SEO事業の会社の社長をやっている友人からのアドバイス。
「ブログ記事のタイトルを検索ワードに引っかかるように変えた方がいいですよ！」
SEO関係の情報で、タイトルは大事！というのはよく目にしていた。新しく書く記事のタイトルは工夫するようになっていたけれど、過去記事のタイトルを変えて効果があるのか不明だったし、その時間があるなら新しい記事を書いた方がいいと考えていた。
しかしSEOで食べている友人からの一言であり、昨年末に過去記事のタイトルを一挙に変更した。1000記事くらいあったので想像以上の時間がかかったけれど、その結果・・・
オーガニック検索トラフィックが倍増した！！！
青い線が2014年1月1日以降。オレンジの線がそれ以前。なんと倍になっている！
おそろしやタイトル。むしろgoogleはタイトル大事にしすぎだろ・・・。
検索されるタイトルのつけ方
このブログは自転車世界一周の機に始めた。検索されやすいタイトルなど考えたこともなかった。旅の最中にどんなタイトルをつけていたかを紹介すると
・三度の飯より・・・
・星空の下で走る
・奇跡の再会
といったもの。検索されそうなワードではない上、仮に「三度の飯」で検索してきたユーザーが喜びそうな内容の記事ではなかった。
そういったもののタイトルを変えていった。ブログの内容を読み返し、それにふさわしい検索ワードを考えた。例えば以下のもの。
「人を疑ってしまう自分」みたいなタイトルだった気がするけれど、内容が国境の街の宿情報でもあったので、「ロッソ 安宿」で検索してきた人に良いのではないか考えてタイトルを変更した。結果は予想外で、「セネガル 治安」という検索ワードで上位表示されるようになった。
旅の記事だと地名や固有名詞を入れると結構良い感じ。特に海外の有名どころでない場所は、ネット上に情報が少ないので自分の記事が上位表示されることがある。検索回数も少ないのだけれど、塵も積もれば山となるわけで検索流入が倍増したのだ。
Yahoo/Google関連キーワードツール
タイトルをつける際にすごく便利なのがキーワードツール。検索エンジンでキーワードを入れたときに出てくる組み合わせの単語を調べることができるのだ。例えば「セネガル」と検索エンジンに書くと、
セネガル 治安、と出てくる。つまりその単語を組み合わせでタイトルに入れておけば引っかかりやすいということ。キーワードが思い浮かばなかったときに重宝する。
タイトルをつけるテクニック
GoogleやYahooで検索されたときに表示されるのは全角30文字前後。そこで興味を惹けるかが勝負。
「要チェック！人に嫌われないために気をつけたい7つの行動」
といった、始めにインパクトがある文言をもってきて、数字を入れて、方法でまとめるみたいなテクニックはあるけれど、それよりもタイトルを見て期待した人が内容でがっかりしないように付けるのがいいと思う。
過去記事の場合は内容が先にあるので、どんなキーワードで検索した人が喜ぶかを考える。キーワードツールをうまく使いこなし、さくさくとタイトルを変える。時間をかけすぎるくらいなら、新しい記事書いた方がいいしね。
本日の学び
ブログのアクセスを増やしたいとき、検索エンジンは比較的安定したアクセス流入先となる。
過去コンテンツのタイトルを見直すのは、新しいコンテンツを書くことに投資するよりもアクセスが増える可能性がある。特に今までタイトルに気を使っていなかった場合はより効果が高い。
ためになるブログ運営本
ブログ運営本では以下の3冊がおすすめ。
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良記事ですね！
ところで年末～1月上旬を境に何もしてなくてもアクセスが激減したり激増した例が多々ありました。
これはグーグルの大規模アップデートによるものです。
SEO業界では周知の話題なので、詳しくはSEO事業のご友人にお聞きください。
一般的にクエリを意識したタイトル変更は効果的なので、もし別のサイトをお持ちでしたら、そちらでも実験されるといいと思いますよ。
グーグルウェブマスターの検索クエリ画面ではグーグルのアップデートタイミングが表示されるので、併せて使われると便利です。
検索からのアクセスが倍増したのは、グーグルの大規模アップデートの可能性もあるということですね。
検索ワードを見ていると、タイトルを変えたためだと思われるものが多々ありますので、タイトル変更の効果はあると感じています。
グーグルウェブマスターの検索クエリ画面チェックし、SEO事業の友人に話を聞いてみます。
情報ありがとうございます！