トマト農家の研修を受け始めて4ヵ月目。気が付けば7月中旬である。桃太郎トマトに関するエントリーは1ヶ月ぶり。
・[桃太郎トマトの育て方]防虫のためのラノーテープの使用方法
4月に接ぎ木苗の植え、5月はトマトの間引き、ハサミの移動、ラノーテープ張り等を行った。
6月は
・ビニールハウス内で蜂を放つ
・収獲
が主な作業だった。
ビニールハウスにハチを放つ
受粉はスプレーでも行うのだけれど、6月上旬にハチを放つことも始めた。上記のような箱を設置したあとは、ビニールハウス内をハチが飛び回っている。
さしてくるハチではないので安心。
トマトの収穫時期
愛知県新城市作手地区のトマト農家では、6月下旬に1番下の段(一段目)のトマトの収穫が始まった。収獲時期は忙しいのだけれど、喜びがある。
いくつか気づきがあった。
・予想以上に青い段階で採る
・食べられるけれど売れないトマトの数が膨大
少し赤みが出てきたものは収獲する。出荷してスーパーに並ぶまでに赤くなるからである。
収獲時に赤いトマトは、販売時に柔らかくなってしまうのだ。
上の写真が採り損ねて赤くなったトマト。一番食べごろだが、これはもう出荷できない。
ちなみに、めちゃくちゃおいしい!!!
1つ1つ磨き、不備がないかチェックする。
売れないトマトはかなり多い。上の写真はわかりやすく黒くなっているが、黒い部分がちょっとでもあると売れないのだ。そこを取り除けば食べられるので、ジュースにしたりする。
また、形が悪かったり、筋が多かったりするものは、何をすることもなく食べられるのだけれど、出荷はできない。味はまったく同じである。もったいない。
下段のトマトの下側を見て赤くなっているかを判断するので、なかなか辛い姿勢の作業。
トマトに合わせて収獲していく必要があるので忙しい。
農山漁村文化協会
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