海外旅行の危険と防犯対策

日本というのは本当に安全な国だ。生まれてこのかた海外へ出たことがなかったら、危機感が薄れてゆくのは無理もない。タイで日本人の女の子と出会ったとき、なんと危ない行為をしているのかと心配になった。

[タイ]無防備な女の子

想像力が不足しているよね、と片づけるのは簡単だけど、基本的な部分は知識として持っておいた方がいい。海外に行くすべての人に読んでほしい記事がある。

May_Romaさんによる【海外で自分の身を守る方法】

幾つか僕が重要だと考えていることを引用すると、

【海外で自分の身を守る方法:2】官公庁の治安に関する情報を熟読すること。特に参考になるのは外務省の海外安全情報 http://t.co/iFPeBVw1  米国務省海外旅行情報  http://t.co/pCQHWEvU  英外務省海外旅行情報 …

【海外で自分の身を守る方法:6】女性でも男性でも空港鉄道などで声をかけてくる人に絶対についていっては行けない。タクシーに乗る場合は政府の認可を受けているもののみ。必ず公式の乗り場から乗ること。白タクだった場合暴力を振るわれて高額料金を請求されたり誘拐される場合がある。

【海外で自分の身を守る方法:8】服装は華美にしない。日本の普通の服装でも海外先進国であってもものすごく華美に見えることがある。女性の場合はなるべくジーンズやズボン。ブランド品は身につけないこと。身につける場合は高級なホテルや店舗のみに行き移動はタクシー。公共交通機関は使わないこと

【海外で自分の身を守る方法:8】ヒッチハイキング、カウチサーフィングなど身元が不確かな人の所に宿泊する様な旅行は絶対にしないこと。ヒッチハイキングやカウチサーフィンを悪用してレイプや窃盗をやっている人もいる。日本では報道されないが先進国でも事件が起こっている。

【海外で自分の身を守る方法:9】暗くなったら外を歩き回らないこと。特に冬場。暗くなってから土地勘がない所で外出の場合は、かならず複数で。帰りが夜遅くなる場合は、店などにタクシーを呼んでもらうこと。公共交通機関で帰ってはいけない。高くても安全を買うと思うこと。

【海外で自分の身を守る方法:11】公共の場でのアルコール摂取量に注意すること。大陸欧州の様な先進国でも公共の場で酩酊するまで飲むことは常識がないと思われる。酩酊して路上に寝ていたり駅で寝ていたら物取りやレイプの被害に遭う可能性がある。あっても悪いのは酩酊するまで飲む方と思われる。

【海外で自分の身を守る方法:13】町歩きの場合、肩からかける鞄は必ず上からフタをかぶせることができる物にする。ファスナー式の場合はファスナーを安全ピンで留めておく。斜めがけはしない。バイクや自転車に通りがけに襲われて引きずられた場合、自分も引きずられて死ぬため。

【海外で自分の身を守る方法:15】パスポート、クレジットカード、銀行のキャッシュカードなどはすべてコピーを複数取り、数カ所に分散して隠しておくこと。番号は暗記しておく。再発行方法などを書いた紙も複数に分散して隠しておく。

【海外で自分の身を守る方法:17】現地の経済状況、失業率、等には必ず目を通しておくこと。経済状況と治安には相関性がある。景気が悪くなると治安が悪くなる。その土地の貧しい地域には、見学目的であっても絶対に足を踏み入れないこと。写真撮影なども厳禁。

【海外で自分の身を守る方法:20】見ず知らずの人に差し出された食べ物や飲み物は絶対に口にしては行けない。店などでおごってもらう場合でも、気がつかないうちに、睡眠薬やドラッグを入れられる場合がある。気を失っている間に物をとられたりレイプされる。

【海外で自分の身を守る方法:22】歩道を歩く場合は、なるべく真ん中を歩くこと。これはバイクや自転車、車による追いはぎ強盗に遭わないため。バイクで引っ掛けられるとそのまま引きずられて死ぬ。相手は逃げて終わり。殴打される場合もある。

【海外で自分の身を守る方法:23】見物気分で海外の発展途上国のスラムや紛争国に絶対に行っては行けない。紛争国は飛行機は飛んでいるので渡航は可能だが、何かあった場合紛争地は海外旅行傷害保険適用外。死体の搬送などにも多大な費用がかかる。それを負担するのは日本の家族

【海外で自分の身を守る方法:28】日本のテレビで流されている「現地の人と偶然あって国際交流」というのはほとんどあり得ないことなので信用してはいけない。あれはすべて演出の結果。見ず知らずの旅行者に近寄ってくる人は犯罪者や商売人がほとんど。下心がある。

【海外で自分の身を守る方法:29】スマートフォン、iPad、MacBookなどの高級電子機器を、公共の場でむやみに使ってはいけない。高級電子機器は強盗の対象の場合。後を付けられて奪われる可能性がある。高級ホテルのラウンジや大学の図書館、治安の良いカフェなどであれば問題がない。

【海外で自分の身を守る方法:31】日本女性は性的被害に遭いやすい。理由は年齢の割に幼く見えて小柄であること、無防備なこと、何かしても騒がないこと、愛想が良いこと、女性一人旅や女性同士での旅行が多いこと(誘っていると思われる)、などが理由。痴漢の被害も少なくない

【海外で自分の身を守る方法:34】海外でもてると思い込んでいる日本人女性がいますが、見ず知らずの外国人に近寄ってくる男性の多くは、日本人女性が小柄なため腕力で何とかなり、外国人だから後腐れがなく、何かしても騒がないということを知っているからです。簡単だからにすぎません

【海外で自分の身を守る方法:35】先進国であっても、治安が悪い場所を抱える国は沢山あります。その「悪い」は日本では想像がつかない「悪さ」です。例えばイタリアのナポリでは銃撃戦で人が死ぬ所がありますし、イギリスでも銃撃や強盗が頻発する地域があります。スペインは首絞め強盗があります

【海外で自分の身を守る方法:40】なお私が住んでいたイタリアのローマでは現地っこですら強盗やスリの被害に遭います。スリが怖いので普段は車やバイクでの移動が基本です。夜遅くなるときは必ずタクシーか迎えに来てもらいます。普段華美な服装はしません。

【海外で自分の身を守る方法:44】食事や買い物の時にはお金を払う前に請求書は穴があくまでよーく確認しましょう。確認は失礼ではありません。特にサービス料が含まれているかどうかは要確認。間違いもあります。請求書が判読不可能な場合は書き直してもらいましょう。

【海外で自分の身を守る方法:46】OECD諸国の犯罪件数を見ると、比較的安全だと言われている欧州も強盗、窃盗、暴力事件が少なくないことがわかります。人口比での件数は日本より遥かに多いのです。http://t.co/imT9E7ue

【海外で自分の身を守る方法:48】空港、駅、政府ビル、など公共の施設でむやみやたらに写真をとってはいけません。国によってはそういう設備は軍事施設に分類されるので撮影は禁止です。特に旧共産圏、発展途上国などでは要注意。最悪の場合警察などに連行されます。

【海外で自分の身を守る方法:51】ドラッグが容易に手に入る国では、荷物や宿にドラッグを隠されないように十分注意。宿主、空港職員、警察などがグルになっている場合があり、賄賂を要求されたり最悪の場合逮捕。国によっては死刑です。空港で荷物をラップで巻くサービスがあれば使用推奨。

【海外で自分の身を守る方法:51】ATMを使う場合は銀行や安全な店舗の中のみにすること。ATMに細工されていて情報を抜かれたり、現金を下ろした直後に襲撃される可能性あり。ロンドンやローマ、ミラノでさえもATMへの細工や下ろした直後に現金をやカードの窃盗発生。

【海外で自分の身を守る方法:52】デモ、政治集会、ストなどには近寄らないこと。現地メディアや官公庁情報を収集し、現場周辺は避けること。日本と異なり、暴力的状況に悪化することがある。また参加者に間違われた場合、国によっては逮捕される場合。甘く見てはいけません。

【海外で自分の身を守る方法:54】荷物をラップで巻くサービスはスペイン、中南米などにあります。なぜこういうサービスあるかというと、荷物チェックイン後に麻薬を入れられたりする可能性があるためです。https://t.co/zpgZhavE http://t.co/zWSeGCuo

(続}イギリスや大陸欧州では、ホリデー(英英語ではホリデーと言います。バケーションとは言いません)カップルや友達、家族で行くのが当たり前で、一人旅はあまりいません。一人旅は仕事。もしくは「旅先でナンパされても結構です、私はそういう目的です」な意味にとられます。(続)

幾つかって書いたけれど、かなりの数になってしまった。僕が引用したやつを読んで、当然でしょって思わなかった人は、リンク先に飛んで熟読してほしい。

日本人の海外旅行時の被害総額と海外保険

日本人旅行者はネギを背負ったカモである
海外旅行保険は2枚の年会費無料のクレジットカードを作っておけば大丈夫という真実







古民家宿泊はじめました!

古民家タカハウスで宿泊事業をはじめました。良かったら遊びに来てください。語りましょう。ボードゲームやりましょう!


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ABOUTこの記事をかいた人

管理人のたかです。1984年4月20日生まれ。不動産会社での開発業、自転車世界一周、地域おこし協力隊を経て、愛知県新城市の古民家で宿泊事業をはじめました。SNSでフォローしていただくと最新記事を読むことができます。よろしくお願いします。