「ようことひろの自転車ぐるぐる世界旅」のお二人が帰国

ついつい読みこんでしまうおすすめの自転車旅ブログベスト3 !!!で紹介したことのある、ようことひろの自転車ぐるぐる世界旅。4年9ヶ月の時を経て、2013年7月5日に2人は日本へ無事帰国した。

ようことひろの自転車ぐるぐる世界旅

世界一周に出発する前から好きだったHP。デザインも文章も写真も素敵すぎるし、情報量も多くて本当に素晴らしいのだ。このブログがもう読めないと思うと残念である。

旅の終わりで感じること

ようことひろの自転車ぐるぐる世界旅のブログの2013年7月15日にアップされた「5年の旅が終わる日」には、驚くほどに実感が湧かないと書かれていた。

5年の旅が終わる日、私は何を感じ、どういう気持ちでいるのだろう。
ゴールをサンティアゴ・デ・コンポステーラに選んだ日から、いや、この旅のゴールをどこにしようかと話し合い始めた日から、いつも気持ちのどこかで「終わりの日」のこと意識した。

峠を登るのも最後、野宿するのも最後と何かにつけ最後を意識して、事あるごとに「ほれ私よ、どう思う?」と問うてみるものの、特別何かを感じることもない。
終わってほしくないから考えないようにしているという訳でもない。
自分でも驚くほどに実感が湧かないのだ。
湧かないだけにセンチメンタルにもならない。
最後のほうはもっと寂しい気持ちになって、涙涙しながら走ったりするのだろうかと思ったのに、
ゴール当日も「ああ、今日で走るのも最後なんだ。」と気持ちを盛り上げてみても、結局いつも通りの感情しか湧いてこなかった。

僕は最後の場所に喜望峰を選んだのだけれど、同じく実感がわかなかったという言葉を使っている。

実際、今回の旅で行きたかった場所にはほとんど行くことが出来た。もちろん行き残した場所はあるんだけど、それはまた今度でいいかなって。全てを一度で巡る必要はない。訪れた場所に関しては大満足だし、素晴らしい出会いも数多くあった。命にかかわる事故もなかった。大満足なのだ。

そんな風に思いながら、13日の昼頃に喜望峰へ到着。感慨深くはあったんだけど、あまり実感がわかなかった。

5年の旅が終わる日」の最後の締めくくりは

さあゴールした。
そしてもうスタートしてるんだ。

となっている。

僕が喜望峰に行ったときのブログに、

終えることは次へ進むことであり、次へ進む覚悟がようやく決まったというところか。

自転車旅のゴールを迎え、夢のような時間の幕は閉じようとしていた。次のステージへの希望をもらったような気がしたんだ。

なんとなくだけれど、近しいことを感じたのかもしれない。

4年9ヶ月の旅は無事でなによりです。おつかれさまでした。

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