ここを南米大陸の締めの場所にして良かった。チリの首都サンティアゴから西に約3700kmのところにある島はモアイで有名なイースター島。荒々しい海に囲まれた緑輝く島に流れる空気は独特のゆったりしたもので、その空気に身を委ねていると時間を忘れ、食べる、散歩する、寝る、といった営みの繰り返しで十分だと感じる。
7泊8日の滞在期間を取った。
イースター島に行った旅人は言っていた。
「3泊あれば十分だな。」
こういう意見もあった。
「1ヶ月あっても足りないよ。」
前者は観光名所を回って満足するタイプ。後者は旅が生活に近づいているタイプ。ゆるい感じで旅を続けてきた僕は、その中間かな、という感触を得ていた。立ち去るときは少し物足りないくらいがちょうど良いと思っている中、7泊8日という期間はベストに近かったように思う。もう少しいたいけど、なんだかんだ満喫したよな、って頃合い。
イースター島は大きくなく、観光名所自体は1日あれば回れてしまう。島の全周が60kmくらいで、回る手段は車が主流のよう。その他で自転車、なかには徒歩という猛者もいるらしい。僕は一応自転車乗りということで、自転車で1周することにした。サンティアゴの宿に自分のチャリンコは置いていったので、現地でのレンタルマウンテンバイクでぐるりと走った。
物価はチリのサンティアゴの3倍くらいの水準となっており日本に近い。貧乏旅行者としては先人のアドバイスに従い、食糧と酒を買い込み本土より持参した。大量の手荷物を持って飛行機に乗り込んだ。結局イースター島で買ったものはなく、宿代と自転車レンタル代のみしか使わなかった。
島ではテントで過ごした。テント持参で1泊4000ペソ(約800円)。
この標識は世界でもイースター島にしかないのでは?少なくとも渋谷では見なかったように思う。
南国チックな様子。島に町は1ヶ所しかない。
穏やかではない海岸。孤立した島という感じがする。
目を止める色と形。どことなく人工的な雰囲気。
降水量が多いためか緑が豊富で、その中に咲く花は美しい。
この島の緑は明るかった。高い木が少ないためだろうか。雨季に入っていたためどんよりとした空の日も多かったが、暗い印象はない。
晴れた日の海は爽快の一言。すっきりした青にしびれる。
イースター島の記事
・[チリ]イースター島
・[チリ]イースター島 ~釣り~
・[チリ]イースター島 ~モアイ編~
・[チリ]イースター島 ~その他~
美しい島だよね。私も行きたいなぁ
そういえば、イースター島では昔々森が多くて、人もいっぱいいたけど、
何かがあって、森も、人もが突然なくなったって話を聞いた。
その話は本当かどうかわかりますか?
それとも、夢で見たか・・笑