どーも。日本が誇る文化である漫画を普及する会代表の自然人タカ(@viatortaka)です。
2015年連載中で現在3巻以下の漫画にランキングをつけた。
・2015年連載中の面白い漫画ランキング【3巻以下限定おすすめ】
3巻以下と限定してしまい、4巻まで出ているものは省いた。というわけで続編は5巻前後。4巻~6巻まで単行本化されている漫画で順位をつける。
人気とかメジャーとかマイナーとかは知らない。楽しみにしている順番に並べただけだから!
13位 アホガール
アホガール
突き抜けたアホな女の子によるコメディー。頭が悪くてバナナが大好きな動物的な女子高生が主人公「よしこ」。まさにアホガール。
頭がおかしい「よしこ」に巻き込まれる幼馴染の男子高校生。冷静沈着な彼が突っ込み役なのだが、彼女のアホさに振り回されることも。巻き込まれるクラスメイトの様子は悲劇で、それが面白い。
新しいキャラが登場したりと変化は少しずつあるのだけれど、どうしても似た展開になるので飽きがこないように連載し続けられるかが心配。
個人的にはツボだったけど、レビューに人を選ぶ作品、とあり、妙に納得。このどうでもいい世界を受け入れられない人は、この漫画はどうでもいいのだと思う。
12位 放課後さいころ倶楽部
放課後さいころ倶楽部
小学館 (2013-09-12)
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女子高生がボードゲームを楽しむ漫画。ボードゲーム好きとして外せない作品だけれど、ボードゲームに興味がない人が読んでも楽しめるはず。むしろやりたくなるだろう。
作中で紹介されるボードゲームは実際に世に出回っているものであり、その魅力が余すところなく描かれている。この漫画を読んでやってみたゲームも幾つかある。
貴重なボードゲーム漫画として応援したい。
11位 クジラの子らは砂上に歌う
クジラの子らは砂上に歌う
売り上げランキング: 1,337
スマホで読んだのが始めで、文字数が多くて読みづらかった。改めてコミックで読むと随分と印象が違う。
ファンタジー要素が強いが、読み進めると物語性が増してくる。生きることを諦めた共同体にうねりが生まれ、葛藤と共に人々の選択が行われる。その先にある未来はこれから描かれるのだろう。
こういう話が好きなんだよなあ。
10位 ドリフターズ
ドリフターズ
島津豊久を主人公にしている時点で面白い予感がぷんぷんする。予感はするのだが、次が出ない!!連載中という意味において、新刊が出るテンポも大事だよね。気になっているのに~!
既刊している3巻までも面白いのだが、これからどうなるのか。なんとも期待させられている作品なのである。
9位 山賊ダイアリー
山賊ダイアリー
狩猟というジャンルの稀有な漫画。岡山で狩猟をする作者の体験記である。
獣や鳥を撃ち、解体し、食べる。その過程が漫画で読めるのは貴重。カラスだって食べる。
昨年狩猟免許を取得し、冬には罠を仕掛けた。解体を習い、己の力でできるように準備を進めている。そんな状況だからこそ余計に面白い。
自分が狩猟を始めてから改めて読み直すと勉強になる。
・狩猟漫画の山賊ダイアリーとブログちはるの森が面白くてかなわん!!
8位 亜人
亜人
人間の中に紛れ込んでいる亜人。それは外見からはまったく分からず、本人すら知らないことがある。不死身という特徴から周囲に亜人だと知られた主人公がどうなるのか。それを追いかけていく作品。
これから話をどうもっていくか。読者の予想を裏切りつづければ、最高に面白くなるかもしれないし、出オチで終わる可能性も十分ある。
現段階で終わりまで見据えていれば、名作となるはず。
7位 僕らはみんな河合荘
僕らはみんな河合荘
少年画報社 (2011-05-30)
宮原瑠璃先生のほっこりするラブコメ。
現在他誌で連載中の女子高生が恋愛研究をする恋愛ラボも好き。テンポの良いラブコメで絵がかわいい。
登場キャラクターがみな超絶個性的で、彼らが織りなすギャグと、その中にある恋愛感情をさくさくっと楽しめる。ジャケ買いする人が多そうな感じである。絵が好きなら買い!
おすすめのラブコメ漫画ランキングで2位である。
6位 干物妹! うまるちゃん
干物妹! うまるちゃん
集英社 (2013-09-19)
ほのぼのする漫画。まったりと癒されたい人におすすめ。連載されているヤングジャンプでは段々と人気が出ている様子。
美人女子高校生であるうまるちゃん。ただ、学校は彼女の舞台ではなく、家でごろごろしているところが主題。
ボテチとコーラ飲んで、ゲーム。そんな家では別人の彼女の生活にふんわりとした気持ちにさせられる。登場キャラクターの照れの表現が上手。
雰囲気というか、世界観にやられた。
5位 ホリミヤ
ホリミヤ
スクウェア・エニックス (2012-03-27)
単行本の進みに時間がかかるが、地味に楽しみにしている漫画。こういうほんわかラブコメが好きな面があるのは否めない。
というか5位に引き続きラブコメだ・・・
さらっと女受けする言葉を言う男ってずるいよね。
ウェブコミックの「堀さんと宮村くん」が原作で、比較されることが多い。
4位 orange
orange
売り上げランキング: 970
ネットでの試し読みから単行本で読んでいるのがorange。
まず上質な紙面に驚いた。上品な素材のコミックに載せられた絵が妙にしっくりきており映える。
未来の自分から手紙が届く恋愛もの。後悔のないように、と反省が綴られた手紙を読んで運命を変えようとあがく。そうしていくうちに変化していく状況。
よくある話のようだけれど、描写と展開力が素晴らしくてぐいぐいと読まされる。ここ最近の恋愛系の少女漫画では随一に惹きこまれている。
3位 かくかくしかじか
かくかくしかじか
2015年の漫画大賞に選ばれたのは昨日。納得の受賞である。
作者の東村アキコ先生が美大を目指す過程、そして美大でどんな生活を送っていたか。これがめちゃくちゃ面白い。面白く描かれているわけではなく、そもそもの体験が面白いのだと感じる。
愛と個性に満ち溢れた指導者とのエピソードは涙ものである。
子育て世代、もしくは子育て経験者には、ママはテンパリストという子育てをおもしろおかしく描いた東山アキコ先生の作品もおすすめ。
2位 僕だけがいない街
僕だけがいない街
角川書店(角川グループパブリッシング) (2013-01-25)
カミヤドリを書いた三部けい先生の最新作は、引きこまれるサスペンス。
この手の漫画は最後がどうなるか?伏線をしっかり回収して納得のいく、それでいてすかっとする終わりであるかによって評価がかわる。少しずつ収束に向かっているように感じるが、まだまだ続くのか。
完結してから読むと伏線もすべて覚えているし満足度が高いのだろうが、こういう漫画を連載中のリアルタイムで楽しめることはその時代に生きている喜びでもある。
1位 ぼくは麻理のなか
ぼくは麻理のなか
滅茶苦茶面白かった「悪の華」。その押見修造先生が連載している「ぼくは麻理のなか」は男女が入れ替わる作品である。
どうしようもないひきこもり男がいつもコンビニで見かける憧れの女子高生がいた。ふと朝目覚めるとその女子高生麻理になっている。彼女の世界を汚さないように生きようとする。男の下品だけど純粋なところを書かせたら天下一品なのが押見修造先生。
身体が入れ替わったとすると・・・もともとの自分はどこに行ってしまったのか?麻理が自分になったのか??
明かされていくのは麻理がどういう女の子だったのか。続きがもっとも気になっているので1位とした。
◆
以上の13作品を2015年連載中で4巻~6巻まで単行本化されているおすすめ漫画として挙げる。
良かったらあなたのおすすめも教えてください。
ちゃお!
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