経済学部を選んだにも関わらず経済学に熱心になることができなかった僕は、大学3年時にようやくビジネスに関わろうと思い直す。初心忘れるべからずである。
そんな折に保手濱彰人(以下ほってぃさん)と出会い、一緒に東大起業サークルTNKの立ち上げを行うことにした。起業に興味はあるが、起業するほどの力と熱意のない学生たちの集まりという、いかにもサークルらしい枠組みだったと思う。
ビジネスマンを招いて勉強会をしたり、五月祭でカクテルバーを出店したりというところから始まった。試行錯誤をするうちに出版の話がきて本を書かせてもらったり、講演会を企画したりと活動の領域が広がってゆく。
ほってぃさんが「ほりえもんのカバン持ちをする学生」に選ばれてガイアの夜明けで放送されてホットティー株式会社を起業。ホットティーはもちろんほってぃから来ている。僕も創業当初はホットティー株式会社に関わっていた。
・ホットティー株式会社 (英文社名) HOTTEA,Inc.
そして高橋飛翔(以下飛翔)がTNK二期の代表となる。手探りで模索していたサークルの活動をまとめあげて持続性を備えさせた。その飛翔は在学中にヴォラーレ株式会社を起業し、2013年8月20日には約1億7500万円の資金を調達。現在はIPOを目指している。
・ヴォラーレ株式会社
・高橋飛翔 総理大臣になって欲しい男(ヴォラーレ株式会社 代表取締役)
1期メンバーの鈴木一平(以下一平)は株式会社じげんでIPOを目指している。ベンチャー企業の経営に携わっているということで、一平も起業家である。
・株式会社じげん
・一平が載っているデザインのコンペ案件の記事
TNKにいるときに出会った中で現在もっとも有名なのは与沢翼(以下翼)である。在学中にファッション×ITの会社を興したが、今は違う方向性で有名になっている。久しぶりに翼に会って話したいと思うけど、忙しそう過ぎて声をかけづらい。
ビジネスサークルではなくて起業サークル
2005年当時、ビジネスサークルというものはあったが起業サークルという名称をつけているものは見かけなかった。それにも関らず起業サークルTNKとしたのには、起業家を輩出するサークルにしたいという想いがあった。
熱意のみを持った学生だった僕ら。その中からほってぃさんや飛翔といった起業家が現れたことを誇りに思う。起業のほとんどが失敗すると言われる世の中で、会社を存続させ続けているだけでもすごい。
存続で言えば、創立メンバーとして関わったTNKが今も続いていることもすごい。そう思っているところで、後輩から10周年記念式典の案内が来た。
これは行かねば!
そんな経緯で東大起業サークルTNK10周年記念式典に参加したのである。
会場はヒルトンホテル。びっくり!
ここで創設者の保手濱彰人の言葉を引用しよう。
「TNKが設立されてから10周年とのことである。私の記憶が確かならば、設立は2005年4月であったため、引き算のルールが変わったのかと、学習指導要領を見返したくなる気分だが、時空を超えて先取りできるのはさすが最先端を行く組織、TNKだと理解した。この調子なら、おそらく5年以内には20周年も達成できることだろう。」
面白いムービーがいくつも流れる。
司会の腕前は確か。
大勢のなかで、1期メンバーはおっさんである。残念!!
集まったメンバーは総勢100人!!!!
TNK10周年記念式典動画
TNK10周年記念式典オープニングムービー
「10周年おめでとう」ムービー
「Who is the Best Prince in TNK」
レース「TNK記念」
TNKが輩出している起業家
後輩と話していくと、起業している人はそれなりにいる。全員と話せたわけではないが、感覚的には7人に1人くらいだろうか。
株式会社Gunosy(グノシー)創業者 福島良典
まさかgunosyの創業者がいるとは!?
思わず使っていることを伝えると、みんなに言われますだとさ。サービス提供者冥利に尽きるのではなかろうか。以前に友人がgunosyで僕の記事が流れてきたことを書いた。
・Gunosy(グノシー)が興味ある記事を毎日運んでくれる。精度高いヨ!
サービス利用者兼TNKの仲間として、応援しているので頑張って欲しい!
・株式会社Gunosy
・Gunosyのサービス
・Gunosyインタビュー記事
株式会社Pluto(プルート)創業者 業天亮人
Plutoという会社名を聞いたときにピンとこなかったけど、家で改めて調べると知ってたよ。スマホやパソコンからテレビやエアコンなどを操作できるようになるサービス。こちらもTNK出身という驚き。
・株式会社Pluto
・Plutoのサービス
TNK出身の創業者へ
なんで僕や私のことが載ってないの、と思ったアナタ。掲載するので連絡ください。
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