「陸路は常に自転車で」という自転車旅をする人がよく持つ拘りを僕は持っていない。しがらみにとらわれない自由な心を持って「己の喜び」を追求したいと考えていた今回の旅。わくわくする方を選ぶという指針を持っていたものの、自転車乗りとして100km程度の距離でバスを使うのは嫌だ、というちゃちなプライドは捨てきれていなかった。基本的には漕ぐ方針で動いてきたのだ。そうはいっても走り始めたらそれなりに楽しいもので、結果的に満足したことは多い。
そんなスタンスで自転車を漕いでいたのはウガンダまでの話。ウガンダでケープタウンをゴールに定めてからは事情が変わった。時間と資金の関係からケープタウンまでの全路を漕がないと決めたのだ。むしろ出来る限り公共交通機関を使って移動する。本当に漕ぎたいところだけを漕ぐ。それ以外はバスワープで、って。
マラウィ湖沿いの道は楽しかった。首都のリロングウェまでの道はマラウィ湖から離れて100km程度で、標高が500mほど上がる。正直わくわくしない登り道である。今までだったら100kmの距離でバスを使うことはなかった。ただ、事情が変わったのだ。さくっとバスを使って移動してみよう。
サリマ(salima)で事前に自転車込みのバス料金を交渉し、1200クワチャ(約360円)でリロングウェへ。1日半かかると考えていた道が1時間。いや~、楽だわ。バスって偉大。
そんなわけでこれからはがんがんバスを使っていく。リロングウェからザンビアまでは自転車で走り、ザンビアは一気にバスで抜ける。
<Nkhotakota Pottery lodgeからsalimaまでの写真>
これで5000クワチャ(約1500円)。一匹100円いかないくらい。
ブルーフィッシュ。写真じゃ分かりにくいけど青いのよね。
120クワチャ(約36円)。正直びみょ~。
子供たちが遊んでいる。
ズームした様子。
洗濯する母の周りで戯れる子供たち。
バオバブ。
魚定食は700クワチャ(約210円)。こちらのチャンボという魚よりバターフィッシュの方が好き。ンコタコタのH&Mは美味しかったなあ。
サリマの街。中心からやや離れた場所。
フィッシュカレー。これは美味しかった。900クワチャ(約270円)。
部屋の中にテントを張った。だってテントの方が快適なんだもの。
宿の様子。
泊まったのはFuluzo afs resthouse。700クワチャ(約210円)。
使ったバスはこちら。
自転車はこんな感じで載せる。
魚はこんな感じで吊るす。
バスの外のもの売りからサンブサを購入。タンザニア、ケニア、ウガンダから引き続きだけど、飽きないし美味しい。
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