去年、冬山デビューした。残雪期の3月に天狗岳に登ったのだ。
美しい景色と、過酷なテント泊が良い経験となった。
・渋の湯を起点に北八ヶ岳の天狗岳を一泊二日の初心者コースで雪山登山！(2013年3月冬山テント泊)
もう一度くらい雪山に登っておこうと、5月の木曽駒ヶ岳を日帰りでアプローチ。その2回が雪山経験となる。
・木曽駒ヶ岳雪山登山！名古屋から日帰りで中央アルプスにアクセス可能！
雪山用の登山靴に投資した以上、コンスタンスに登りたい。2014年の一発目は厳冬期の赤岳に照準を合わせた。
2月の赤岳を1泊2日のテント泊で登る
八ヶ岳の最高峰である赤岳は標高が2889m。ずっと登ってみたかった山の1つ。まさか厳冬期に初挑戦するとは思わなかった。
今回のテーマは
「雪山での快適なテント泊」
2013年3月天狗岳のときのテント泊が寒すぎたので、今回は幾つかの雪山テント泊要の装備を購入して挑んだ。その結果、快適な睡眠をえることができた。
お金をかければ快適な睡眠が得られる。そういう世の中なんだな。
そんなわけで、今回のテント泊に持っていった装備を紹介。
冬山・雪山の快適なテント泊登山装備
寝るときに超重要な寝袋とマット、テント内で寝るまでも含めて重要なダウンジャケット、ダウンパンツ、テントシューズをまとめた。
厳冬期用ダウンシュラフ マムート
厳密には以下のリンクのものではないが、自転車世界一周のときにロサンゼルスのREIで購入したマムートの寝袋を使った。もう4年以上つかっているので、へたってきている。それでも温かい。
サーマレストのエアマットとキャプテンスタッグのフォームマット
雪の上に寝ることになるので、マットの厚さは重要。前回はエアマットだけで寒かったので、今回はキャプテンスタッグのフォームマットを追加して重ねた。2000円を下回る価格はコスパ良し。
2枚重ねたところ、下からの冷気は感じなかった。
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メスカリート(MESCALITO)のダウンジャケット
前回はユニクロのウルトラライトダウンジャケットを持っていったのだが、寒くてしかたなかった。やはりそれなりのものを買わねばと購入したのがメスカリートのダウンジャケット。圧倒的格差を感じた。温かい。
ナンガのダウンパンツとテントシューズ
前回ダウンパンツとテントシューズがないことで、テント内で起きているときも、もちろん寝るときも、下半身が冷えてしかたなかったので購入。あるのとないのでは快適度が全くちがう。
ナンガのダウンパンツは軽量で温かさもちょうど良い。テントブーツの方はやや冷えを感じたが、やはりソックスのみとは次元がちがう。
赤岳の場所とアクセス
茅野駅からバスが出ているが、今回はスタッドレスタイヤの車でアクセスした。美濃戸口の駐車場(1000円)に止めたが、奥の美濃戸山荘まで行っても良かった。地味に距離がある。
・茅野駅から美濃戸口へのバス
厳冬期の赤岳の写真画像
名古屋から車で向かう。早朝3時起きだったので、栄養ドリンクで乾杯して出発！
天気よし！
LOVEという書き込みを発見！
赤岳鉱泉のアイスクライミング。
山小屋の売上に貢献。
火を通した肉野菜を油多めで冷凍したペミカン。
今回はクリームシチューにしたのだ。
お湯を入れるだけでつくれる便利なアルファ化米。
日本酒は北秋田。
4時起きで朝食。
行者小屋のキャンプサイトのテントたち。小屋は土曜のみ素泊まり営業していた。
素晴らしすぎる景色。奥にはアルプスが全山並ぶ。
赤岳頂上山荘。
赤岳のてっぺん！！
下山。
わかんをつけて新雪の上をラッセルしてみた。
下山後は河原の湯へ。浴槽は1つしかなかったものの、400円の割には内装がよくて満足！
予定スケジュールと実際のコースタイム
行者小屋泊の予定スケジュール(※歩行時間は山と高原地図コースタイムを約1割増し計算)
○2月22日
6:40-7:18 <茅野駅～美濃戸口>
7:35-8:55 歩行時間70分+衣類調整10分<美濃戸山荘>
8:55-9:05 きゅうけい
9:05-10:00 歩行時間55分+衣類調整10分<堰堤広場>
10:00-10:10 きゅうけい
10:10-11:20 歩行時間70分<赤岳鉱泉>
11:20-11:50 きゅうけい+アイスクライミング見学
11:50-12:55歩行時間65分<行者小屋>テント泊
○2月23日
5:00-6:00起床、朝食、出発準備
6:00-7:10歩行時間60分+衣類調整10分<文三郎尾根コース>
7:10-7:20 きゅうけい
7:20-8:20 歩行時間60分 <赤岳>
8:20-8:40 きゅうけい+写真タイム
8:40-9:40 歩行時間60分
9:40-9:50 きゅうけい
9:50-10:20 歩行時間30分<行者小屋>
10:20-11:40 テント撤収
11:40-12:30 歩行時間50分
12:30-12:40 きゅうけい
12:40-13:40 歩行時間60分 <美濃戸山荘>
13:40-13:50 きゅうけい
13:50-14:50 歩行時間60分 <美濃戸口>
赤岳鉱泉泊の実際のコースタイム
○2月22日
7:40-8:17 八ヶ岳山荘 → 美濃戸山荘
9:10-10:05 美濃戸山荘 → 堰堤広場
10:38-12:00 堰堤広場 → 途中休憩 → 赤岳鉱泉
○2月23日
6:05-6:47 赤岳鉱泉 → 行者小屋
7:00-8:40 行者小屋 → 赤岳頂上
9:10-10:16 赤岳頂上 → 行者小屋
10:25-11:00 行者小屋 → 赤岳鉱泉
12:00-12:40 赤岳鉱泉 → 堰堤広場
12:50-14:32 堰堤広場 → 八ヶ岳山荘
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