どーも。新城市を盛り上げる委員会代表の自然人タカ(@viatortaka)です。地域おこし協力隊をやっています。
11月15日の読売新聞に新城市の記事が掲載された。
・若者の視点で政策提言 新城市 条例制定へ
愛知県東部の中山間地に位置し、人口減少に悩む新城市は、若者の視点で政策提言をしてもらい、予算化につなげる市独自の「若者条例」案を12月議会に提案する。若者の定住を促進し、人口減少に歯止めをかける狙いがあり、内閣府の担当者は「若者を支援する施策に特化した条例は全国的にも聞いたことがない」としている。
市によると、条例案では若者の意見を政策に反映させる仕組みとして、10歳代後半~20歳代の20人程度の若者で構成する「若者議会」を設置。市長の諮問機関と位置付け、提案された実現可能な取り組みには市が予算を計上する。
まちづくりなどに取り組む若者グループを支援するほか、市民に対しても、活動に協力するよう求める。条例は来年4月の施行を目指す。
同市の人口は約4万9000人で、ピークの1985年から5000人余り減少。民間研究機関「日本創成会議」(座長・増田寛也元総務相)が今年5月に発表した「消滅可能性都市」の中に入った。
若者政策は、現在3期目の穂積亮次市長の選挙公約で、三浦彰・市民自治推進課長は「若者の定住と移住が進んでくれれば」と期待を込める。
市によると、若者がまちづくりにかかわる仕組みを設けた条例は、金沢市の「学生のまち推進条例」があるが、全ての若者世代を対象とするのは珍しいという。
相模女子大の松下啓一教授(地方自治論)は「若者の居場所と出番のあるまちにすることが、人口減少の歯止めにもつながるはず」と話している。
2015年に設置予定の若者議会については、若者政策ワーキングのメンバーが内容を煮詰めている。
「女子高生を行政に参加させるためにJK課をつくった福井県鯖江市の試みが先進的!」というエントリー内で若者ワーキングについて紹介した。高校生から大学生、若手社会人が参加して喧々諤々と議論を行っている。
新城市の若者が行政に参加する流れが生まれたのは、世界ニューキャッスル会議。ニューキャッスルとは新しい城、つまり新城のことで、世界の新城市が集まる会議があった。
世界の新城では若者が行政に参加するユース議会という仕組みがあり、それを知った新城市の若者が動き出したのだ。
・若者が行政に参加する仕組み:ヨーロッパのユース議会と山形県遊佐町の少年議会
これからの新城市の注目である。
ちゃお!
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