一本の電話があった。
「お客様のクレジットカードが8月にフランスで使われようとした形跡があるんですが、最近海外にお出かけになられましたか??」※1
クレジットカード会社からの連絡である。6月以降は日本から出ていないことを伝え、その後に、カードが手元にあるかといった確認作業を行った。結論は「偽造カードが作られている」ということ。
クレジットカードを何度も使おうとした形跡があったので連絡をくれたようだ。おそらくは犯人が暗証番号を間違え続けたということだろう。お金が使われるところまではいっていない。
偽造カードを作るにあたって、僕のカード情報が抜かれたのはいつなんだろう?そしてどこで作られたんだろう?
フランスに滞在していたのは2011年9月あたりで、約1年前になる。そのときにどこからかカード情報を得て偽造し、約1年のときを経て使われたのか?それとも2012年の6月あたりにアフリカでカード情報を得て偽造し、フランスで使われたのか?
さっぱりわからない。ATMのキャッシングは頻繁に利用していたので、そこからカード情報を得られるならどこでもありえる。クレジット機能を利用したのは月に数回程度で、現地で使うこともあれば、ネットで使うこともあった。
最も気になるのはカードのコピーをとられたこと。たとえばナミビアのウイントフックからケープタウンに移動するときに使ったバス会社のインターケープでは、クレジットカードのコピーが取られたんだよね。
しかし
1 もしお金が使われていて
2 そのときに僕が海外にいたら
どうなっていたんだろう。お金を引き出したのが自分でないことを証明するのって難しい。
もちろんすぐにカードを止めてもらった。日本在住の方は、海外で使うクレジットカードは捨てカードにして、帰国次第止めるくらいが賢明かもしれない。
※1 この言葉は僕の記憶を辿って書いており、正確に再現したものではありません
コメントを残す