三十路になる僕が田舎暮らしを始めることにした理由

僕が田舎暮らしを始めることにした理由

広がる空、きれいな空気、虫の声、草の香り・・・

何を求めて田舎暮らしを始めたいのか。

東京という世界有数の大都市に7年ほど住んで感じたのは、「土」がないこと。圧倒的に「土」が足りない。

逆に、東京にあったものは「人」。圧倒的な「人」が刺激をくれる。

どちらを面白くできるのか?

東京に土を運んでくることはできないけど、田舎に人を呼ぶことはできるのではないか。それこそが、今の田舎に求められていること。

田舎に面白い村を作りたいので仲間を探しています

僕は自然が好きだ。

自然の中をベースに、面白い生活環境を作り上げる。挑戦するなら今かもしれないと思い始めたのは、去年のことだ。

もっと年を取ったらって言うけど、いつやるのよ?

三十路になる僕が田舎暮らしを始めることにした理由

「将来的には」という言葉を使うと、いろいろなことが叶わなくなる。

田舎暮らしをしてみたいとずっと思っていたが、人生の後半で良いと思っていた。そんなうちはアンテナが張りきれていないもので、情報に対する貪欲さに欠ける。

世界一周を終え、今後なにをしていくか考えていく中で、過去を振り返った。20歳で自転車日本一周、25歳で自転車世界一周、と5で割り切れる年齢のときには挑戦していた自分に気付く。

30歳になる年にも何かしようと考え始めた。

2回目の自転車日本一周というアイディアがあった。10年前と日本は何が変わったのか、自分自身も10年の時を経て何が変わったのかを確かめる旅。

田舎で暮らす面白い人にインタビューしながら、日本を今一度見てやる。そういう気持ちだった。

そんな中で「田舎暮らしを前倒しして始めてしまう」というアイディアを検討したとき、もっともっとわくわくした。ここで始めて地方移住に対して真剣になったのだ。

田舎暮らしをしようかな、くらいから、いつ?どこで?どうやって?どんな?と極めて具体的な問いに向き合い、30歳になる今年に田舎暮らしを始めることにした。

将来的には、なんて言ってられない。やりたいことは増えていく一方なのだから、どんどん前倒ししていかないと間に合わない。

決めてからは猛スピードで動き始め、2014年4月(今月)から田舎暮らしを開始する。

地方移住や田舎暮らしがしたい人向け:仕事や定住支援のための情報サイトや本

田舎暮らしの適正が自分にあるのか試す

定年後に田舎暮らしを夢見る人は多い。しかし、実際に移住してみて肌に合わず、都市へ戻っていく人が多いことを知った。

50歳から田舎暮らしを考え、10年間はたらきながら準備。そして定年を迎えて夢がかなったとき、それが楽しくないというのは悲劇だ。

そういったリスクを避けるためにも、さっさと田舎暮らしを始めてみて、本当に自分は田舎に住めるのか確かめたいと思った。

また、田舎に刺激的な仲間を集めていきたいのだが、それには時間がかかる。「面白い村を作る」という夢まで考えると、そろそろ始めなければ間に合わない。

まずは自分が住んでみて、何ができるか模索せねば。動いてナンボである。

六本木ヒルズじゃなくて愛知県新城市に住むよ

東京ミッドタウンと迷ったけど、六本木ヒルズに引越してヒルズ族になることにしたので遊びに来てね!!というエイプリルフールネタを投下したけれど、愛知県東部の新城市に住むことにした。

なぜ新城市に選んだのかはまた別で書くけれど、「狩猟ができる」というのは1つの大きなポイントだった。

鹿やら猪やらを次の冬から狩る予定。ジビエ肉のパーティーするよ!!

みなさん、東京から2時間なので是非遊びに来てね。

三十路になる僕が田舎暮らしを始めることにした理由 (2)

田舎暮らしをはじめて5年が経ちました

2014年の三十路のときに当ブログを書いた。時は経て2018年になり、田舎暮らし5年目となる。

新城市を気に入り、新城市で宿をはじめた。

古民家宿タカハウス

三十路のときに移住を決断してほんとうによかった。彩りのある生活がはじまり、色あせていない。

田舎暮らしは刺激にあふれているよ。

新城市を移住先に選んだ理由

愛知県新城市に移住した理由
地域おこし協力隊員に応募した理由

自給自足の本

おすすめの本を紹介しておきます。

田舎暮らしを本気で考えている人へ!「完全版 自給自足の本」のわくわく感がすごい

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4 件のコメント

  • こんにちは!
    いつもブログツイッター楽しく読ませて頂いてます。はじめはマンガ好き繋がりだったんですが、わたしはゆるいベジタリアンで東京に住んで5年ですが、自然とともに生きるのがいいなあと近年何と無く感じていて、今年から市民農園にチャレンジしよう!というタイミングでこちらの記事だったので、なにか通じるものがあるなぁと思ってはじめてコメントさせていただきました。
    たかひろさんは理想をすぐに体現される行動力が本当に、素晴らしいです。
    もともと名古屋出身なので、愛知にすまれるというのもちょっと親近感でした。
    パイオニアとしての道はなかなか険しいこともあるかもしれませんが、応援してます!( *`ω´)
    わたしもなにか参加出来ることがあれば参加したいです。

    • こんにちは!!
      マンガから入って、こちらの記事で初コメントなんですね。いろんなこと書いている意味が出てきて嬉しいです。
      市民農園いいですね。引越さなくても、やれることはいっぱいあると思います。東京に住んでいる頃、僕は週末にアウトドアばかりやっていました。
      愛知も東の方に行けば、かなりの自然が広がっていることを、今回の縁で知りました。
      名古屋からも関東からも比較的アクセスがいい場所を選んだので、良かったら遊びに来てください。イベントも立てて行く予定です。

  • はじめまして。私も30歳の時に
    東京から四国の山の中に移住して来て、もうすぐ9年です。
    年々、都会での生活に戻れなくなっています。
    動けるうちにやりたい事をする 大切ですよね。

    私も移住を考えている人の為にリアルな田舎の事情をブログに書きました。
    田舎暮らしを始めたい方の参考になればと思います。

    • はじめまして。
      その記事を30歳のときに書き、3年と半年ほどが経ちました。
      田舎暮らしは面白く、いまだ飽きる気配はありません。
      都会の生活に戻れないですね。

      ブログ、読んでみます。
      コメントありがとうございます。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    管理人のたかです。1984年4月20日生まれ。不動産会社での開発業、自転車世界一周、地域おこし協力隊を経て、愛知県新城市の古民家で宿泊事業をはじめました。SNSでフォローしていただくと最新記事を読むことができます。よろしくお願いします。