世界一周をしていたと言うと、よく聞かれることの1つがお金のこと。
「いくらかかったの?」という問いは多く、そちらは以前にも書いたように835日で270万円だった。
「お金の管理はどうしていたの?」と合わせて聞かれることも多い。お金の管理に対して細かく話せばキリがないのだけれども、今回は重要な6つの項目をまとめた。
1.現金は最低限しか持ち歩かない
もっとも大事なことの1つ。多額の現金を持ち歩くことはリスクである。
「万が一のために」と多くの日本人が現金を持ちすぎるがために、余計に狙われるという悪循環が起こっている。
・日本人海外旅行者は現金持ちすぎ!2012年の盗難・紛失被害総額は約152億円
2.クレジットカードはビザとマスターを持ち歩く
現金を持ち歩かずにどうやって旅行するのかというと、クレジットカードを使うのだ。
信頼できる店ではクレジットカードで支払う。信用しきれない店や、現金のみしか受け付けていない店では現金を使う。
ATMからキャッシングによって現地通貨を引き出せるので、「現金を持ち歩くリスク」と「引き出す手間や手数料」を天秤にかけた額をおろせばよい。ATMはアフリカ大陸ですら普及しているので、世界中にあると思って差し支えない。
ビザカードしか取り扱っていない店、マスターカードしか使えないATM等があるので、両方のカードを持っておくべき。
・海外旅行保険は2枚の年会費無料のクレジットカードを作っておけば大丈夫という真実
3.ATMのスキミングとカード飲みこみに注意する
海外のATMを使うときには(国内もだが)、スキミングに注意しなければならない。まずは手口を知ること。
もう1つ注意することは、カードの飲みこみである。長い時間ATMを操作していると飲みこまれることもあり、海外だとかなり面倒なこととなる。
2つのリスクを軽減するためには、営業中である銀行併設のATMを使うことである。スキミングの機械がついている可能性は低いし、飲みこまれたときの対処も早い。
4.国際キャッシュカードはいらない
クレジットカードの代わりに、国際キャッシュカードを使うという方法がある。手数料が高いことや、補償がないことなどを踏まえると、クレジットカードの方が便利。世界一周に持っていったが、結局一度も使わなかった。
クレジットカードが嫌いな人や作れない人には良いかもしれないが、おすすめはしない。
5.トラベラーズチェックはいらない
トラベラーズチェックを、現金もクレジットカードも失ったときの最終的な手段として200ドル分持っていった。先日それを現金に換えた。
・トラベラーズチェックがまじで使えない3つの理由→持っている人はさっさと換金すべし!
使える場所がどんどん減ってきており、もはや万が一のときに使えるものではない。
今の時代には不要。
6.盗られる用の財布を持つ
その日に使う分の現金を入れた財布と、予備のお金を入れた財布を分ける。
前者は盗られてもいい分しかいれない。財布を出したときに、多額の現金が入っていることを見られること自体もリスク増加の1つなのである。
強盗に出会ったときも、盗られてもよい財布をまずは渡す。とにかく、お金を一か所にまとめてはならない。
まとめ
以上が僕のお伝えしたい海外旅行のお金の管理方法。
少しでも安心して旅行をしてもらえると嬉しい。
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