プラハより南西約100kmに位置するピルゼン(plzen)はピルスナーウルケルというビール発祥の地。ちなみにplzenは日本語だとプルゼニュだそう。そこで飲んだピルスナーウルケルはいまのところ人生で一番美味いビール。ここを外してチェコは語れない。
そもそも僕はピルスナーが何かをよく分かっていなかった。ちょっと調べてみると、、、
wikiのピルスナーの解説では
ピルスナーとは、チェコのピルゼン地方を発祥とするビールのスタイルの一種である。淡色の下面発酵ビールであり、ホップの苦味を特長とする。現在、世界中で醸造されているビールの大半はピルスナースタイルである。
wikiのピルスナーウルケルの解説では
ビールの種類としては下面発酵(ラガービール)に属する。ピルスナー・ウルケルはコクが強いが、ラガービールよりもアルコール濃度は少なく、一般的なピルスナーよりもホップの苦味が強い。ホップが風味の重要な要素であり、また、軟水が醸造に利用されている。
All About の解説の一部を引用すると
1842年、ついに黄金色に輝くピルスナー・ウルケルが誕生。今でこそ、私達のビールのイメージは淡黄金色ですが、当時のビールは褐色や濃褐色だったため、黄金色に輝くビールを目にした当時の人々はとても驚嘆したそうです。
この土地で育つ大麦とホップが、非常に高品質であったこと。そして、ピルゼンの水が、ヨーロッパでは珍しく、カルシウムの含有量やアルカリ度の低い軟水で、ラガー酵母との相性がぴったりだったこと。この2つの要素が世紀の大発明につながったことは、後になって分かったことです。しかし、当時の時代背景を考えれば、これこそ、良いものをつくりたいという職人気質が生み出したビール。最高品質のピルスナー・ウルケルが誕生したのは、美味しいビールを造りたいというピルゼンのビール醸造職人たちの熱意の賜物です。
背景知識はこのくらいで充分かな。伝えたいのは、ビール好きはいつかこの聖地に訪れる必要がある、ということ。兎に角、美味い!
チェコでは500mlの生ビールが20~25コルナ(100円~125円)で飲める。しかしチェコ内でも高級なビールとされるピルスナーウルケルは30~35コルナ(150円~175円)する。っていずれにせよ滅茶苦茶安い!!財布は気にせずがんがん飲めるのだ。サイクリングの休憩はバーでビール一杯ってのが当然のようになっていた。自転車漕いだ後のビールは5割増しなのよね。ほんと素敵な国。
ピルスナーウルケルのビール工場を紹介。
入り口の様子。
工場見学ツアーの英語バージョンは2時間に1回くらいだった。
ピルスナーウルケルバスで移動。
トイレの案内の背景がビール!
工場内の様子。
始めてのビール工場。
ちなみにカメラ持ち込みは有料。
行程表なり。
地下はかなり寒い。
最も楽しみだったビールの試飲。いや~美味しかった!
敷地内にはこんなものも。
併設されていつレストランに行ってみた。
えらく賑わっていた。
ソーセージとグラーシュを頼んだ。美味しい。
一応全種類のビールを堪能。
無ろ過のピルスナーウルケルを飲めるレストランがあるというので行ってみた。それはビール博物館に併設されているNA PARKAUというレストラン。店のHPはこちら。
黄金に輝くビールが美しい。
料理の味もGOOD!
無ろ過のやつは0.5lで37コルナのもの。
最後にピルゼンの街の写真を2枚。
ビール好きには是非訪れて欲しい街である。ご堪能あれ。
ピルスナーウルケルが飲める店のエントリー追加
・もやしもん8巻で紹介されていたピルスナーウルケルの生が飲める東京近郊の店
コメントを残す