ブダペストはアンダンテという日本人宿に泊まった。アルゼンチンで会ったポン・カオリ夫妻が管理人をやっているから。南米で出会い、海を渡ってユーラシア大陸で再び会う。その間に1年半の期間を経ている。お互いが顔を合わせたときからずっと旅を続けていなければ出来ないことで、数少ない長期の旅仲間ならでは。懐かしさで胸がいっぱいになった。
宿で一服した後、早速街を歩き回ることにした。ブダペストは東欧の中で真珠と言われるくらいに美しいと讃えられている都市。宿を見つけるまでの道中でその片鱗をすでに見ていたので、随分と楽しみだった。
重厚な建築物が腰をすえて立ち並んでいる中で胸を張って歩く人々。驚くほどに存在しているオープンカフェはどの店も混みあっている。強い日差しを遮るためのパラソルの下で昼間からビールを片手に団欒している姿は、優雅という言葉が相応しい。
至るところに用意されている公園とベンチが閑散としていることはなく、くつろいでいるハンガリー人たちの表情はおだやか。日本の花見シーズンのように芝生の上でパーティーをしていたり、木陰の段差に座って本を読んでいる人もいる。この雰囲気、いいなあ。
自転車での移動にちょうど良いサイズの街だからか、サイクリングが盛ん。ロードバイクが主の中、古風な洒落た自転車をときどき見かけたりして面白い。日が21時以降まで照っている6月は人々が最も活動的になる時期なのだろう。街に活気が溢れていた。
歴史を感じる街の中を歩き回り、一息いれたくなったらベンチで休む。通り過ぎるハンガリー人を眺めたり、本を読んだり。散歩するには最高の街だと思った。
再会の乾杯。
再会初日の夜ご飯は手羽先。
滞在中の夜ご飯はほぼ毎日シェアして食べた。この日はハンバーグ。
ハンガリーでお寿司屋さんをやっている方からの差し入れ。久しぶりに食べた寿司は涙が出るくらいおいしかった。
ブダペストで一番大きな市場。
街を歩く。
マックの時計すらお洒落に思う。
宿で出会った人らとお散歩。
信号がナイス。
お金をかけずに楽しめる環境がある国は、豊かだと思う。
日本のお花見シーズンで見られる景色があった。
街を一望。
ハンガリー料理。手前がビーフシチューのようなグヤーシュで、左奥がパプリカとチキンを煮込んだパプリカチキン。どちらも日本人の舌に合うように思う。
白ビール。個人的には普通のビールの方が好き。
宿で出会った仲間と乾杯。数人で食べに行くといろいろ食べられるのがいいね。
○後日書き加えたブダペストの夜景についてはこちら
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