「使命」とは「命を使う」と書く。
使命を持ち、授かった命を社会のために使う人に出会った。
刺激を受け、感じたことがあったので筆を取りたい。
青年会議所(JC)の名古屋会議でもらった熱
JCの名古屋会議のパネルディスカッションに、パネラーの1人として呼ばれた。
・【無料】愛知学院大学でパネルディスカッションします【2019年2月9日】
「どのような存在が、地域に希望を描くのか」
というタイトルで、「求められるリーダー像」と「社会を変えるということ」についてパネルディスカッションをした。
その相手の1人が、伊勢谷友介さんと立ち上げたリバースプロジェクトの代表である龜石太夏匡さん。
もう1人が、名古屋にアニメ業界を立ち上げようとしているヨーヨーヨースケさんだった。
この2人が、まさに自分の命を社会のために使っている人で、楽屋での熱弁からパネルディスカッションでの討論含めて、大いに刺激を受けた。
使命を持って生きる2人に対して、僕はエンジョイ勢でいいのかな?と感じたのだ。
志を持つ生き方
高校生の頃の僕は、人工知能を作って社会を良くしたいとか、日本の教育業界を変えたいとか、そういった志があった。
今は志というほどのものはなく、楽しく生きる大人を増やしたいという気持ちでいる。
それは「大人になりたくない」という子どもたちに出会ったから。
原因は、彼らの周りに楽しそうに生きている大人が1人もいないこと。子どもたちが「大人になりたくない」と言う社会は、それを言わしめている大人に責任があると感じた。
そこに問題意識を持っているので、まずは自分が楽しく生きる大人であること。さらには楽しく生きる大人が1人でも増えること、は大事にしている価値観。
自分が楽しい周りも楽しい、そういったイベントを開催する根幹には、上記の問題意識がある。
しかし、僕が使命を持って生きている人間かと問われれば、そうではない。
エンジョイ勢という生き方
使命を持って生きる人間の対立項は、エンジョイ勢だと考える。
エンジョイ勢は自分が楽しく生きることに主眼を置く人たちで、社会のために命を使うわけではない。
どちらが優っていて、どちらが劣っているという話ではない。
世界が楽しく生きる人で溢れたら平和になるはずだし、結果的に良い社会が生まれる。
自分の幸せのコップが溢れたときに他の人に幸せを与えられるという話は、間違っていないと思う。ならば自分の幸せが多くなるように生きるエンジョイ勢は、結果的に社会の幸せの総量を増やすであろう。
生き方の優劣ではない。
エンジョイ勢である僕が、使命を持って生きる人たちに刺激を受けたのは、熱量にある。
圧倒的な熱量
龜石さんも、ヨースケさんも、圧倒的な熱量を持っていた。
それは志を持つが故の熱量なのではないか、と感じたのだ。
「人類が地球に生き残るためにはどうするべきか?」という活動を持続可能なビジネスという仕組みにしていく龜石さん。
「名古屋にアニメ業界を立ち上げ、声優を目指す若者を育てる」という活動に取り組むヨースケさん。
楽屋で彼らの熱量を浴び、パネルディスカッションでも彼らの熱量を浴びた。
いいなぁ、と単純に感じたのである。
かつてないほど楽しかったパネルディスカッション
パネルディスカッションが本当にパネルディスカッションだったのは初めてだった。
何度かパネルディスカッションのパネラーをやったことがあったけれど、1つの質問に対してパネラーが1人ずつ答えていく形式しか経験したことがなかった。
3人がマイクを持って雑談のように好きなタイミングで話す、というまさにパネルディスカッションだったのは、逆に新鮮だった。
非常に楽しく、もっともっと話していたかった。下の写真のように心の底から笑ってしまうパネルディスカッションは珍しい。
講演やパネラーをやると、逆に勉強になる
2019年2月は青年会議所の名古屋会議でパネラーをやらせていただいた。
その1ヶ月前の、2019年1月は新城で講演をさせていただいた。
登壇を求められて話すと、逆に得るものが多い。いつもそう思う。
お声がけいただき、ありがとうございました。1,000人規模ははじめてで、良い経験になりました。
話す仕事は好きなので、依頼をお待ちしています。
・面白い生き方、キャリア
・ボードゲームの世界
・しょぼい宿の経営術
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・ブログで稼ぐという世界
上記に関連することを話せます。良かったら仕事ください。
講演の依頼はお問い合わせからメッセージ、またはSNS等で連絡をください。
ちゃお!
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