「宝石の煌き(スプレンダー)」というボードゲームは2014年のドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされ、2014年の日本ボードゲーム大賞(投票部門大賞)を受賞しました。
対象年齢:10歳以上
レベル:初級~中級
プレイ時間:約30分
宝石の煌きはボードゲーム宿タカハウスでもっとも人気のゲームです。宝石の煌きを夜通しやり続けて朝を迎えた人は数え切れません。
面白さのエッセンス以外を極限まで削ったシンプルで奥深いゲーム性が魅力です。
宝石を集めて買うことを繰り返していきますが、ゲームが進むにつれて買い物がしやすくなっていきます。
純粋に買い物をする喜びがあり、買い物上手がゲームに勝つ設計がされています。分かりやすいルールとレイアウトが初心者に優しいです。
カタンの開拓者のレビューでボドゲデビューはカタンがおすすめと書きました。
カタンが面白かった人が次に購入すべきは宝石の煌きです。
宝石の煌きとは?
宝石の煌きとは、宝石を集めてカード買っていくゲームです。カードの点数が高いプレイヤーが勝者となります。
12枚のカードが並び、5種類の宝石を使って買っていきます。カードには宝石の購入コストを安くする効果があり、カードを買えば買うほど購入が簡単になっていきます。
上の写真の左からサファイア(青)、エメラルド(緑)、トパーズ(黒)、ルビー(赤)、ダイヤ(白)となっています。
5種類の宝石と5色(※宝石に適合)のカードがあります。カードの左上に点数、左下に購入コストが記されています。
サファイアのカードを買うと、ゲーム中はずっとサファイアのコストが1安くなります。例えば上の写真の一番右にはダイヤのカードが2枚あるので、ダイヤが必要なカードを買うときに2枚安く済みます。
・カードを買う
・カードをキープする
宝石の煌きでは手番でやれる3つのアクションがあります。
基本的には「宝石を集める」→「カードを買う」→「宝石を集める」→「カードを買う」を繰り返します。
どのカードを買ってきたかにより、人それぞれお買い得なカードが変わってきます。
例えばサファイアのカードを集めてきた人にとって、サファイアがたくさん必要なカードはお買い得になります。
どの宝石を集めて、どのカードを買っていくかが問われます。
それに加えてキープという3つ目のアクションがゲームを奥深くしています。
キープとは「場のカードを自分だけが買うことができるようになる」というアクションです。まだ買えないけど、Aというカードがどうしても欲しい!というときに使います。
いつカードをキープするのかがゲームの最重要ポイントと言っても差し支えがありません。
宝石の煌きの面白さはゲームバランスにある
宝石の煌きはカードによって必要な宝石のコストがバラバラです。
同じ2点のカードでも、「トパーズ5つ」で買えるカードと「トパーズ5つ+ダイヤ3つ」で買えるカードがあります。
どう考えてもトパーズ5つで買えるものの方がお得ですよね?
ただし
・カードのめくれのタイミング
・自分が今まで買ってきたカード
・自分が欲しい色のカード
によってどれを買うべきなのかが常に変わります。
場の状況を見ながら、どれが最善かを模索します。
ただ安いものを買えば勝てるわけではなく、いかに効率よくカードを買えるか大事です。
ルビーのカードばかりを集めると強いとき、エメラルドとダイヤのカードを集めると強いときなど、状況や展開によって強さが変わります。
宝石の煌きのルール動画
宝石の煌きのルールがもっと詳しく知りたい、という方は以下のルール解説動画がおすすめです。
再生ボタンをクリックすると動画を見ることができます。
宝石の煌きの拡張
宝石の煌きには拡張があります。
1つの拡張に4つのルールが追加されているのでかなりお得です。
基本版が面白すぎるので、買う必要があるのか悩みましたが、買って正解でした。最近は拡張ばかり遊んでいます。
宝石の煌きの戦略
宝石の煌きの戦略記事を書きました。
良かったらご覧ください。
ボードゲーム宿タカハウス
泊まり込みで宝石の煌きやその他ボードゲームをやりたい!という方がいたら、僕が運営しているボードゲーム宿タカハウスへお越しください。宝石の煌きと拡張版は用意してあります。
その他のいろいろなゲームのインスト(ルール説明)をしますし、直接アドバイスもできます。
ボードゲームをやってみたい友人と一緒に来てもらえると盛り上がると思います^^
宝石の煌めきのおすすめ記事
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