メキシコはティファナをスタートし、バハカリフォルニア半島を走った。最終的にはメキシコシティからキューバへ飛んだ。
メキシコのルートは上の写真の通りである。
メキシコのタコスがおいしい件
メキシコで最も一般的な食の1つであるタコスのスが複数形のーsだということをご存じだろうか。
とある屋台で隣にいた30歳台後半と思われれる髭面の濃い顔をしたおっさんが、1つのタコを下さい、と言っていたとき、単数の場合はタコなのかと気付き妙に不思議な感じがした。
バハカリフォルニア半島では屋台を含む飲食店の多くがタコス屋であり、その他でホットドッグ屋や海に面した町ではセビチェ屋がある。
タコスの値段は1個70円ー100円くらい。本島はもっと安いらしい。
この本場のタコスが今まで日本、オーストラリア、アメリカで食べたものとは別格で激ウマなのだ。僕は店に入って食べるよりも屋台でつまむ方が性に合っているため気に入っていて、大抵の屋台はむさくるしい親父が作っている。
上の写真はおばちゃんが店で作っているもの。
お皿が袋に包まれているのがみそで、袋を捨てれば洗う必要がないため水を使わなくて良い。屋台で重宝する工夫。
メキシコのタコスとは、米かとうもろこしから作られるトルティーヤと呼ばれる生地の上に細切りに刻まれた牛肉が載る。
その上にトマト、タマネギ、バジル、アボガドソース、チリソースがかかり、ライムをかけるのが基本形。
これらの他にケバブを作る肉や魚やえびのフライを主にしたものやキャベツ、焼きねぎ、豆、チーズを載せたり、マヨネーズやケチャップをかけたりと店によって様々。
それらが口の中でぶわっと広がり絶妙なハーモニーを奏でる。いくつもの層になった具材が顔を出したり引っ込めたりすることで、奥行きのある味わいが生み出される。
同じ具材を使っているように見えても食べてみると全く違うものだったり、同じ店で食べても具材のバランスによって異なるタコスになるので飽きが来ない。町に着くとまずタコス屋を探してしまう。
少年が作っている屋台のタコス。手際が非常に良く、味のレベルも高かった。
炭火で肉を焼いているところも多く、美味。
この焼きねぎが絶品!
豆入りもたまに見かける。食感が変わり面白い。
タコスにサボテンを入れるところもある。ネバネバしていて不思議な味。
メキシコはすでにお気に入りの国なのだが、それにタコスが一役かっていることは間違いない。ビールと合わせて食べると生まれてきて良かったと思うのだ。
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タコスメッチャ好きだわ!
アメリカのタコベル(FF店)が日本にないと知ったときのショックといったらもう・・・
なんとかして俺にそのタコス食わせてくれ!