[チベット旅行]16.稲城の宿が10元(130円)+温泉の浴室に宿泊

結婚をお見送りした日の僕の体調は優れなかった。昨晩相当の疲労にも関わらず、おもてなしに誠心誠意対応したために疲れがモロに出たのだと思われる。ノロタ君と相談し、ここはヒッチハイクで進むことした。道中の車に声をかけ続けること2時間弱でバンを捕まえて乗り込んだ。

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車中には子供たち。2時間ばかり走った後に下ろしてもらった場所は稲城のガソリンスタンド。そこから町の中心へ向かおうとすると、警察が「待てよ待てよ」と。英語が全く通じない警察官で、兎に角ここにいろと言われ、体調が悪いにも関わらず待たされること数十分。ちょっとばかし英語が話せる女性の警察官が来て事情を聞くと、この時期の稲城はツーリストに開放されていないとのこと。旅人が入れるようになるのは5月からだと言う。体調が悪いのでどうにかしてくれと頼むと、実に心優しい対応で宿探しをしてくれ、見つけてくれた宿がなんと10元(130円弱)で中国最安。やるな!

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女性警察官とその友人と顔色の悪い僕。

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稲城はチベット人の街で、理塘とは違った美しい街並み。外国人が僕らしかいないのも良かった。ノロタ君がここからはバスで行くことになったのでお別れ。短い間だったけど一緒に走った時間は楽しいものだった。

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束の間のペアランが、1人で走る元気をくれた。

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登ってきた道。標高4400m程度だろうか。

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標高4700mの峠。いい加減、絶え間ないアップダウンに飽きてきた。

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頭に雪を被った山々を見ながらのダウンヒル開始。

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写真中央部に山を削って書いてある言葉は「共産党万歳」

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切り立った渓谷を横目に崖沿いを走る。

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温泉、と書いてあったので思わず自転車を止める。そろそろ日が暮れそうという時刻であり、頭に浮かんだプランは温泉に入ってそのままキャンプ。日本一周したときは毎日がそれであり、風呂に入った後はよく眠れるのだ。そこで駐車場にテントを張っていいか尋ねてみた。上の写真はその温泉の建物で、左側に見えるドアが1つ1つの浴室につながっている。翌朝撮ったので空が青い。

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駐車場でキャンプして良いか尋ねると、浴室内のベッドで寝ていいよ、と。有難い。10元(130円弱)で温泉+宿泊サービス付。素敵なチベット人夫婦が経営していた。

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浴室内はこんな感じで、ベッドがないのが標準。湯がいっぱいに入ると、立てる程の深さがある。温泉に立って入ったのは、宮城県の花巻温泉以来である。結構気持良いのだ。

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相当久しぶりに標高2000m台まで下ってきた。背の高い木々が姿を見せるようになり、生物が住みやすい雰囲気が漂う。写真右側の標識は手書き。何を伝えたいのか意味は分からなかったが、なんだか温かみがあった。

チベットの道

[チベット]1.全ては始まった
[チベット]2.まさか再び会えるとは
[チベット]3.何が足りないのかが分かった
[チベット]4.そうは問屋が卸さない
[チベット]5.必要な時間
[チベット]6.チベットとはこんなところだよ
[チベット]7.風邪+高山病+峠+夢
[チベット]8.警察に連れて行かれた
[チベット]9.思い込み
[チベット]10.標高4000mにて絶景の道
[チベット]11.チベット人の家に泊めてもらう
[チベット]12.出発して5分後にチベット人の家に招かれる
[チベット]13.鳥葬を見て死を想う
[チベット]14.勇気ある撤退と旅のパートナー
[チベット]15.チベット人の結婚式に参加
[チベット]16.浴室に泊まる
[チベット]17.チベットの家づくりに参加
[チベット]18.チベットの学校潜入

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