どーも。愛知県新城市の活性化を応援する会代表のタカ(@viatortaka)です。
2016年の世界新城アライアンス会議に参加している。場所はカナダのクラリントン。かつてニューキャッスルをいう名であった都市である。
NO1.2の記事でも多少触れたことだが、1つの大きな驚きは日本の新城市が非常に感謝されているということ。世界新城アライアンス会議では”Shinshiro”という言葉には尊敬の念がこもっており、新しい城という名の都市でつながるきっかけを作ったことに対して敬意が払われていた。
・1.世界新城アライアンス会議とは?実は”ふるさと創生一億円事業”が始まりだった!
・2.世界新城アライアンス会議@カナダクラリントン市に潜入レポ!
アメリカ含む欧米ではスタートアップ(新しいものを作り出すこと)を行う人、言い換えれば0から1を作る人が尊敬される。日本人は1から100にすることが得意と言われたりするが、こと新城会議にあたっては日本人が0から1を行った。それを行った国として頻繁に紹介されるし、扱いは丁重である。
肌でそれを感じたことは大きな収穫。新城アライアンス会議の提唱国であることは、新城市民は誇りに思って良い。2018年が新城アライアンス会議発足から20周年であり、日本の新城で開催することが予定されている。そこでの振る舞いは問われているし、同時に敬意を払われている立場であることを関わった人は強く感じるであろう。
穂積亮次新城市長がこう書いている。
1998年にスタートした世界新城会議。最初6カ国のニューカッスルが参加して交流が始まりましたが、当時を知る人によれば、その後こんなに長く続くことになるとは誰も思っていなかったといいます。
確かに名前が同じというだけのつながりで、特に継続を保証する物的基盤や政治的パワー、あるいは経済的実利が備わっていたわけではありません。
参加都市も中小自治体がほとんどです。
しかしその後曲折はありつつも持続し、かつ参加都市を増やしていくというありそうもない展開を進めてきました。
参加各都市個々の交流もそれぞれに行われました。
本市をとってみても、スイス・ヌシャテルとの間では高校生の相互交流が継続していますし、南アフリカに救急車を寄贈したこともありました。
懸案であった事務局体制も前回会議以降ニューカッスル・アポンタイン(イギリス)に置かれることになり、定期的なニュースレターの発行、ウエブサイトやフェイスブックの運営が図られました。
その事務局メンバーの奮闘により、今回のカナダ会議には、これまでで最大の12カ国からの参加を得るにいたりました。
名前が同じというだけのつながりで、特に継続を保証する物的基盤や政治的パワー、あるいは経済的実利が備わっていたわけではない。当時を知る人によれば、その後こんなに長く続くことになるとは誰も思っていなかった。
そんな中で交流を続けて18年目となり、新城会議だけでない繋がりが発生している。このような繋がりこそ、現代社会における重要な縁だと感じる。
学生時代の友人は貴重だというメッセージの意味は何か?社会に出ると立場が明確になり、出会いにも有益無益、立場の上下関係というものが存在してくる。そこが親密になるための1つの障壁となり得る。学生時代の”お互いがまだなにものでもないとき”の友人というのは、利害関係で繋がるわけではない。だからこそ貴重なのである。
この新城という繋がりが学生時代に出会った友のような繋がりとは言わない。しかし”市”といった集合体において、利害ではなく始まる繋がりは余計に貴重であるように思う。ただ名前が同じだからつながった。継続を保証する物的基盤や政治的パワー、あるいは経済的実利が備わっているわけではない。実利がないならば不要だよねではなく、だからこそ大切にしよう、といった考え方をしたい。他国の新城市もそう思っているからこそこの関係性を続けているし、参加国も増えてきているのだと思う。
そしてこれからの会議が実利をより生んでいくようにするためのものとなるはず。そうしていきたいよね。
世界新城アライアンスカナダの写真画像
日本の若者とカナダのスクールバス。
ガイド付きのまち歩き!
世界新城アライアンス会議@カナダクラリントン – Spherical Image – RICOH THETA
上は夕食前のカナダ国歌斉唱時の全天球カメラ画像。ぐりぐり動かせるし、拡大縮小もできるよ。
・リコーの360度全方位撮れる”全天球カメラシータ”が超絶おすすめ!【レビュー】
一日のスケジュールが終わったあとは反省会をして夜が更けていくのである。
ちゃお!
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