どーも。2014年4月に地方に移住した自然人タカ(@viatortaka)です。
田舎暮らしが楽しすぎるので、田舎暮らしマンセーで煽っていこうと思う。
QOLという言葉がある。quality of lifeの頭文字を取った言葉で、ひとりひとりの人生の内容の質や社会的にみた生活の質のことを指す。どれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送って人生に幸福を見出しているかということを尺度としてとらえる概念である。
直訳すると生活の質らしいが、僕の感性だと人生の質の方がしっくりくる。このQOLが田舎に来た方が高まるという話。
僕が東京から離れた理由
先に断っておくと東京が嫌いではない。大学時代から自転車世界一周に出るまで7年ほど住んでいた。東京にはいいところがたくさんあるが、気になっていたのは土がないこと。アスファルトで覆い尽くされた大地から逃げ出すように週末はアウトドアを楽しみに地方へ遠征した。
月から金は会社にいるだけ。月に4度ある週末のうち半分は田舎へ向かった。週末だけ見れば都市と田舎にいることが半々だったのだ。
今は逆である。月から金は田舎で生活をし、月にある4度の週末のうち半分は都市に出ている。週末だけ見れば都市と田舎にいることは半々。
ただ拠点が田舎の方が圧倒的に心地よく、人生の質が高くなった。
ベースとなる生活環境に土がある。その他の自然も溢れている。人間の、いや、動物の本能としてそちらの方がしっくりくる人は多いはず。
ここでジブリの名作「天空の城ラピュタ」のセリフを引用したい。
◆
土に根をおろし
風と共に生きよう
種と共に冬を超え
鳥と共に春を唄おう
どんなに恐ろしい武器を持っても
たくさんのかわいそうなロボットを操っても
土から離れては生きられないのよ
◆
そう、土から離れては生きられない。天空都市ラピュタとは違うけれど、アスファルトで覆われた大地で人は生きられない(のかもしれない)。
人生の質は経済力に比例しない
人生の質は経済力に比例しない。そんなことはだれしもが分かっているが、お金がないと生きていけない世の中だしお金で買える幸せもある。最重要事項にお金が挙がるのは間違いない。
しかしお金で手に入れられないものがあることも、だれしもが分かっている。自然が溢れる場所で生きられるということがどれほどの価値を持つのかは人それぞれだけれども、きっと想像している以上に価値があることだと思う。
子供を持つ友人が遊びに来てくれることがちらほらあるのだけれど、子供の目の色が違う、とか、家の近くだとこんなに走り回らないと言う。そういった本能を大人は理性によって知らず知らずにうちに抑えこんでいるのかもしれない。
都市で暮らし続けると分からないが、気付かないうちに疲弊しているのだ。
田舎に来て気付いたことの1つ。大きなスーパーがなくて不便だ、どこへ行くにも車が絶対に必要で大変だ、スタバが欲しいとかいろいろな不平不満を聞くけれど、東京の電車で見るような人生に疲れ切った顔をしている人がいない。
あのどよーんとした顔は都市環境が生み出しているのではないか。
田舎暮らしを煽るエントリー
最近書いた田舎暮らしを煽るエントリーたち。
・田舎暮らしはお金がかかるのか?僕が収入を何に使っているのかについて
・時代はシンプルライフ!物を持たない暮らしをする僕の考え方
・会社を辞めたい人は月3万円ビジネスを2+4つ準備して田舎暮らしを始めよう!
上記リンク先にも書いたけれど、田舎暮らしは若いうちにして、年を取ったら都市に行く方がいいと思う。
ちゃお!
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