最後の楽しみは飛行機だった。今回の便はケープタウン~ドバイ~関西国際空港の経路で、エミレーツ航空なのだ。ネットで調べた感じだと機内サービスの評判が良く、エアライン・オブ・ザ・イヤーなどの数々の賞を受賞している。期待が高まるではないか。
エミレーツは格安航空会社(LCC)ではない。機内食は出るし、お酒だって飲める。にも関わらず値段は約53000円。南アフリカから日本の片道航空券が5万円代前半というところに、空路の価格破壊が起こっていることを実感する。
荷物が30kgまで載せられるのはポイントが高い。自転車を持っている僕としては、それを理由に選んだ面がある。それでもオーバーで、結構な量を手荷物にして背負うことになった。
乗ってみたところ、ご飯は美味しいし、サービスは総じて良かった。楽しみにしていた夜間のプラネタリウムは案外たいしたことなかったけど、十分に満足。南アフリカから5万ちょいで帰れるっていうのは、ホントお得感があるよなあ。(航空券の探し方)
宿で出会ったチャリダーのテルテルが偶然同じフライトだったので、一緒に空港へ。大きめのタクシーで空港まで280ZAR(約2800円)。
季節はずれの台風の影響でドバイから関空の便が計8時間半の遅延。
おかげで朝食ビュッフェがついた。しかし乗り遅れないように朝まで起きていたため、寝不足で食欲なし。
席が隣だったパキスタン人と仲良くなる。2年半の旅が終わろうとしていた。
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