アフリカと言えば動物。動物といえばサファリ。そう考える人も多いのではないか。少なくとも僕はそうで、さらにサファリと言えばケニア・タンザニアだと思っていた。
セネガルからタンザニアに空路でひとっ飛びした後、タンザニアでサファリカーによるサファリ、ケニアで自転車によるサイクリングサファリを楽しんだ。動物観賞はお腹いっぱいとなった。
ビッグ5と呼ばれるライオン、ひょう、象、バッファロー、サイを見ることが出来ていたし、サファリはもういっかという気分。そんな中でボツワナのチョベ国立公園の情報をもらった。とにかくコストパフォーマンスがいい、と。
2012年4月から値上げしたため、もらっていた情報よりは少々値が上がっていたが、朝の3時間のゲームドライブが225プラ(約2250円)、夜の3時間のクルージングサファリが190プラ(約1900円)、それに国立公園の入場料70プラ(約700円)がかかる。
ゲームドライブとクルージングサファリを同日に行けば、入場料は70プラで良い。6時から9時にゲームドライブへ行き、15時~18時にクルージングサファリに行って5000円ほどである。破格。
アフリカ大陸も終わりに近づいており、次にアフリカに来るのはいつになるか分からない。クルージングサファリはやったことないし行ってみることにした。
2つのサファリを満喫して充実の1日を過ごした後に気付いたこと。これね、価格と照らし合わせると満足度が滅茶苦茶高い。あり得ない。
ゲームサファリはビッグ5のうちサイ以外の4つを見ることが出来たし、今までのサファリで見たことのないセーブルという角が異様に格好良い鹿系の動物と出会った。クルージングサファリでは水の中にいる象と大量のカバがいた。ケニア・タンザニアでは見ることの出来なかったもの。それで5000円とはびっくりである。
とは言えタンザニアのンゴロゴロ国立公園のサファリでの、広々とした草原にうじゃうじゃシマウマやバッファローがいる様は圧巻だった。ただ、2泊3日で430ドル(約35000円)だからなあ。
ザンジバルで出会った南アフリカから北上してきた韓国人らが、ケニア・タンザニアではサファリに行かないと言っていたのも頷ける。南部で十二分にサファリを満喫してきたのだ。知名度が低いからなのか、いずれも良心的な価格。
アフリカでのサファリの値段を抑えたいなら、チョベ国立公園のサファリはすごく良い。ジンバブエ、ザンビア、ナミビア国境の近くで、ボツワナ北東部の街カサネ(kasane)のチョベサファリロッジで申しこんだ。コストパフォーマンスが信じられないくらい高い。おすすめ。
ボツワナの記事
・[ボツワナ]チョベ国立公園のサファリのコストパフォーマンスは異常
・[ボツワナ]4つ星ホテルでビュッフェを食べてみた(チョベサファリロッジ)
・[ボツワナ]ライオンが出る道を自転車で走る
・[ボツワナ]別の惑星に迷い込んだような宿、プラネットバオバブ
・[ボツワナ]オカバンゴのモコロトリップのウォーキングサファリが半端ない
・[ボツワナ]アフリカで大好きになった国
コメントを残す