飛騨古川の里山オフィス「末広の家」にメディアキャンペーンで泊まった。
・飛騨古川の古民家:数寄屋づくりの里山オフィス「末広の家」に泊まってみた!
その際にちょっとした企画を立てた。末広の家や、飛騨古川について知ってもらうために僕以外の方にも記事を書いてもらおうというもの。人それぞれ感じ方が違うはずなので、多様な視点が得られるはずだという試みである。
第二弾は25歳前後のOLによる飛騨古川古民家オフィスの体験レポである。女性目線ではどうだったのだろうか。
埼玉から新潟・富山経由で行く飛騨古川レポ
「飛騨の古民家に泊まってみないか」というお誘いをいただき、去る3月21日~23日、行ってみました、飛騨古川。滞在したのは「里山オフィス」末広の家。
1日目
朝7時、飛騨に向かうべく、埼玉の自宅を出発。
目的地飛騨古川までのアクセスは、車以外では電車利用と、高速バス&電車乗り継ぎという2つの選択肢があり、わたしは電車で行きました。
埼玉から電車での飛騨へのルートは、 名古屋まで新幹線で行って、そこからローカル線に乗り継ぎかな、なんて思っていたのですが、乗換検索で推奨されたのは、なんと 大宮→越後湯沢(新潟)→富山→飛騨古川 という謎のルート。予想外。でもおもしろい。
道中、外の景色は完全に冬。
景色を楽しみつつ電車に揺られること5時間強。飛騨古川に到着。
滞在する末広の家までは駅から徒歩10分ほど。
家は数寄屋造りとのこと。数寄屋造りとは何ぞや、と思っていたら、茶室風のつくりのことだそう。なるほどたしかに、床の間や 欄間、戸板といったところまで、繊細なつくりが施されていました。
生活するのに必要な設備についてはほとんど揃っています。台所には調理器具、食器類、基本的な調味料もあって、もちろんお風呂もあるし(しかも檜風呂)、ドライヤーもあるし、洗濯機までありました。
洗濯機は2泊3日では使わなかったけれど、1週間くらい滞在する利用者にとっては荷物少なくて済むから便利なはず。
写真は中庭。大きなガラス戸でちゃんと室内に光が入ります。
雪だるま出現。
夕方、1泊目のメンバーが全員揃ったところで夕食の買い出しへ。徒歩圏にスーパーも酒屋もあるので便利。
夕食はこたつを囲んでもつ鍋。そしてその後に飛騨の地酒で酒盛り。いろんなことを語らいつつ、途中コンビニにお酒とおつまみを買い足しに行ったりもしつつ、宴は夜更けまで続いたのでした。
2日目
9時頃起床。さむい。布団出るのに勇気が必要でした。
この週末は、ちょうど蔵祭りというイベントをやっていたので行ってみることに。
地元の渡辺酒造が蔵開きをしていて、中を見学でき、そして日本酒の試飲もできるという素晴らしい催し。何種類も飲み比べて満喫し、その後は街中を散策。
白壁の土蔵と瀬戸川。
酒屋さん。
飛騨といえば、さるぼぼ。
なぜか散見されたジブリキャラ。ロボット兵とカオナシが…
街を散策後、一旦家に戻り、午後の時間に何をするか作戦会議。せっかくなので2階のホワイトボードのある部屋を使ってみました。
白川郷に行ってみたかったけれど、時間が足りず却下。もろもろ調べてみて、飛騨古川でサイクリングすることに決定。
自転車は駅前のタクシー会社でレンタルできました。1時間200円也。
末広の家も、先に散策した土蔵街も駅の西側だったので、今度は反対の東側へ。西側は比較的家屋が集まった街でしたが、東側には田んぼや畑の多い、のどかな風景が広がっていました。
冬の気配の残る、つーんとした空気と、暖かい日差しと、この田舎の風景。リフレッシュ!きっとまた別の季節に走ってみても気持ちいいんだろうな。
1時間ほどサイクリングを楽しんだ後、2泊目のメンバーが合流。
そして夕食の買い出しに。今度はすき焼き。昼の蔵祭りで調達した日本酒を飲みつつ、ここでは詳しく書けない話題で盛り上がり、この日も楽しく長い夜になりました。
3日目
朝は、やっぱりさむい。じっとりさむい。
数分間のためらいの後、布団から這い出し、身支度をして、帰るために荷物をまとめ、しばらく談笑して、名残惜しさを感じつつ、午前には飛騨古川を出発。帰りも電車。来る時は雪だったけれど、帰りはきれいに晴れ。
さよなら飛騨、また会う日まで。白川郷には行けなかったし、他にまだやってみたいこともあるからきっとまた来ることでしょう。
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