どーも。絶品の店を探して食べ歩く会代表のグルメ侍タカ(@viatortaka)です。
ひさびさにとんでもない飲食店を見つけた。正確には連れていってもらったのだが、あり得ないレベルのコストパフォーマンスで、それはおいしいにも関わらずこんなに安いのか!という驚きがある。もっと値段を上げてもらっても喜んで払いますよといった、コスパが良すぎて心配になる店。
10年以上前の話になるが、東京池袋から西武池袋線で池袋から一駅のところにある椎名町に住んでいた。そこの住宅街の一角にとんかつ”おさむ”という店があり、ふらっと入ったら500円でロースかつ定食を振る舞う店だった。
そのロースかつ定食が美味しく、1000円を超えても行くであろうレベルなのだが、それが500円のワンコイン価格設定だった。当然のように通うこととなり、週2回くらいのペースで通ういわゆる行きつけの店となった。
そこの他のお客さんが牡蠣フライ定食を冬場によく頼んでいるのを見て、牡蠣が好きではなかったが一度食べてみることにした。そして牡蠣とはこんなにうまいものなのかと驚愕したのである。それ以来牡蠣フライは好物の1つ。
しかし世に知られていない名店というのはどこかで飛躍する。王様のブランチ、どっちの料理ショー、その他にもテレビで幾つか一気に紹介された時期があり、行列ができる店になった。それまではふらっと行っても入れたのに、1時間待ちが当たり前。週2で通うのは難しくなってしまった。
なぜこんなことを書いたのかと言うと、「鹿原(ろくげん)」にも同等のポテンシャルを感じたから。熊本県北部の山鹿市に位置するので東京と同じようになるのかは分からないが、並ばずに入れるのが奇跡の店。そのうちテレビで紹介されたり、口コミで評判になって入れなくなるはず。
では、「鹿原(ろくげん)」の紹介をしたい。
地鶏料理の店「鹿原(ろくげん)」
まずは場所。山鹿市の山奥にあり、福岡の八女市からも近い。車は必須!
住所は熊本県山鹿市鹿北町椎持3246-1
山道を走りぬけると看板がある。
ここに向かう多くの人は「ろばたやき山ろく」に行く。上の写真の右側に映っている奥の建物が山ろく。ここに行かねば食べられない鶏、ここまで行く価値のある鶏と言われる人気店。
今回紹介している鹿原は山ろくを作った大将の店なのだ。山ろくを息子さんに譲ったが、どうしても飲食店をふたたびやりたいということで鹿原を始めたのである。しかし目の前で営業するとは・・・
山ろくに来た人は僻地まで来ただけに、鹿原に入ろうとは思わないだろう。だがしかし、鹿原が山ろくの元店主かつ元店主の父親の店だと知ったらどうだろう。入ってみたくなりはしないか。
店内に入ると中田英寿のサイン。平成26年9月1日に来店している。中田は尊敬する人の1人だが、こんなところまで足を伸ばしているとは!!!恐るべし。
メニューが破格。テール以下は刺身なのだが、地鶏テール、ハラミ、せせり、石割、ささみが一皿216円。悶絶する価格設定。
店主と1時間以上話したのだけど、お客さんがわざわざ来るためのガソリン代や時間を考えるとこの価格が適正なのだと言う。考え方にポリシー、いや、生き様を感じた。
激ウマ!!!感動する。
レバ刺しはごま油に塩が美味過ぎる中で、他の刺身にゆず胡椒が合う。幸せになる。
ホルモンやらもご馳走。鮮度抜群の地鶏は最高である。
地鶏定食もおいしい。米も店主がご自分で育てており、肥料を通常の5倍~10倍あげて無農薬で作る等のこだわりご飯。はっきり言ってめちゃくちゃおいしい。卵かけご飯はどやばい!!!
団子汁の団子を採り出したら形にこだわりがあった。最近の進化だそうな。
いろいろお話を聞かせてくれた店主とパシャリ。
そのうち有名になる人気店となるでしょ。
熊本県民、福岡南部在住の方、早めに行っておいた方がいいよ。
ちゃお!
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