新城市の各家庭では、戦後くらいまでは機織り機を日常的に使っている人がいたようだ。
「先日まで機織り機が倉庫に眠っていたけれど、組み立て方がわからなくて燃やしてしまった」といった話を聞く。
そんな折に、作手歴史民俗資料館の裂き織り体験教室にて機織り機を使わせてもらえるイベントを知った。
裂き織り体験の写真画像
機織り機。
いらなくなった布を裂いてバッグなどを織ることができる。
織りBABAの会の講師、菅沼先生の指導を受ける。
糸を左から右に通し、次は右から左に通す。
足を踏みかえると縦糸が交差する。横糸を一回通すごとに縦糸を交差させるのだ。
横糸を通すたびに手前にトントンと押し付ける。横糸が敷き詰められていく。
繰り返す。
タイを訪れたときに、カレン族が機織りしていたことを思い出す。
だんだんと言葉少なくなっていく。表情は真剣そのもの。
木製の歯車。
縦糸切らないように糸切りばさみの歯が反りあがっている。
縦糸がゆるんでしまい、調整中。
細い横糸を使うと上の写真のような織物ができる。
僕は黄色の横糸を選んでみた。縦糸が入ると鮮やかな黄色が落ち着いた感じになる。
体験教室のメンバー。
2014年の体験教室は6月、7月にまだ行われるので参加したい方は是非。
2014年の作手歴史民俗資料館の裂き織り体験教室の日程
第3回 6月21日(土)・28日(日) 各日 午前10時~11時半
第4回 7月20日(日)・21日(月) 各日 午前10時~11時半
第5回 7月26日(土)・27日(日) 各日 午前10時~11時半
参加費・定員・お問い合わせ申込先
体験教室1回につき、一人300円。
定員は6名までで、申込の連絡先は0536-37-2269である。
場所と地図と住所
〒441-1414 愛知県新城市作手高里縄手上35
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