ブタペストの昼の陽気に包まれた賑やかな街が気にいったと書いた。21時頃から暗くなり始める、しっとりと盛り上がる夜のブタペストを徘徊して、街に惚れた。オープンカフェでくつろいでいる人の数は昼と変わらなく多い。オペラ館の前にはお洒落に着飾った人々が優雅に歩いている。その横を颯爽と走り抜ける自転車。ライトアップされた趣のある建築物は美しく、街の佇まいには落ち着きと安心がある。人々の呼吸し、街の鼓動を感じた。
ライトアップされた街を見渡せる中では漁夫の砦がおすすめ。僕はここからの夜景が最も気にいり、最終日の夜にトカイワインを持って再び訪れてしまった。5泊した内の3泊は夜景の中を数時間は散歩した。飽きることはなく、もっともっと滞在したかった。昼に散歩して街を気に入る。夜に徘徊して街に惚れる。ブタペストとは、そんな街。
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