事件が起きたことを知った。以下の情報を確認してから向かって欲しい。
・ナイロビで僕が泊まった宿ジャングルジャンクションの目の前で発砲事件!!!!ガクブル
2013年9月追記情報
ナイロビのショッピングモールで銃撃戦があった。要確認。
・・ナイロビのショッピングモールで銃撃戦。ケニアの治安は大丈夫か?
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