雨季が近付いていた。向かう先のウガンダの降水量グラフを見ると、3月の150mm程度の降水量が4月には300mm近くに跳ね上がる。5月も250mmほど。3月下旬あたりから雨季が始まるのではと推測していた。
ウガンダのジンジャでナイル川ラフティングをやるのが北上した理由の1つだったので、雨季に突入する前に辿り着きたかった。しかし容易に動くには勿体ないくらいのかけがえのない時間をアキさんミカさんと共有しており、ナイバシャ湖湖畔のフィッシャーマンズキャンプでののんびりライフから離れ難かった。
火をおこしてご飯を作る。他の時間はただ語り合っていただけのように思う。これからのこと、これまでのこと。
旅を終えたらどうするのか??
というのは旅人の共通の課題。「どうしたい」という話は今後の日本や世界がどうなっていくのかという話とリンクする。お互いの考えが刺激を与えあいインスピレーョンの連鎖が起こると、時間は瞬く間に過ぎてゆく。日本では新しいかたちのコミュニティが求められている気がする、なんていう僕の提起に対し、すでにコミュニティづくりに動き始めていた2人。
夢の話は一向に留まる気配を見せず、ナイバシャ湖畔で4泊した後に「まだまだ話足りないよね」と60kmほど北にあるエレメンティタ湖の湖畔のキャンプ場に移動。そこで3泊の時間を過ごし、再会を約束して別れた。ほんと、よく話した。語った。
嬉しかったので、2人からもらった手紙を紹介してしまおう。
友よ
心地よい自然の中で、火を囲んで語ったあの時間と空間は本当に楽しく宝物だったよ。多くの大切な物を共有し、同じ言葉を使う仲間に出会えて、勇気をもらえたよ。ありがとう。
必ず今度は4人でまた火を囲んで美味しいゴハンを食べて語ろう。Happyな生き方を。
お互い気をつけながら、楽しく旅を。
Big love & Smile
Aki&Mika
こちらこそ、ありがとうございます。再会の日を楽しみにしています!!
<ナイロビからフィッシャーマンズキャンプまでの道>
ここまでがフィッシャーマンズキャンプへの道のり。ここからはフィッシャーマンズキャンプからエレメンティタ湖の写真。
エレメンティタ湖に落ちていく夕陽。
このパンを作ったのは僕。アウトドアでパンも作れるようになったので、バリエーションが広がった。パン作りをしたのはオーストラリアに高校留学して選択した「料理」の授業以来。アップルパイとか作った記憶がある。もう忘れちゃったケド。
夢を語り合う、かけがえのない時間。とご飯。
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