旅を初めてから3度目の年を越す。早いものだ。今年は西サハラ、去年はベトナム、一昨年はメキシコ。な~んて書いてみると、世界を旅してきたことを実感する。
一昨年のメキシコではメキシコ人のエドガー宅で年を越した。現地人の慣習などを知ることが出来たスペシャルな年越し。
・[メキシコ]エドガーとの出会い(12月30日)
・[メキシコ]エドガー家の大晦日(12月31日)
・[メキシコ]エドガー家での年始(1月1日、2日)
・[メキシコ]エドガー父方の家での年始(1月3日、4日)
・[メキシコ]エドガーへの偽り
去年のベトナムでは世界遺産のハロン湾で過ごした。これはこれでなかなかの年越し。
・[ベトナム]世界遺産のハロン湾に自力で行ってみた
今年は西サハラで砂と星にまみれている。周りには何もないが、何もない年越しというのも滅多にないだろう。
2011年は5回の新年を迎えた。1月1日をベトナムで迎えたのを皮切りとして、2月に香港で旧正月、3月にチベットの旧正月、4月にネパールの新年、11月にモロッコでイスラム暦の新年、と続いた。4月までで4回の新年を体験したので、このペースで行けば12回!?なんて思ったけど、そんな簡単には行かなかった。世界には5~10月に新年を迎える国もあるのかな?
そんな2011年も五体満足で旅を続けられて本当に良かった。ベトナム→中国→香港・マカオ→中国→チベット文化圏→ネパール→トルコ→ギリシャ→ブルガリア→セルビア→ハンガリー→スロバキア→ポーランド→チェコ→ドイツ→オランダ→イギリス→フランス→スペイン→モロッコ→西サハラ、と旅をしてきた中で、インパクトがあった出来事を挙げてみたい。
2011年インパクトがあった出来事ベスト5
○5位 セルビアで結婚を迫られる
田舎街を走っているときに宴に呼ばれた。そこでは豚や鶏の丸焼きを食べ、ぐびぐびと酒を飲んで一夜を過ごした。その翌日のこと、、、
・[セルビア]結婚を迫られる
○4位 中国で犬を食べる
訪れた広州は「足があるもので食べないものは机と親くらい」とも言われている。食への好奇心が強い僕が食べたものは、、、
・[中国]広州グルメ ~犬を食べてみた~
○3位 エベレストを間近で見る
「いつかエベレストに登ってみたい。まずは憧れている山を見てみたい。」その想いを抱えて念願のエベレストを見に行った。友人のなべちゃんが日本から遊びに来てくれて2人で歩いたその道のりは、、、
・[ネパール]エベレスト1:想い
・[ネパール]エベレスト2:日本人女性最年少登頂者に出会う
・[ネパール]エベレスト3:べジータ vs カカロット
・[ネパール]エベレスト4:今年4度目の新年を迎える
・[ネパール]エベレスト5:BCでの再会とカラパタールからの絶景
・[ネパール]エベレスト6:チョラパス(Cho la pass)越えは中級者向けの美しき道
・[ネパール]エベレスト7:もう一方の見どころ、ゴーキョピーク
・[ネパール]エベレスト8:俺達はまだ本気を出していないだけ
○2位 チベットで鳥葬を見る
チベットのような苛酷な土地では鳥葬は合理的な葬式である。理性では分かっていたが実際に見て感じたことは、、、
・[チベット]13.鳥葬を見て死を想う
その他のチベット記事も合わせて紹介
・[チベット]1.全ては始まった
・[チベット]2.まさか再び会えるとは
・[チベット]3.何が足りないのかが分かった
・[チベット]4.そうは問屋が卸さない
・[チベット]5.必要な時間
・[チベット]6.チベットとはこんなところだよ
・[チベット]7.風邪+高山病+峠+夢
・[チベット]8.警察に連れて行かれた
・[チベット]9.思い込み
・[チベット]10.標高4000mにて絶景の道
・[チベット]11.チベット人の家に泊めてもらう
・[チベット]12.出発して5分後にチベット人の家に招かれる
・[チベット]14.勇気ある撤退と旅のパートナー
・[チベット]15.チベット人の結婚式に参加
・[チベット]16.浴室に泊まる
・[チベット]17.チベットの家づくりに参加
・[チベット]18.チベットの学校潜入
○1位 オランダで自転車を盗まれる
衝撃的な出来事。1年半以上の期間を24時間一緒に過ごしてきた相棒がさらわれたのだ。そのとき僕が感じたことは、、、
・[オランダ]愛
今は新しい自転車でサハラ砂漠を縦断中。
・[イギリス・持ち物]新しい自転車
振り返ってみれば2011年もいろいろあった。日本での今年の漢字は「絆」らしいが、僕の旅での今年の漢字は「縁」が最もしっくりくる。人生とは「縁」に尽きるのではないか。「縁」を尊び、大切にし、活かす。そのように生きてゆきたいと思った。
・[スペイン]ヨーロッパ横断を終えて想うこと
旅が3年目となり、当初と比べると好奇心が摩耗してきたように感じる。改めて「何ても見てやろう!」という気持ちで2012年の旅を始めたい。
本当にいろいろな人に助けられながら旅を続けられていることを感じます。今年もよろしくお願いします。
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