奇跡だと思うのよね。出会いを含めたすべてが。
タケと知り合ったのは6年前に就職活動をしていたときだ。ウマがあったので連絡先を交換し、年1~2回のペースで会っていた。東京で会うことがあれば、愛知で会うこともあった。
僕が世界一周へ旅立つ前にも会った。「絶対遊びに行くよ!」という言葉を放ったタケ。彼が来ないとは思わなかったけど、絶対来れるとも思わなかった。想いがあっても現実的に難しいことはあるから。
旅を続けている間に合流の話が何度かあがった。タケが長期の休みを取れそうなときに連絡をくれたのだ。お互いの都合が合わずに話は流れたのだけれど、その時点で僕は十分に嬉しかった。なぜなら「遊びに行くよ!」と言ってくれた友人の中でも、いつどこで合流しようかという話までいく人はほとんどいない。
しかし、最後の最後でタケが遊びにきてくれることになった。しかも、超ド級の経験をできるところで。
2011年の1月にヨーロッパのスペインからモロッコへ向かっているとき、「来年の1月~3月にキリマンジャロに登ります。その時期が乾季になるのでシーズンです。一緒に登りませんか?」とツイッターでつぶやいた。誰もこないだろうというつぶやきに対して、まさかの連絡をくれたのタケ。そこからはトントン拍子に話がすすんだ。
そうして僕らは一緒にキリマンジャロに登ってサファリを楽しむ10泊11日を過ごした。海外、しかもアフリカ大陸で合流する。キリマンジャロやサファリという濃密で極限の時間を一緒に過ごす。この時間こそが僕らの心の繋がりを随分と深めた。気の合う友人から、これからの人生でいろいろなことを企画し、遊び、一緒に楽しんでゆく仲間へと昇華した。
[タンザニア]キリマンジャロ8 頂上の手前で感極まるに書いたとおり、「キリマンジャロに登りに来たわけじゃなくて、タカヒロに会いに来たんだ。キリマンジャロじゃなくたって良かった。」というタケの言葉は一生忘れないだろう。
そして、タケの結婚式に呼んでもらった。
すべてが奇跡だと思うのよね。就職活動で出会って関係を続けてきたのって僕にとってはタケだけ。そのタケから結婚式に呼ばれるまでの仲になったのはキリマンジャロを一緒に登ったから。そこでのタイミングが合ったのもそうだし、そもそも世界一周に出ていなかったらここまで濃密な時間を過ごすイベントには巡り会わなかったように思う。
細い糸を手繰り寄せた感がある。
その結婚式では知り合いが一人もいなかった。そりゃ、そうだよね。就職活動で繋がって以来、会うときはいつも2人だった。共通の友人がキリマンジャロに一緒に登ったリリーとミっちゃんくらいしかいないのだ。その二人が来ていなかったので、誰も知らない。
結婚式、披露宴、二次会、と知り合いゼロ。なのに二次会の乾杯の音頭は僕だった。無茶ぶりからの乾杯をしたけれど、それを労ってくれる友人おらず。ぽつーん。
こんな風に書くと楽しめなかったみたいだけど、知らない人と話していくうちに数人と仲良くなり、結局三次会まで参加。最終的には友人の輪が広がって、非常に充実した、幸せいっぱいの一日となった。
知り合いゼロの結婚式は、もうないような気がする。
披露宴では新婦の席に座ってみた。
胴上げされるタケ。
二次会はワンピースネタがいっぱいだった。司会はジャンゴとケイミー。
ジャンゴ!!
僕は赤紙バギー海賊団のシャンクスだった。
ついついジャンゴの衣装借りちゃったよ!
薬剤師のタケから、カップルエースという薬剤いただきました!笑
いざというときって・・・
ちなみにこういう結婚式・ブライダル・ウェディング等のプチギフトはまんぞく屋で作れるみたい。面白いな~。
婚活ブーム
婚活やってるよ!っていう友人が増えてきた。そういう年頃になったんだって気付くよね。
コメントを残す