アグリコラという農業をするボードゲームがある。
ブログ主の僕はアグリコラの魅力に取り憑かれており、2017年に日本一決定戦を企画した。
アグリコラを愛してやまない農民との出会いが楽しすぎて、2018年10月6日(土)、7日(日)に、第二回アグリコラ勝手に日本一決定戦を開催した。
2017年の第一回大会に参加してくれた方を含め、ふたたび多くの農民が愛知県新城市に集った。
2017年の世界選手権に日本代表として出た2人(内1名は世界2位)などが参加し、「勝手に」日本一を決める大会とはいえ、優勝者は日本一を名乗っても差し支えのないレベルの大会と言えよう。
今回もアグリコラ名札を作成。前回の名前が見にくいという反省点を活かし、
・名前
・居住地
・アグリコラ戦歴
・レート
の4項目に絞って記載した。
参加者にアグリコラ経験を聞くと、2,000戦あたりの人がごろごろいてびびる。
第二回アグリコラ勝手に日本一決定戦の名札に今までのアグリコラ経験を載せようと思い参加者に聞いているのだが、2000戦あたりの方が半分くらいいて驚愕している。(※アグリコラは1戦2時間くらい)
https://t.co/ynQLVWYmw9— taka@ボドゲ宿オーナー (@viatortaka) 2018年9月20日
アグリコラ2000戦は1戦2時間として4000時間。税理士試験に合格するまでの標準勉強時間は、短い人で2,500時間、長い人では5,000~6,000時間といわれているんだよねえ・・・。農業する時間で税理士になれるのだが笑
逆に考えると税理士程度のアグリコラの知識を持った方々^^— taka@ボドゲ宿オーナー (@viatortaka) 2018年9月20日
大会の3部門の優勝者
基本的にすべての5人ゲームこと5グリで「1位10点、2位7点、3位4点、4位2点、5位1点」を加算した。同点の場合は双方に順位点を加算。仮に同点1位が2人いた場合、1位、1位、3人目の方は3位となる。
その個人の合計点を参加したゲーム数で割り戻した点を個人のランク点とし、5が真ん中くらいで全勝すると10になるようにした。
アグリコラ山岳ステージ 山王は誰だ???
アグリコラ山岳ステージは土曜日のランク点を競う。
クライマー賞受賞の山王はもちもち!!!
4戦中、1位2回・2位2回のランク点は8.5。圧倒的な山登りの実力を見せた。
新城アグリコラ会1日目終了
初日の結果は1位でした!
(2位、1位、2位、1位)
山王は俺だ!
(初日1位のタイトル)— もちもち (@mochimochi_308) 2018年10月6日
スピード勝負ステージ アグリコラスプリンター選手権 最速の男は誰だ?!
アグリコラスプリンター選手権は日曜日に予選1試合、決勝1試合のトーナメント戦を行った。
このスピード勝負を制したのはぽるさんとやまぁだ氏。2人の速度は同じで、同点優勝となった。
新城アグリコラ大会お疲れ様でした!結果はトーナメントで同率一位と、総合2位でした!結果は上々でしたが、最終戦でビリ取ってもちもち氏に捲られたのが悔やまれる…次は倒します!
— やまぁだ (@yamada_jojo) 2018年10月7日
2日間の5グリの成績のトップは?アグリコラ日本一は誰だ??
土日の全成績のランク点トップがアグリコラ日本一。
その日本一は「もちもち」だった。山を制した男がゴールテープを一番に切った。
ランク点は7.85。平均点は48.7。
新城アグリコラ優勝!
アグリコラ日本一になったわ~。
俺、アグリコラ日本最強だわ~— もちもち (@mochimochi_308) 2018年10月7日
ちなみに成績上位者5名は(※ランク点6のたむさんは3戦のみの対戦なので除きました)
・5位 ランク点5.77 こっとん
・4位 ランク点5.85 たかひろ(僕)
・3位 ランク点5.87 すみ
・2位 ランク点7.14 やまぁだ
・1位 ランク点7.85 もちもち
であった。
成績上位者のカード評価を公開!!!
アグリコラ理論が2014年に発売されてから数年の時を経た。アグリコラの研究はさらに続いており、最新のカード評価がみな気になるところであろう。
2017年はランク点上位5名のカード評価を紹介したが、2018年は評価をつけてくれた全員のものを公開する。2017年上位5人のカード評価も合わせて紹介しておこう。
アグリコラー必見である。
職業評価編 2018年
進歩評価編 2018年
職業評価編 2017年
進歩評価編 2017年
大会振り返り
2017年大会ではリアルで打つアグリコラの難しさを痛感した。(ブログ主がアグリコラをやるのは主にオンライン)
2018年大会でも5位スタートで、5位、4位、5位とはじまり絶望。。。
4戦目に1位を取り、1勝できたことに安堵して終えたのが山王争い。4戦1勝とはいえランク点は3.5という絶望的な数字だった。
しかし2日目に1位、1位、2位と巻き返して7戦3勝で本戦を終える。そこでのランク点が5.85と総合成績4位。
3日目に残ったメンバーでエキシビションをしたのだが、1位、2位、2位、1位と好成績を叩き出した。
終わってみれば5グリ11戦5勝のランク点6.81。勝率が4割を超えて最高の気分であった。
振り返りの一戦
ぶらつき学生がよく仕事をした、思い出深い一戦を振り返ってみる。
5番手初手ぶらつき学生、石切り場。
ぶらつきから出てきたのは営農家、小農夫。はじめて小農夫使ったよ!!!
4枚目はなんど醸造師。キタコレ!!!(ちなみに残りの3枚は大工、資材商人、修理屋)
大工と修理屋が先行したら、石切り場を出して石で増築していく予定だった。
最終盤面は47点1位。
ぶらつき学生の評価が最近上がっているのだけれど、ぶらつき学生は畑補助になるという考え方がある。
ステージ1の飯行動が職業になることで、余った手を畑にできる。それにより畑補助がなくても5枚耕しやすい。職業条件のある強い進歩と組み合わせることで、意外に点が伸びる。
まとめ
大会初戦は、楽しい3日間が待っていることに感無量で手が震えた。それほどまでに楽しみだった。
3日間を終えたとき、すでにアグリコラがやりたくなっていた。そして、今もやりたい。
参加してくださったみなさん、手伝ってくれたスタッフの方々、ほんとうにありがとうございました。
また来年もやりたい。3日間打てるなら、3連休がいいな。
アグリコラ関連記事
最後にアグリコラ戦略記事を紹介する。
・アグリコラで40点代後半を取って勝ち負けまで持ち込む基本戦略を考察してみる【ボードゲーム攻略】
・アグリコラで50点を目指すドラフト戦略考察【職業進歩の評価あり】
・アグリコラの職業と小進歩カードを評価するときの考え方【初心者~中級者向け】
・アグリコラのステージ1のプレイングとチェックポイント考察
・アグリコラのステージ2のプレイングとステージ3への準備(戦略論)
・アグリコラのステージ3の動き方とアクション計算(戦略論)
おすすめボードゲームの紹介も。
ブログ主とアグリコラやその他ボードゲームがやりたければ、宿タカハウスへおいでください。農民を連れてきてもらえると歓喜します。
ちゃお!