箱根駅伝の季節が今年もやってきた!
1月2日の往路を終えた段階で、僕の母校である早稲田は2位。1区が17位で厳しいスタートとなったが、2区~5区で盛り返した。明日1月3日の復路に期待したいところ。
箱根駅伝を見ているうちに、一度は自分でコースを走ってみたくなった。とはいえ108kmを走る体力などないので、自転車で行くことに。それはもう遡ること9年前になるけれど、2004年の2月に箱根駅伝のコースを自転車で駆けたのだ。箱根駅伝を見ていたら懐かしくなり、その写真を改めて見返してみた。
箱根駅伝チャリ
読売新聞社前からスタート!
たすきの重みは味わえず。
花の2区の重要ポイントの権太坂。
海辺に出たあとの風が今年は強かった!
5区の最高地点。ここから下ったあと、もう一回少し登るのがいやらしいのよ。
もうゴールは近い。
東京箱根間往復大学駅伝競走往路ゴール。
駅伝を讃えて。
いい景色なり。
自転車ではなくて、駅伝を!
自転車で走ったとはいえ、駅伝をやってみたかった。たすきの重みを味わいたかった。ずっと心に秘めていた想いを現実にしたのは、自転車で駅伝のコースを走った5年後の2009年。僕を含めた12人のメンバーを集め、たすきをつないだのだ!
駅伝選手ではない素人集団なので、実際の箱根駅伝のように8時にスタートして14時に到着などできない。6時にスタートして、往路のみを12人のメンバーでたすきをつなぎ、箱根に到着したのは17時過ぎだった。
企画者特権で僕は5区の後半部分を走り、ゴールのあと胴上げしてもらった。そのあとはみんなで箱根に泊まり、翌日の午前中に解散した。
企画名は「勝手に箱根駅伝」。当日に帰ることもできるし、2日あれば十分なので週末の土日で楽しめる。走ることが好きな仲間がいるならおすすめだ。
そのときは往路を12人でつないだのだけど、個人的に嬉しかったことがある。僕は2009年の2月に「勝手に箱根駅伝」を企画し、11月に世界一周へ旅立った。そのときのメンバーの1人が2010年に復路を企画したのだ。年をまたいで、読売新聞社前までたすきを繋いでくれた。
実際の箱根駅伝は1月2日と3日の2日間でたすきを繋ぐけれど、僕らの企画では2年かけてたすきを繋いだ。それもまたいいじゃないか。
無駄に全部そろえた。細部にこだわることで、企画が活きてくると信じて。
朝6時に読売新聞社前で作戦会議。僕は監督、兼、最終ランナー。
走る人には自転車を先導させた。自転車の役割はルート案内と連絡係に安全確保である。
車3台使って12人が移動。次にたすきを受ける人と自転車で先導する人がスタンバイできる状態になるように各人のスケジュールを組むのが大変だった。
車道を規制してくれるわけではないので、歩道を走る。歩道橋を何度も渡ったりして、走る距離は実際の駅伝よりは幾分が長い。
まとめ
箱根駅伝チャリは、初日は箱根湯本で一泊。翌日に箱根の山を登って、静岡の三島側に下った。一泊二日。
勝手に箱根駅伝は、初日に箱根までたすきをつないだ。その日に帰ることもできたけれど、みんなで箱根に一泊した。一泊二日。
どちらの企画も週末にできる。箱根駅伝が好きなら一度はやってみるといいかも。より楽しく見れるようになること間違いなし!!
箱根駅伝関係のおすすめ本
黒木亮のことは「巨大投資銀行」や「アジアの隼」や「トップレフト」といった、経済系の小説の著者として知っていた。「冬の喝采」をプレゼントされ、黒木亮が早稲田大学生として箱根駅伝に出場したことを知る。瀬古と同世代で陸上部に所属しており、そのときのエピソードをノンフィクションで綴っている。非常に面白い一冊。
冬の喝采
言わずもがな、現早稲田陸上部の監督である渡辺康幸。彼の育成方針が記してある。
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駅伝のアツい漫画
駅伝の漫画の名は「奈緒子」。この漫画を読んで、たすきを繋ぎたくなった。面白い漫画ランキングでも2位にした大好きな漫画。
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風が強く吹いている
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