ヒトミちゃんとケイちゃんがキャンプ地探しをするときに驚いていたこと。
「えっ!?こんなところを入って行くの??」
彼女らは僕のブログを見ていたらしいけど、テントを張っている場所の写真しか掲載していないので、テントの場所までの道のりは想像以上だったようだ。言われてみれば納得だったので、一体どういうところにテントを張っているのか紹介しようと思う。
僕はキャンプ場でない場所にテントを張ることがほとんど。その際は安全のため人目につかないところを選ぶようにしている。逆に目立つところに張ることで襲われないという考えもあるのだけれど、そちらの経験はほとんどない。どうにも落ち着かない気がするし、キャンプが好きな理由の1つが静寂だからだ。
第一の条件は道路から見えないところ。夜にテント内でライトを付けると目立つので、まずは道路から見えるのを避ける。第二の条件は車で来れないところ。万が一襲われたときに相手の傍に車があると厄介なので、基本的には車ではアクセス出来ないところに張っている。大通りからあまり車が通らなさそうな舗装されていない小道に入り、そこから木々の死角に潜りこむことが多い。基本的に、まず人が来ないようなところに張っている。
○サンプルキャンプ地1

奥の木の向こう側に道が走っている。ここに張ると木々の隙間から見える可能性がある。

もっと奥へ。

その先がここ。開けており平坦だったので、なかなか良い場所だった。

翌日の朝ごはん。
○サンプルキャンプ地2

走ってきた道から崖を登った。

崖を登ったところから数十m奥。

○サンプルキャンプ地3

キャンプ地から出てくるときの写真だけど、この森の奥深くに潜った。

木々の隙間に張った。

ご飯を作っている様子。

この日の夕食はカレー。

焚火は煙で場所がばれるので滅多にやらない。これは朝方に女性陣が寒いというのでささっと起こした火。

彼女らが火で温まっている間にラーメンを作る。朝ごはんは僕の仕事だった。
○サンプルキャンプ地4

走ってきた道から草むらへ。

草むらでは道から丸見えなので、そこから森へ入った。

テントを張った場所。

テントを畳むところ。

上を見上げると風で揺れる木々が万華鏡のようだった。

きのこがいっぱい。
○サンプルキャンプ場5

メインロードから未舗装路へ入った。

そこから森の中へ。

道から見えないところまで進む。

キャンプ場はこんな感じ。

相変わらずきのこがいっぱい。

朝日が差し込んだ様子は神秘的だった。

この日も朝に焚火。
キャンプ場は上記のような感じで探している。ヨーロッパは背が高くて隙間の多い木々で成り立つ森が多いので、結構奥まで入り込む必要がある。夜になると蛍が飛んでいることが3回に1度くらいあり、数が非常に多いのでロマンチックであった。蛍の種類が日本と違うのは新しい発見だった。
ヒトミちゃんとケイちゃんもキャンプに慣れるにつれてその楽しさを知ってくれたようで、帰国前には「森に帰りたいね」なんていう言葉が出ていた。キャンプっつうのは楽しいのである。
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