どーも。人生を迷走する会代表のふらふら侍タカ(@viatortaka)です。
「面白く生きる」というテーマは20代30代の若者に刺さるのだと思っていた。
・岐阜白川郷で面白く生きる合宿の講師をしてきたよ。これからの時代の生き方とは?
上記の面白く生きる合宿では40代や50代の方も参加しており、生き方を問うているのは若者だけではないことを知った。僕らが時代の変わり目にいるのは間違いないのだから、年代は関係ないと改めて認識した。
今の時代は激動の時期であり、歴史を遡って例えるならば江戸時代ではなく戦国時代だと考えている。僕は泰平の世よりも戦国時代に生まれた方が楽しそうだなと考えるタイプだが、戦国時代に実際生まれていたらすぐに死んでいたはず。そういった意味で数百年後から見たらきっとかなり面白い時代を過ごしており、この時代に生まれたこと、さらにはその中で日本に生まれたことに感謝している。
あらゆる価値観が変化していき、仕事も同時に移り変わる時代にはチャンスがごろごろ転がっている。同時にそのチャンスを必死に模索できる時期は貴重なのかもしれないと感じることがある。
友人の中には創業した企業を売却したとか、投資がうまく回るようになった、などと言った形ですでに一生困らないお金を手に入れる者も出てきた。
資産がある上に成功者としてのコンサルなどの仕事もあり、ある種リタイア的なポジションにすでに立った。しかしそれが心の底からやりたいこととは違い、むしろ創業期から会社を大きくしていたときのわくわく感や、投資がうまくいくか否かを必死に模索していたときの昂揚感はない。
もう一度新たなサービスを立ち上げたり、面白い投資先を探すといったことは、スーパーファミコンの名作クロノトリガーで言う強くてニューゲームであり、クリアできることは分かっているやつ。本当にそれがもう一度やりたいのか、ということを悩んでいる。
そのような友人を見ていると、生き方をウンウンと悩み、そこには経済的な側面があるからどのような仕事をするか頭を捻り、家族や遊びをそこにバランス良く組み込むといった枠組みがあるというのは分かりやすい悩みだ。
年齢層別の悩み・ストレス原因の内訳図をまとめた方のツイートも紹介しよう。
年齢層別の悩み・ストレス原因の内訳図(2013年)。本日公表された2013年データをもとに作ってみました。ライフステージごとの特徴が出ています。 pic.twitter.com/vUCotZqRyk
— 舞田敏彦 (@tmaita77) 2014年7月15日
年を重ねた先には自分の病気・介護の悩み・ストレスを内訳が大きくなる。ある程度の年齢を超えたとき、おそらく人生のゴールに向けてどう締めくくるかという発想に変わるのだと思う。
そのときにはもう生き方や仕事で悩むというフェーズは終わりを迎えているだろう(別の意味になっている)。
ふとそんなことを考えたとき、面白い生き方を悩む時期は貴重であり、それも楽しもうと思った。
最後に高杉晋作の辞世の句を載せて終わりとする。
ちゃお!
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